NHKの長寿アニメ「忍たま乱太郎」の第1期のあらすじと有名なOP曲とは?

NHKの長寿アニメ「忍たま乱太郎」の第1期のあらすじと有名なOP曲とは?

NHKで25年以上に渡り放送されてきた長寿アニメ「忍たま乱太郎」。そもそも忍たま乱太郎の最初の方ってどんな内容だった?そして、耳に残るあのオープニングテーマ曲とは?今回は、「忍たま乱太郎 第1期」のあらすじと、有名なオープニングテーマ曲についてご紹介します!


長寿アニメ「忍たま乱太郎 第1期」って、どんな内容だったの?

1993年からNHKで放送が開始されたアニメ「忍たま乱太郎」は、2019年のつい最近まで放送されていたアニメです。

そして、1993年の放送開始以来、第27期まで放送された長寿番組でもあります。

元々は子供のアニメ番組でしたが、その面白さから、大人にも人気のアニメとなりました。

忍者になりたい子供たちの忍者の卵、通称「忍たま」が忍者になるべく忍者の学校に通い、その学校で忍術を学びながらも、いろいろな騒動に巻き込まれたり、敵の忍者と戦ったりします。
その内容はギャグが満載であり、それがこのアニメの見どころでもあります。

また、「忍たま乱太郎」では、第一期から変わらずずっと続いていることがあります。それがオープニングテーマ曲です。このオープニングテーマ曲についても、もう一つの見どころでもあります。

このように、見どころ満載の「忍たま乱太郎」ですが、第27期に渡りこんなに長く続くと、最初の頃の内容を忘れがちになりますよね。

そこで、今回は、長寿アニメ「忍たま乱太郎」の第1期についてお話しすると共に、第一期から変わらず放送されたオープニングテーマ曲についてもご紹介します!

そもそも、「忍たま乱太郎」って、どんなアニメなの?

「忍たま乱太郎」は1993年からNHKで放送されたアニメで、第1期から2019年の第27期まで放送され、そのうちの第1期は、1993年4月から1994年3月までの約11ヶ月に渡り放送されました。そして、第1期は全部で47話放送されました。

元々は、朝日小学生新聞に1986年から掲載された「落第忍者乱太郎」がアニメ化したもので、アニメの方の登場人物は、マンガから比べるとアレンジされたキャラクターが多く、その内容もマンガが割とシビアな内容が多いのですが、アニメの方は誰もが笑えるような内容となっています。

アニメのタイトルでは「落第忍者」ではなく「忍たま」となっていますが、これは当時のアニメの製作の段階で「落第」という言葉がNHKの放送コードに引っかかってしまうため、「忍者のたまご」を略して「忍たま」となりました。

そして、「忍たま乱太郎」の内容は、忍者の家系に生まれた主人公の乱太郎が、友達のきり丸としんべヱと共に、立派な忍者になるべく忍術学園で先生や先輩などから忍術を学びながらも、その過程で起こる賑やかな生活を元にしたアニメなのです。

「忍たま乱太郎 第一期」のあらすじとは?

先ほど、「忍たま乱太郎」の大まかな内容についてご紹介しましたが、ここでは、「忍たま乱太郎 第1期」のあらすじについてご紹介します。

舞台は戦国時代。

代々平忍者の家系に生まれた乱太郎は、一人前の忍者になるべく、忍術学園に入学しました。
そこには、いろいろな思いを胸に入学してきたたくさんの仲間がいました。

その中で、乱太郎と特に気の合う仲間が、戦で親を失くしながらもお金に執着しながら1人たくましく生きる「きり丸」と、大富豪の家で育ちいつも鼻水を垂らしている「しんべヱ」の2人でした。

とりたてて成績がいいとも言えない3人でしたが、同じクラスの友達と共にたくさんの勉強や実地訓練をしたり、頼りになる先輩たちとも一緒に訓練をしたりし、担任の土井先生や山田先生をはじめ、他の変わった先生方や風変わりな学園長に支えられながら、学園生活を送っていきます。

その中で、乱太郎たちはトラブルに巻き込まれたり、宿敵であるドクタケ忍者との戦いなど、さまざまな困難が待ち受けます。

しかし、乱太郎ときり丸としんべヱは、そんな困難をもろともせず、一人前の忍者になるべく元気に修行をするのでした。

「忍たま乱太郎 第一期」のメインキャラクターとは?

「忍たま乱太郎 第1期」には、主人公の乱太郎をはじめ、いろいろな個性豊かなキャラクターが登場します。
そこで、ここでは「忍たま乱太郎 第1期」で登場する、アニメでのメインキャラクターをご紹介します。

まず、このアニメの主人公である「乱太郎」です。
乱太郎は代々平忍者の家系に生まれてきた男の子です。
本名は『猪名寺乱太郎』と言い、年齢は10歳、忍術学園では1年は組です。

乱太郎はド近眼でいつもメガネをかけていますが、とても明るい男の子で、足が早く、きり丸としんべヱのまとめ役です。そして、いつもきり丸としんべヱの2人と一緒にいるので、みんなからは「乱・きり・しん」と呼ばれています。
乱太郎のお父さんは現役の平の忍者で、お母さんは元くの一です。学園では、保健委員をしています。

きり丸は、乱太郎としんべヱといつも一緒にいる男の子で、みんなから「乱・きり・しん」と呼ばれています。
本名は、『摂津のきり丸』と言い、乱太郎と同じく10歳、忍術学園1年は組です。しかし、摂津というのは苗字ではありません。

きり丸は、戦で親を失くし、家も焼かれてしまい、一人でたくましく生きてきました。家がないため、夏休みなどの長期休暇の時には、担任の土井先生の家に居候しています。そして、学校が終わった後はバイトに励んでいます。
お金が大好きで、小銭が落ちる音でどの小銭が転がったのかが分かるという特技があり、落ちたお金を拾うとどんなことをしても離しません。また、「タダ」や「安い」という言葉に弱く、ドケチでいつも金儲けをしようと企んでいます。学園では図書委員をしています。

しんべヱは、乱太郎ときり丸と一緒にいる男の子で、みんなから「乱・きり・しん」と呼ばれています。
本名は『福富しんべヱ』で、乱太郎やきり丸と同じく10歳、忍術学園1年は組です。

しんべヱの両親は町の豪商でお金持ちです。丸々とした体に太い眉毛のしんべヱですが、いつも鼻水を垂らしていて、その鼻水がとても粘着力があるためどんな物もひっつけてしまいます。そのため、その鼻水で仲間のピンチを救うこともあります。
性格はおっとりしていて、とても大食いで食いしん坊です。学園では用具委員をしています。

このように、主人公は乱太郎なのですが、乱太郎と同じくらいメインで登場するキャラクターには、乱太郎の親友のきり丸としんべヱがいるのです。

「忍たま乱太郎 第1期」の有名なサブキャラクターとは?

「忍たま乱太郎 第1期」では、個性豊かなメインキャラクターと共に、メインキャラクターを引き立てるサブキャラクターがいます。
ここでは、特に有名なサブキャラクターをご紹介します。

土井先生は、1年は組の担任の先生で、教科を担当しています。本名は『土井半助』と言います。火薬や兵法に詳しい真面目な先生ですが、1年は組の生徒が個性豊かで言い方は悪いですが頭の良くない子ばかりなので、いつも生徒たちにハラハラさせられ、胃痛に悩まされることがあります。しかし、土井先生は生徒たちを大切にしていますし、生徒たちからも信頼されています。
かまぼこやちくわなどの練り物が大嫌いです。

山田先生は、一年は組の先生で、実技担当の先生です。本名は『山田伝蔵』と言います。火縄銃や変装などの忍術に長けており、厳しくもあり、また優しい先生です。印字打ちの達人でもあります。変装の忍術に長けているせいか、女装の趣味があり、変装を必要とする場合にはどんな時でも女性に変装するという困った癖があります。

学園長は、本名を『大川平次渦正』と言います。年齢不詳ですが、若い頃は天才忍者と言われていました。現在は隠居の身で、とてもいい加減な性格で、歳の割にはすばしっこく、よく先生や生徒に迷惑をかけます。背は低く、白髪のオカッパがトレードマークです。突発的に何かを思いつくとすぐに変わったイベントを開催して、先生や生徒を困らせますが、どんな時でも生徒をとても大切にする先生です。

学園長の側を一時も離れず、学園長のお世話をしているのがヘムヘムです。ヘムヘムは人間ではなく犬で、忍犬です。忍犬のため、任務に支障のない鳴き方を学園長と共に特訓したため、「ワンワン」という鳴き声ではなく、「ヘムヘム」と鳴きます。そして、人間の言葉をしっかり理解しており、「ヘムヘム」と、まるで話をする様に言います。
学園長のお茶だしから掃除、忍術の手伝いをし、時には学園長と喧嘩をしたりします。しかし、普段は学園長ととても仲の良い姿を見せてくれます。また、忍術学園の授業の時間を告げる鐘を鳴らすのも、ヘムヘムの役目です。

最後に、食堂のおばちゃんをご紹介します。
忍術学園の食堂を一手に担う食堂のおばちゃんは、本名も年齢も不詳で、アニメの中でも「食堂のおばちゃん」と呼ばれています。いつも優しく朗らかで、食の面で先生や生徒たちを支えています。しかし、学園長が頭が上がらない存在で、先生や生徒みんなも怖がることがあり、みんなからは「学園最強」とも呼ばれています。
「お残しは許しまへんで〜!」が口癖で、たとえどんな理由があったとしても、学園長や先生、生徒がお残しをすると、すごく怒ります。

このように、「忍たま乱太郎 第一期」のサブキャラクターはまだまだたくさんいるのですが、ここにご紹介したキャラクターは乱太郎達と特に絡みの強い個性豊かなキャラクターなのです。


語り継がれていく「忍たま乱太郎」のオープニングテーマ曲とは、どんな曲なの?

「忍たま乱太郎 第1期」では、登場人物の一人一人が個性豊かで、アニメを見ていてとても面白い内容となっています。

しかし、「忍たま乱太郎 第1期」では、アニメの内容はもちろんなのですが、もう一つ注目してほしい所があります。

その注目してほしい所とは、忍たま乱太郎のオープニングテーマ曲です。

忍たま乱太郎のオープニングテーマ曲は第1期から第27期までの間、歌い手は変わりましたが曲自体ははずっと変わっておらず、一曲のオープニングテーマ曲をずっと放送してきたのです。

では「忍たま乱太郎 第1期」からずっと変わっていないオープニングテーマ曲とはどんな曲なのでしょうか?

「忍たま乱太郎 第一期」からずーっと変わっていないオープニングテーマ曲って、どんな歌なの?その歌詞とは?

「忍たま乱太郎 第1期」からずっと変わっていないオープニングテーマ曲とは『勇気100%』という曲です。

この曲は、当時人気グループだった光GENJIが歌っていた曲です。
そして、第1期から第27期までの間に、同じ曲で歌手が7回変わっています。

では、ここでは、忍たま乱太郎のオープニングテーマ曲『勇気100%』の1番目の歌詞と、心に残るサビの部分についてご紹介します。

『勇気100%
               
がっかりして めそめそして どうしたんだい
太陽みたいに笑う きみはどこだい
Wow wow

やりたいこと やったもん勝ち 青春なら
つらいいときはいつだって そばにいるから 

夢はでかくなけりゃ つまらないだろう
胸をたたいて 冒険しよう

そうさ100%勇気 もうがんばるしかないさ
この世界中の元気 抱きしめながら
そうさ100%勇気 もうやりきるしかないさ
僕たちが持てる輝き 永遠に忘れないでね』


このサビの部分は、特に心に残る部分でもあります。

私たちが生きてく中で、どうしても立ち向かわないといけない事があった時、その事柄が自分にとって初めてな事だった時は、誰もがどうしても尻込みをしてしまいますよね。

そんな時は勇気を出して、立ち向かわないといけません。
しかし、なかなか立ち向かえない時にこのサビを聴くと、なんだか勇気が出てきます。

そして、この曲は、立派な忍者になるべく毎日勉強を重ねている乱太郎たちにも言える事だと考えます。
この曲を聴きながら乱太郎を観ると、乱太郎たちが頑張っている姿が見えてくるような気がします。

今回、ここで挙げた歌詞はほんの一部ですが、とてもいい歌詞だし勇気をもらえる曲なので、みなさんも聴いてみてくださいね。



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