サンリオが“にこにこ、ぷん”のキャラをアレンジする「サンリオデザインプロデュース」を展開することが明らかに!
株式会社サンリオが、NHKで1970年から20年間放送された幼稚園児・保育園児向けの造形教育番組「できるかな」と、「おかあさんといっしょ」内の人形劇コーナーで、1982年から10年間放送された「にこにこ、ぷん」のキャラクターをアレンジする“サンリオデザインプロデュース”を展開することが明らかとなりました。

今年放送開始50年を迎えた「できるかな」と、昨年放送開始60周年を迎えた「おかあさんといっしょ」。NHKの番組で活躍したオリジナルキャラクターをサンリオがデザインプロデュースするのは今回が初めてとなります。番組を見ていた20代後半から30代の女性に向けた商品展開を予定しており、ライセンシー企業を募集しているとのことです。
※「できるかな」「にこにこ、ぷん」キャラクターについては(株)NHKエンタープライズが管理。

サンリオがデザインプロデュースした「できるかな」はこちら!
サンリオデザインプロデュースの「できるかな」はこちらです。身近なものを駆使して作品を披露するノッポさん(高見のっぽ)と相棒のゴン太くん、そして工作するときに使う道具をデザインしました。デザインは、①ノッポさんとゴン太くんの可愛らしさを表現したものと、②クラフトペーパーの上に色数をおさえシンプルに表現した2デザインがあります。

デザイン①

デザイン②
サンリオがデザインプロデュースした「にこにこ、ぷん」はこちら!
ウラオモテ山猫の「じゃじゃ丸」、ふんボルトペンギンの「ぴっころ」、ネズミの「ぽろり」の3人を可愛らしくデザインしました。さらに3キャラクター以外にも番組に欠かせない存在だった、「かしの木おじさん」や「はなばなガールズ」もデザインしています。①色味を淡くシンプルに表現したものと、②トレンドのレトロな世界観をポップに表現したデザインなどがあります。その他に③キャラクターの放送当時の世界観をそのままデザインしたものもあります。

デザイン①

デザイン②
「できるかな」ってどんな番組だったっけ?

NHK教育テレビで1970年から1990年まで放送されていた幼稚園・保育園向けの造形教育番組「できるかな」。主人公のノッポさんが、身近な素材を使って色々なもの(服、海、お化け、ロボット、乗り物、動物、家など)を作って、相棒のゴン太くんを驚かせたり、ゴン太くんと一緒に遊んだりする内容でテレビの前の子供たちから絶大な人気を得ました。
当時の放送を振り返ってみよう!
「にこにこ、ぷん」ってどんな番組だったっけ?

「にこにこ、ぷん」は、1982年から1992年まで「おかあさんといっしょ」内で放送された人形劇。「にこにこ島」を舞台に、じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりの3人が、ともに笑い、ときにはけんかをして泣き、またあるときは冒険をしたりする、勇気と友情あふれる物語でした。「おかあさんといっしょ」は1959年に放送開始した、在宅幼児(1-3歳)を対象とする番組で、対象幼児の発達に合わせてぬいぐるみ人形劇、うた、たいそう、アニメなどで構成されていました。
当時のOPを振り返ってみよう!
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