世界の映画界を席巻した黒澤明監督作品の「海外版ポスター」を特集した書籍が刊行!!
国書刊行会より、日本の映画界を代表する監督・黒澤明の作品の「海外版ポスター」を特集した書籍『旅する黒澤明: 槙田寿文ポスター・コレクションより』の発売が決定しました。発売予定日は2020年1月24日。
表紙はこちらです!
 
  	1951年に「羅生門」がヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞して以来、世界の「クロサワ」として生涯に渡り日本の映画界を牽引し続けてきた黒澤。本書では、監督デビュー作である1943年公開「姿三四郎」から、遺作である1993年公開「まあだだよ」までの、海外で公開された際に制作されたポスター82点をオールカラーで収録。世界を股に掛けた「クロサワ」の新たな一面を堪能できる一冊に仕上がりました!
商品ギャラリー
本書に収録されるポスターを制作したのは、ヨーロッパを中心に30か国。それぞれの国の文化が反映された、日本に住んでいるとなかなかお目にかかれないポスターばかりです。ここではその一部をご紹介します。黒澤作品の新たな一面に迫ってみましょう!
『蜘蛛巣城』イタリア版[2シート判](1959年)
 
  	『赤ひげ』キューバ版(1966年)
 
  	『羅生門』西ドイツ版
 
  	『酔いどれ天使』ポーランド版(1960年)
 
  	『七人の侍』イギリス版[アカデミー・シネマ版](1950年代)
 
  	ご予約はこちらから!
書籍概要
タイトル:旅する黒澤明: 槙田寿文ポスター・コレクションより
監修:国立映画アーカイブ
価格:2,860円(税込)
仕様:単行本
頁数:112ページ
出版社:国書刊行会
発売予定日:2020/1/24
言語:日本語
ポスター等詳細
■収録ポスター制作国 30か国(*国名は制作当時)
〈ヨーロッパ〉20か国
イギリス、フランス、西ドイツ、東ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ポーランド、チェコスロヴァキア、ルーマニア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ギリシャ、ソヴィエト
〈南北アメリカ〉5か国
アメリカ、メキシコ、キューバ、ブラジル、アルゼンチン
〈アジア・中近東〉4か国
韓国、タイ、イラン、トルコ
〈オセアニア〉1か国
オーストラリア
■本書は、平成30年(2018)4月17日~9月23日にわたって開催された展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」の会期終了後、その意義の高さに鑑みて制作した図録です。
おすすめの記事はこちら!
黒澤明のベスト作品と言えば何ですか? - Middle Edge(ミドルエッジ)
晩年の黒澤作品を舐めてもらっては困ります。実は名作揃いなんですよ。ヒットはしなかったけどね。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
 
     
    




