懐かしのバンドが目白押し!楽器店員が選ぶ「推しバンド」「加入希望バンド」が決定!!

懐かしのバンドが目白押し!楽器店員が選ぶ「推しバンド」「加入希望バンド」が決定!!

島村楽器株式会社が、このたび従業員に対して洋楽ロックバンドに関する調査を実施しました。その結果、楽器店員が選ぶ「推しバンド」「加入希望バンド」に加え、一番ロックが盛り上がっていたのはどの年代だったのかも明らかに!


懐かしのバンドが目白押し!楽器店員が選ぶ「推しバンド」「加入希望バンド」が決定!!

島村楽器株式会社が、このたび従業員に対して洋楽ロックバンドに関する調査を実施しました。その結果、楽器店員が選ぶ「推しバンド」「加入希望バンド」に加え、一番ロックが盛り上がっていたのはどの年代だったのかも明らかに!

【調査概要】
・対象:島村楽器株式会社従業員(アルバイト含む)
20代~50代/383名(男性225名、女性158名)(20代141名、30代142名、40代・50代100名)
・調査時期:2019年11月
・調査手法:インターネット調査(島村楽器調べ)

“洋楽のロック・ポップスが、最も盛り上がっていた”と思う年代は?

“洋楽のロック・ポップスが、最も盛り上がっていた”と思う年代を聞いたところ、「1980年代」がトップとなり、次に「1970年代」「1990年代」となりました。

「1980年代」が盛り上がっていた理由としては「魅力的なバンド・ミュージシャンが多かった」という意見が多く、他には「MTVの全盛期で音楽が盛り上がっていた」「ロックミュージック自体に勢いがあった」等の意見が寄せられました。また、40代・50代で「1980年代」の割合が高くなっており、リアルタイムで音楽を聞いていた影響が大きいと思われます。

80年代を代表する1枚、Bon Jovi「NEW JERSEY」。

「1970年代」を選んだ人の理由は「魅力的なバンド・ミュージシャンが多かった」という意見が多く、他には「後世に名を残す偉大なロックバンドが多かった」「ザ・ビートルズが解散したが、その影響を受けたアーティストが素晴らしい楽曲を残した」「現在でもよく流れている名曲が多く生まれた」等の意見がありました。「1990年代」は、「オルタナティヴ・ロックやグランジのムーブメントがあった」「ブリットポップが流行した」「ジャンルがクロスオーバーして、新たな音楽やバンドが数多く生まれた」等の意見が寄せられ、ジャンルが多様化し、刺激的な音楽が多かったという感想が多くありました。

どのような点が洋楽のロック・ポップスの魅力なのか?

回答者全員にどのような点が洋楽のロック・ポップスの魅力と思うかを聞いたところ、「メロディーが良い」がトップとなりました。続いて「演奏技術のレベルが高い」「迫力がある」となっています。世代別にみると20代は「メロディーが良い」が他の年代よりも高くなっている一方で40代・50代は「演奏技術のレベルが高い」「演奏者が魅力的である」「楽器(ギター・ベース・ドラムなど)の音が良い」が他の世代よりも高くなっています。

20代は楽曲そのものの評価が高く、40代・50代は、演奏者や楽器に対する評価が高い傾向があります。20代は、リアルタイムでこの年代を経験していないので曲のみの印象になっていると考えられます。一方、40代・50代は実際にリアルタイムで接していることから、演奏者や楽器の魅力を体験していることにより、演奏者や楽器に対する評価が高い結果になったと思われます。

60年代~70年代の好きなバンド!!

1960年代~1970年代から活動している(活動していた)洋楽ロックバンドで好きなバンドは、「The Beatles(ザ・ビートルズ)」がトップとなり、続いて「Queen(クイーン)」「Aerosmith(エアロスミス)」となりました。「The Beatles(ザ・ビートルズ)」は、20世紀を代表するバンドで現在も大きな影響力を持っており、全年代から最も支持されている結果となりました。

「The Beatles(ザ・ビートルズ)」が好きな理由としては「名曲が多い」「幅広い世代に愛されている」「コード進行が唯一無二」「世界に与えた影響がずば抜けている」「アルバムごとに新たなサウンドを追求し続け、現代に強く影響を与えている」等になりました。2位の「Queen(クイーン)」が好きな理由としては「圧倒的な歌唱力と作曲のセンス」「世界観が良い」「フレディの神がかったボーカル」といった意見と共に、「映画を見て好きになった」という意見が多数寄せられました。元々、人気が高かったバンドですが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の影響も大きいと言えそうです。

60年代~70年代の加入したいバンドって!?

1960年代~1970年代から活動している(活動していた)洋楽ロックバンドで加入したいバンドのトップは、「The Beatles(ザ・ビートルズ)」、続いて「Queen(クイーン)」、3位は「KISS(キッス)」となりました。

「The Beatles(ザ・ビートルズ)」に加入したい理由は「天才に囲まれて、演奏したい!」「メンバーに興味があるから」等。一方、「Queen(クイーン)」に加入したい理由は「フレディと一緒に歌いたい」「ギターソロが魅力的」等となり、「KISS(キッス)」は「KISSメイクをしてみたい」「最強のロックバンドだから」等となっています。

Queenのヒット曲のひとつ「Killer Queen」。

世代別で見ていると、40代・50代は、他の年代と異なり、「The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)」が高くなっているのは興味深い点です。加入したい理由は「ロックレジェンドだから」「ギターを弾かずにステージに立ったままでも大丈夫そう」等となっており、40代・50代は楽曲だけではなくバンドの存在感にも魅力を感じているようです。

80年代~90年代の好きなバンド!!

1980年代~1990年代から活動している(活動していた)洋楽ロックバンドで好きなバンドは、「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」がトップ、続いて「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」「Nirvana(ニルヴァーナ)」となりました。

「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」が好きな理由としては「グルーブ感が素晴らしい」「全パートが素晴らしい。 特にベースのフリー」等、「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」は「サウンド・メロディが好き」「アメリカンロックの壮大さがある」等、「Nirvana(ニルヴァーナ)」は「カート・コバーンがカッコ良い」「90年代以降の音楽、カルチャーなど様々なものに影響を与えた」等になりました。

Nirvanaファン待望のライブCD「Live at Reading」(2009年発売)

世代別の傾向を見ると「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」「Van Halen(ヴァン・ヘイレン)」「Guns N’ Roses (ガンズ・アンド・ローゼズ)」「U2(ユートゥー)」等、80年代にブレイクしたバンドは40代・50代の人気が高いのが特徴となっています。まだ現役で現在も人気が高いバンドですが、40代・50代にとっては当時の音楽体験が影響しているかもしれません。

80年代~90年代の加入したいバンドって!?

1980年代~1990年代から活動している(活動していた)洋楽ロックバンドで加入したいバンドの上位は、「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」「Green Day(グリーン・デイ)」「Oasis(オアシス)」となりました。

「BonJovi(ボン・ジョヴィ)」に加入したい理由としては「“リヴィン・オン・ア・プレイヤー”を一緒に演奏したい!」「ジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラを身近に感じながら、サイドギターで支えたい」等、「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」は「フリーと跳ね回りたい」「ベースがカッコ良い」等、ベースパートのフリーと共演したい意見が多数ありました。中でも特に面白い意見として「Oasis(オアシス)」を選んだ人のなかには「ギャラガー兄弟の喧嘩を全力で止めたい」といったメンバーの人間関係に興味があるという意見もありました。

60年代~2010年代の全てのバンドのトップに君臨するのは!?

1960年代から2010年代の全年代で好きなバンドのトップは「The Beatles(ザ・ビートルズ)」という結果になりました。続いて「Queen(クイーン)」となっています。この二つのバンドは若い世代にも支持されているバンドなので、今後も人気は続くと考えられます。次に、1980年代~1990年代でトップだった「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」、4位に2000年代~2010年代でトップの「Maroon5(マルーン5)」がランクインしました。

上位20位の傾向を見てみると、1位、2位は「The Beatles(ザ・ビートルズ)」「Queen(クイーン)」と1960年代~1970年代のバンドになっていますが、3位以下に1980年代〜1990年代のバンドが11バンド入っており、“洋楽のロック・ポップスが、最も盛り上がっていた”と評価されたのが「1980年代」という事を裏付ける結果になっています。

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