最近の小学生が学んでいる「さくらんぼ計算」ってご存知ですか?

最近の小学生が学んでいる「さくらんぼ計算」ってご存知ですか?

現代の小学生・親御さんの間で話題を呼んでいる「さくらんぼ計算」について特集してみたいと思います。


最近の小学生が学んでいる「さくらんぼ計算」ってご存知ですか?

皆さんは「さくらんぼ計算」なるものをご存知でしょうか?現在、算数で足し算や引き算を習い始めた小学1年生が主に学習している計算方法で、数字が「さくらんぼ」のように見えることから、この名称が使用されています。

こちらが計算例です!

こちらが実際の計算例となります。例えば左上の「9+3」の場合、まず「3」を「1」と「2」に分解します。そして、「9+1」をまず行い「10」を作り、その後に「2」を加えることで、正答である「12」を導くというわけです。「10」のような、一の位が「0」の数字をまず作ってしまうことにより、計算間違いを減らせる方法として現在注目されています。

一方で「紛らわしい」という意見も!

「5+7=12」のように、一桁同士の計算で二桁への繰り上がりが発生する場合、桁の概念を理解できない子供が落ちこぼれないようにと考案されたのが「さくらんぼ計算」なのですが、これに頼りきってしまうことで数字への理解を遅くしてしまう、という指摘もあります。また、既に桁の概念を理解している子供にとっては「逆に紛らわらしいのでは?」という指摘もあり、その賛否は分かれているというのが現状です。

小学校の頃に勉強させられた「〇〇算」!!

我々ミドルエッジ世代には耳慣れない「さくらんぼ計算」。一方、我々が小学生の頃に勉強した算数には「〇〇算」と名の付いたものがたくさんありましたよね。ここでは、我々が算数で習った〇〇算のうち、代表的なものをご紹介したいと思います。

つるかめ算

まずご紹介するのは「つるかめ算」。日本では江戸時代に「ツル」と「カメ」を用いて行われるようになった計算方法で、ツルの足が2本、カメの足が4本であることを利用します。具体的には、「ツルとカメが合わせて5匹、足の数が合わせて12本であるとき、ツルとカメはそれぞれ何匹・何羽いるか」という問題で、まず最初に5匹全てをツルと仮定します。すると足は2×5=10本と2本少ないことから、カメの数を増やしていき、ちょうど12本になる場合を探します。すると、ツルが4羽、カメが1匹のときに足が12本となることがわかります。

虫食い算

次にご紹介するのは「虫食い算」。計算式の中に、虫に食われたような穴(下の写真の□)が空いている状態から、穴で伏せられた数字を解いていく問題のことです。パズル的な問題ですが、中学受験などでも散見されます。

旅人算

速さを題材とする文章題で登場する「旅人算」。2つの人や物が動く際に、お互いの動きの推移を計算する問題のことでです。具体的には「A君が分速100mで歩き始めた10分後に、B君が分速200mで同じ方向に歩き始めた。B君が追い付くのはB君が歩き始めてから何分後か?」といった問題で、初級の公務員試験などでも見かけます。

方陣算

「方陣算」といったものもあります。これは、碁石などを三角形、四角形といった形に敷き詰めていったとき、碁石の総数や周囲の碁石の数を求めさせる問題のことです。具体的には、「16個の碁石を正方形に敷き詰めた。そのとき、周囲の碁石はいくつになるか?(答:12個)」といった問題です。

他にも「ニュートン算」「植木算」「通過算」といったものもあった「〇〇算」。かつて我々ミドルエッジ世代を苦しめた算数や数学ですが、現代の子供たちにとっても天敵であることに違いはありません。ご紹介した「さくらんぼ計算」に頼るだけでなく、子供たちの算数嫌いを克服するため親世代となった我々も一肌脱ぐ必要がありそうです!

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