前作『STICK OUT』とは対照的にスロー&ミディアムの楽曲が集められているこのアルバムは、ヒロト曰く「前作STICK OUT(凸)と本作DUG OUT(凹)は2つで1つのアルバム」だそうです。
THE BLUE HEARTSというバンドの在り方を見せたい、バンドを再スタートさせたいというヒロトの意向のもと、今作と前作『STICK OUT』が制作されたが2作出来上がった時に、バンドのこれからの可能性よりも頑張ってもこれが限界かな、とヒロトは感じたそうです。
確かにリスナーである我々も、THE BLUE HEARTSはもう・・・って感じていたところはあったと思います。
改めて聴き直してみると、味わいのある曲が多かったと思います。
代表曲 「夕暮れ」
8th 『PAN』
『PAN』は1995年7月にリリースされたTHE BLUE HEARTSのラストアルバムでした。
ビートルズの『ホワイト・アルバム』を参考にメンバー1人ひとりが別々で、それぞれの友人とともにレコーディングを行ったアルバムであり、要するにメンバーがそれぞれ楽曲を持ち寄った作品になっています。
ヒロトいわく「レコード会社との契約が残っていたため、仕方なく作った」というこのアルバムは、解散後に発表されたため、先行シングル及びリカットシングルが一切無い作品でした。
聴いたことありますが、なんだか皆の方向性も違っていたことからまとまりのないアルバムであったという印象があります。まぁ解散後にリリースした作品ですから、メンバーとしても力が入らなかったのかなぁと思いました。
そんな中でも「ヒューストン・ブルース」は、後に一時期だけ結成されたヒューストンズのテーマ曲にもなり、個人的には↑THE HIGH-LOWS↓の布石とも言える曲だなぁと感じました。
尚、下記動画はヒューストンズで演奏された「ヒューストン・ブルース」です。
代表曲 「ヒューストン・ブルース」
オリジナルアルバム8作を振り返ってみて
THE BLUE HEARTSのオリジナルアルバム8作を振り返ってみていかがだったでしょうか?
皆さんにとって、思い出深いアルバムはどれでしたか?
個人的にはファースト、セカンド、サードがリアルタイムの学生時代だったので、やはり特別な思い入れがあります。
THE BLUE HEARTSは10年のキャリアの中で多くの名曲を残したと同時に、その音楽性に変化もあったと思います。
きっと本当のファンとは、バンドがどの様に変化していっても、それを受け止めファンであり続けるものなのだろうなぁと思いました。
途中で離れてしまった私は、些か勿体ないことをしたとは思いますが、音楽の良いところは残ること。なので、改めてTHE BLUE HEARTSを聴き直してみたいと思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。