マイケル・ジャクソンの没後10年が経過。近年のマイケル関連の動向は?
世界を代表する「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンが2009年に亡くなってから、今年で丸10年が経過しました。死後もCDやDVDなどの作品が多数発表され、常に注目を集めているマイケル。近年はどのような動きがあるのでしょうか?この記事でまとめてみたいと思います。
こちらは生前のマイケル。
性的虐待疑惑に関するドキュメンタリー映画が放送!
今年の3月には、アメリカでドキュメンタリー映画「ネバーランドにさよならを」が放送されました。同作は、マイケルから幼少時に性的虐待を受けていた人物の告白をまとめた内容となっており、その虐待が行われていた場所はあの「ネバーランド」であったとのこと。

このドキュメンタリー映画により再燃した性的虐待疑惑ですが、当のマイケルのファンは「映画のことは知っているが、それよりもマイケルを崇拝する気持ちの方が強い」とのことで、マイケルの生み出した類まれなる音楽と、プライベートの問題は分けて考えているようです。

日本人ボディーガードがマイケルの素顔を明かす!
また今年に入り、日本でのマイケルのボディーガードを務めていた伊丹久夫さんが、来日時のマイケルのエピソードを公開。伊丹さんによれば、マイケルには子供っぽいところがあり、オフの時間には遊園地や動物園などに足を運んだり、移動中に新幹線の運転席を見たいがために先頭車両に移動したこともあるとのこと。

また、写真を撮られるのを嫌がったり、逆に撮られたがったりとその日の気分で対応が変わったとのことで、機嫌のよい時は車で移動中に天窓を上げて立ち上がり、ファンに向かって手を振ったりしたこともあるそうです。そして時には過剰なファンサービスのおかげで、警察に怒られたこともあるとのこと。
スカパーでマイケル特集が放送される!
6月には、スカパー!ミュージック・エアにてマイケルの特番「マイケル・ジャクソン:ヒストリー“キング・オブ・ポップ”1958-2009」が放送。この番組では、マイケルと同じ時代に活躍したクインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロス、ジャネット・ジャクソンといった錚々たる面子がインタビューに応じ、マイケルの偉大さに迫りました。

ブリュッセルの「小便小僧」でひと悶着が!
ベルギーのブリュッセルでもマイケル絡みのニュースが。ブリュッセルの名物「小便小僧」に、マイケルの没後10年に合わせて彼の衣装を着用させる計画があったのですが、ブリュッセル市議会により承認が撤回されてしまいました。

気になる撤回の理由ですが、前述の「性的虐待のドキュメンタリー映画」の放送があるとのこと。児童虐待は繊細な問題なだけに、市議会としては慎重に対応せざるを得なくなったのかもしれません。このように、没後10年が経過してもいまだに世界中で話題が尽きないマイケル。今後も様々な場で活躍を見せることでしょう!
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