黒崎輝プロフィール

【黒崎輝プロフィール】
芸名:黒崎 輝(くろさき ひかる)
本名:黒崎 誠輝(くろさき せいき)
別名:宮沢 風太郎(みやざわ ふうたろう)
生年月日:1962年1月31日(57歳)
出身地:大阪府堺市
黒崎さんは子供の頃、TBS系ドラマ『キーハンター』の再放送を見て、千葉真一さんの大ファンになったそうです。
千葉さんに憧れ、1978年にJACに入団。
スタントマンとしての経験を積み、1980年テレビ朝日系ドラマ
『柳生あばれ旅』で俳優デビューを果たしました。
JAC/ジャパン・アクション・クラブとは
人気時代劇で注目を集める!
1981年には、フジテレビ系時代劇『影の軍団Ⅱ』に出演。
同作品には、千葉真一さん・志穂美悦子さん・真田広之さんなど、JACの俳優が出演し、
演者が自ら演じるアクションシーンに注目が集まりました。
忍者を演じるため、アクションができる『JACの俳優』が多く起用されていたそうです。

黒崎さん演じる『小六』は、千葉さん演じる伊賀衆の頭:柘植新八と、八王子の山奥でひっそり暮らしていました。
ある日、オランダ人から巻物を託される新八。
そのことであらぬ疑いをかけられ、戦いに巻き込まれていくのでした。
新八が結成した『影の軍団』の一員となった小六は、第8話から登場。
少しおっちょこちょいで無鉄砲ですが、なぜか憎めない小六。
黒崎さんが自ら演じる『アクションシーン』も、見応えがありました。

JACの俳優の活躍により、影の軍団は、
躍動感あふれるアクションと質の高いストーリーが人気となり
社会現象を起こしました。
そしてシリーズ化され、5年以上続くことに。
黒崎さんは全てのシリーズに出演し、ダイナミックなアクションを披露していました。

映画で主役を射止める!
アクションと演技で人気を得た黒崎さんは、映画『伊賀野カバ丸』の主演に抜擢されました。
1983年8月6日公開の同作は、JACが総出演したことでも話題に。
初代JAC御三家と呼ばれた、真田広之さん・黒崎輝さん・高木淳也さん効果もあり、10億4千万の配給収入を上げたそうです。
このことから、当時のJAC人気の高さがうかがえますね。

映画主題歌で歌手デビュー!
黒崎さんは、主演を務めた映画
『伊賀野カバ丸』の主題歌で歌手デビュー。
デビュー曲『青春まるかじり』は、真田さん・高木さんがバックコーラスに参加しています。
その後も映画やドラマの主題歌をリリースしましたが、ヒットに恵まれず、歌手としての活動は終了しました。

ブラジルで最も有名な日本人に!
1985年3月15日からスタートした、テレビ朝日系・特撮番組『巨獣特捜ジャスピオン』では、主人公を演じましたが、今一つに終わりました。
ところが、ブラジルで放送された同作が大ヒット。
その証拠に、ブラジルのバラエティ番組で
『ブラジルで一番有名な日本人』に、黒崎さんが選ばれたそうです。
海外で認知されるなんてスゴイですね。
ポスト『真田広之』と期待され、テレビドラマや時代劇に出演するも、なかなかヒットに恵まれず、1992年にJACを退団。
退団を機会に、芸名を『宮沢風太郎』に改名。
改名後は、フジテレビ系ドラマ『振り返れば奴がいる』などに出演しましたが、ほどなくして旧芸名に戻しました。
そして1995年、芸能界を引退しました。
引退後の生活は?
黒崎輝さんは引退後、
女優の飛鳥裕子さんと結婚。
2人の交際は、1984年2月、特撮ドラマ『超電子バイオマン』での共演がきっかけでした。
1998年には沖縄県本部町へ移住し、ダイビングショップ『マザー・アース』を夫婦で経営。
第2の人生を歩んでいましたが、2011年12月、奥様の飛鳥裕子さんが他界。
そのことを黒崎さん夫婦と親交があった、アクション監督の柴原孝典さんが、ブログで明かしています。
まとめ
『ポスト真田広之』と、注目された黒崎輝さん。
JACの初代御三家として多くの作品に出演し、ダイナミックなアクションを披露していましたが、現在は芸能界を引退されたことがわかりました。
千葉真一さんやJACの俳優が活躍した『影の軍団』は、素晴らしい作品でした。
演技もアクションも兼ね備えた俳優は、近年の芸能界では見かけません。
そのことからも、JACの偉大さがわかりますね。