子連れ狼
子連れ狼は、第1部が1973年4月1日から9月30日まで(全27話)放送。
第2部が1974年4月4日から9月29日まで(全26話)放送。
芦屋欽之介さん演じる拝一刀の息子拝大五郎を演じ、注目された子役が西川和孝くんでした。
西川くんは原作の大五郎と容姿が似ている上、“宿命の子・大五郎”を演じたと評価されていました。
「ちゃん」と呼び掛けるシーンが印象的ですね。
西川和孝プロフィール
名前:西川和孝
(にしかわ かずたか)
生年月日:1967年9月29日(51歳)
出身地:東京都
西川和孝くんは5歳の時『子連れ狼』でデビューし、2年間大五郎を演じました。
その後、連続的にドラマに出演し、人気子役として大活躍。
1987年に出演した土曜ワイド劇場『凶学の巣3』を最後に、芸能界を引退しました。
引退後は、水泳指導員やサラリーマンを経て、スイミングスクールの営業権を買収。
しかし経営がうまくいかず、金銭トラブルを起こしてしまうのでした。
1995年には新潟県白根市(現新潟市)の統一地方選に出馬。
上位当選を果たし“大五郎議員”と注目を集めましたが、金銭トラブルや女性問題が浮上。
次の選挙には出馬せず政界から引退しました。
子役の金銭トラブルってありがちですね。
1999年11月30日、別の金銭トラブルから知人男性を計画的に『殺害』し、現金550万円を強奪!
そのお金を借金の返済に充てて香港やタイへ逃亡。
逃亡先から強制送還され逮捕。
2000年10月3日に新潟地方裁判所で『無期懲役』の判決が下されました。
熱中時代
熱中時代は1978年10月から1981年3月まで日本テレビ系で放送されたドラマシリーズです。
当時社会問題になっていた教育現場で、様々なトラブルに立ち向かう北野先生(水谷豊さん)と生徒を描いた作品。
最終回の視聴率が46.7%を記録した大ヒットドラマです。
1980年7月スタートの第2シリーズから登場した子役が二階堂千寿ちゃんです。
千寿ちゃんが演じる川瀬みね子は、北海道礼文島出身。
不登校になったところを担任の北野先生に救われ、育ての母(叔母)の再婚で居場所を失い、北野先生を頼って赴任先へ上京してきました。
最終回では校長先生の養女となり、スペシャル版では『みね子の結婚』がテーマになるなど、主要キャストとして最後まで同作品にかかわっていました。
二階堂千寿プロフィール
名前:二階堂千寿
(にかいどう ちひろ)
生年月日:1969年9月23日(49歳)
出身地:東京都
千寿ちゃんは2歳半で児童劇団に入団。
その後、日本テレビ系時代劇『鞍馬天狗』など多くのドラマに出演。
1980年7月に出演した『熱中時代』では、名子役として注目を集めました。
東京出身なのに、田舎の素朴な少女を見事に演じていましたね。
以降も子役としてドラマや映画で活躍。
大人になってからも女優を続け、2002年と2009年には、恩師水谷豊さん主演の『相棒』に出演しました。
2013年テレビ朝日系「京都地検の女・第9シリーズ」にゲスト出演して以降、目立った活動がないため、現在は芸能界を引退している可能性もあります。
ちなみに千寿ちゃんの実兄は俳優:二階堂智さんです。
池中玄太80キロ Vol.1
池中玄太80キロは、パートⅠが1980年4月5日から6月28日まで(全13話)放送。
パートⅡが1981年4月4日から8月29日まで(全21話)放送。
パートⅢが1989年4月8日から5月6日まで(全4話)
1982年・1986年・1992年には、スペシャル版が放送された人気ドラマです。
大京通信社の専属カメラマン池中玄太(西田敏行さん)は、3人子持ちの未亡人鶴子(丘みつ子さん)と知り合い結婚することに。
ところが鶴子が脳梗塞で倒れ帰らぬ人に・・・
玄太は周囲の反対を押し切り、3人の娘を育てることとなりました。
本音でぶつかり合い、本当の家族以上に深い絆で繋がった池中家。
最高視聴率31.5%を記録した名作でした。