桜田淳子の歌で流行ったのか?「花占い」
♪逢える 逢えない 逢える 逢えない♪で始まる桜田淳子の「花占い」の歌。当時は、歌い方まで真似していた人も多いのではないでしょうか。私も真似していましたよ。
そして、通学路で見つけた花を1枚1枚とりながら、「好き 嫌い 好き 嫌い」とやっていたように思います。今となっては、お花をとってごめんなさいですね。恋心が芽生えてきた頃、好きな子を見ているだけで心臓がキュンとなったあの頃が懐かしいです。
名前でよくやっていた「あきすとぜねこ」
「あきすとぜねこ」。今ではほとんど忘れていましたが、よくやりませんでしたか?
自分の名前と好きな子の名前を並べて、母音を数字に変換していく。「あ」を1、「い」を2、「う」を3、「え」を4、「お」を5、というように。そして、お互い同じ数字があったら消していって、残った数字を一桁になるまで足していく。最後に残った数字で、お互いがどう思っているかということがわかるというものです。
1=「あ」=愛してる
2=「き」=嫌い
3=「す」=好き
4=「と」=友達
5=「ぜ」=絶交
6=「ね」=熱愛中(熱烈、熱中)
7=「こ」=恋人
と言う風になります。
実際にやってみよう。「うさひめ」と「くまお」の場合
簡単な例で行くと、「うさひめ」は数字にすると、3124。「くまお」は、315。同じ数字の3と1を消すと、「うさひめ」は、2と4が残り二つを足すと「6」。「くまお」は、一桁なので「5」。ということは、「うさひめ」は「くまお」のことを「6=熱愛中」と思っている。「くまお」は「うさひめ」のことを「5=絶交」と思っている。涙。
※最後の数字を1桁までにするのか、そのまま足すのかはいろいろあるそうですね。
「うさこ」と「くまお」の場合は・・・
ちなみに、「うさこ」と「くまお」にすると、どちらも数字は315。なので、全部消えます。全部消えると、「運命の人」のようですよ。
高校時代にはまったトランプ占い
高校時代はトランプ占いが流行っていました。部活のメンバーとよくやっていました。
自分の名前と好きな子の名前の数だけカードを切って、縦横5枚ずつだったか並べて、同じ数字のカードをとっていく。空いたところはあまりのカードを詰めていき、また新しいカードをだす。その繰り返しで、最後に残ったカードの数字で占うというものだった気がします。全部カードがなくなったら、最悪か最高という意味でした。1人だけ彼氏がいた子を占ったとき、全部カードがなくなったので、最高と喜んでいたのもつかの間、最悪となり、悲しい出来事として今でも心に残っています。それ以来、このトランプ占いは、やめました。
大人気だった雑誌「MyBirthday(マイバースディ)」
この雑誌は、10代の心をつかみましたね。1979年4月に、「愛と占いの情報誌」として創刊されました。当時みなさんも買っていたのではないでしょうか。2006年12月に休刊だったのですね。随分長く発売していたことに驚きました。
「ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ」の占いが的中!
MyBirthdayで想いだしたことがあります。21歳のときに大失恋をしまして、ちょうど親友も失恋をして、二人で傷心旅行に行こうとなって夜行バスで名古屋に行きました。バスの中での読み物を買おうとして、本を探していたら、MyBirthdayで名前の知っていた占い師「ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ」の占いが載っていた本があり購入しました。そしたら、、「旅行先で素敵な出逢いが」と書かれていたのです。心は大失恋を引きずっていましたので、「まさかあ」と思いつつも少し楽しい気持ちになったことを覚えています。そして、明治村を二人で周っていたときのことです。一人旅の男性がずっと一緒の周り方で、そのうちに声をかけられて三人で周ることになり、いろいろ話しているうちに意気投合。新入社員の研修で名古屋にきているということでした。今思えば、とても素敵な青年でした。まあ、恋には発展しませんでしたが、確かに素敵な出逢いがありました(笑)。
もうお亡くなりになられていたのですね。このような本もありました。
テレビで大人気だった「こんなんでましたけど・・」の占い師
「白蛇が泉の体に降りてくる」という設定で白蛇占いで有名だった「泉アツノ」さん。占ったあとに、「エィッ」という言葉で終わり、終わったあとは、満面の笑みを浮かべて高くて可愛い声で、「こんなんでましたけど」と言うのがうけてテレビで人気となりましたね。最初は歌手を目指して宝塚歌劇団に入り、退団後上京し歌手活動をされていたこともあるのですね。結婚離婚、クラブのママと、占い師になる前はいろいろ経験されていたようです。知りませんでした。
その後、小さな頃からあった霊感を生かして、霊感、憑依を得意とした占い師として活動されました。「こんなんでましたけど」の言葉は、1989年に新語・流行語大賞で流行語部門・大衆賞を受賞していました。
※wikipedia:泉アツノより
ポッカのCMにもでていました
紫色の頭巾が印象的だった泉アツノさん、1925年7月生まれですので現在93歳。今は引退されているようです。
最後に・・
当たっても当たらなくても、ついつい見てしまうのが朝番組の星座占い。良いことが書いてあると、ラッキーと思えますが、悪いことが書いてあると、「あーあ」と思ってしまいます。でも、「当たるとは限らない。今日は気をつけよう」と思考を切り替えればOKですね。
みなさんは、昭和時代、どんな占いをされていましたか?