批評では"高度に洗練された最新型ロック歌謡"というジャンルを創出し、巨大なビジネスになり得る可能性を提示した意味でも、このアルバムが果たした歴史的意義は極めて大きいと評されているアルバムです。
確かにBOØWYが日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れないものがあったと思うんですよね。偉大なる功績を残したBOØWYですが、この当時もライブ中心であり全国をハイエースで回るツアーも4回実施するなど精力的に活動していました。
DREAMIN'
ライブでは氷室京介さんの「最後に夢を見てる奴らに贈るぜ!」という台詞から演奏に入る事が多かったですよね!
この曲、LAST GIGSでは最後に収録されていた曲で、最後の最後に演奏されるイメージがどうしても強いですが、当初はライブの1曲目に演奏されることが多かったといいます。
大トリで盛り上がるこれぞBOØWY!といった名曲中の名曲であり、誰もが知ってるBOØWYの代表曲でしたね。
1986年 JUST A HERO
『JUST A HERO』は1986年3月にリリースされたBOØWYの4枚目のアルバムです。
BOØWYとしてはレコーディングが最も長期間におよんでおり、レコーディングスタジオも多岐に渡っている作品となっています。
音楽誌『Player』ではの批評では、「前作『BOØWY』を土台として、その上に積み上げられた本作は、彼らの新しい側面、強靭なファンク・ビートから浮遊感漂うエスニック・サウンドまで、1コマごとに明度と輝度を変え、めくるめく音の洪水を浴びせてくれる」との評価があったこのアルバム。
また、音の面ではハードな印象を受けるという声もありました。
総評として、かなり高い評価を受けた作品であり、最も時間をかけてレコーディングされただけあるクオリティでした。
わがままジュリエット
この曲はBOØWYのサードシングルであり、BOØWYとして初の本格的なミュージック・ビデオが作成された曲でもありました。
ミュージック・ビデオのストーリーとしては、少女が森の中の洋館に迷い込み、封印された本を読んだことで命の危険にさらされるが、一命を取り留めるという物でした。
残念ながらそのミュージック・ビデオは見つかりませんでしたが、当時の貴重な収録動画がありましたので、是非確認してみてください。
大変懐かしい動画です。
1986年 BEAT EMOTION
『BEAT EMOTION』は1986年11月にリリースされたBOØWYの5枚目のアルバムです。
前作においてサウンド面で納得のいくアルバムを作ることが出来たメンバーが、今度は商業面での成功、「チャート1位を狙う」という目的でレコーディングを開始する事となったのがこの作品でした。
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「これまでのBOØWYにあったトゲトゲしさみたいなものが消えています。一段と格好良さが増し、それがアルバムに出たと思えてきます」と批評していました。確かにこのアルバムには、全体を通して温かみのある作品だったなぁと印象を持っています。
まさに90年代に連なるビート系バンドの原型との声もあり、完成度の高いアルバムだったと思います。
散々聴いたアルバムです。
ONLY YOU
この曲は、アルバム『BEAT EMOTION』からシングルカットされたBOØWYの5枚目のシングルでした。
BOØWYのファンでなくてもこの曲は知っている!という方が多いと思います。
そのくらい、BOØWYの代表曲だと思います。
LAST GIGSでも当然歌われた曲で、盛り上がり方がハンパではありませんでした。
名曲です!!