SORA Corporation
「経営スタイルはウェットで、社員=家族という感じでやってきました。お陰様で定着率もよくて。ただまあ……ず~っと心の中にあったのがテニスのビジネスがやりたい、という想いだったんです。」
-趣味を仕事に、という感じですかね?
「ちょうどmixiが流行った時期で、趣味としてのテニスでたくさんの人と繋がることが出来ていました。みんなでテニスしたりBBQしたりと、ライフワークはとても充実していましたね。それにテニス×ITっていうとなんとなく声をかけていただく機会も増えてきて。
ただ”テニスで新しい事業を!”となると自分の中で答えが見つからないままに40歳を過ぎて、スランプに陥りましたね。」
運命的なパデルとの出会い
「そんな時に『嫌われる勇気』っていう書籍を読んで、自分が悩んでいる事がその本に書いてありました。人間は幸せになるんだって願えばいつからでも出来るんだと。
だったらやりたい事やろう、やりたい事ってなんだろうって思った時に、たまたまパデルに出会ったんです。本当に運命的な出会い。
その時でなく普通にパデルと出会っていたら多分楽しいスポーツだな、新規事業でなにか出来ないかな?という程度の気持ちだったと思うのですが、その時はもう何の迷いもなく出会った瞬間に自分はこれをやるなと思いました。」
「2015年5月にパデルと出会い、同年9月に会社の代表を辞任」
「出会いは埼玉県所沢市で、パデルのコートだけがあったんです。ただパデル好きな人たちが月に1回パデルとBBQを楽しむというイベントをやっていて、たまたまそこに誘われたんですよ。まあ、パデルは知らないけどお酒とBBQを目当てに参加したようなもんです(笑。
そこでパデルの魅力にハマってしまいました。これおもしろいな~って。で、またすぐにやりたくて翌週にも行きました。
球技の良さって特にテニスは個人競技なので、自分が頑張った分だけ成果が出る楽しいスポーツだと思うのですが、ただプレイヤーも観客も一体となって楽しめるスポーツはというとなかなか無いと思っています。でもパデルはプレイヤーと観客が一緒になって楽しむことが出来る。これは凄いなと感じました。
そこからパデルの可能性について調べるとスペインでは競技人口がなんとテニス人口の4倍、サッカーの次に親しまれているスポーツだということが分かりました。」
好珍プレーが続出するから楽しい「パデル」
「パデルはスペインだけじゃなく、スペイン語圏だとテニス人口を抜いてる国が結構多いんです。」
「アルゼンチンではパデル人口の方が多いしイタリアやフランスでもテニス人口に肉薄してきている。これはなんでだろうって思ったらエンターテイメント性の高さではないかと。実際に見ればわかるのですが金網があって、本当に真横で観ることが出来る。
極端な話、選手との距離が10cmくらいになるときも。そして壁があるので好珍プレーが続出するんですよ。ガラスに当たったボールの変化に対応するので。」
「基本はテニス。元々スペインで40年以上前に始まったんですが、スペイン人がテニスコートってボールが広がるから取りに行くのめんどくさいって言い始めて(笑。」
「で、周りをレンガで囲ったんですよ。そしたらボールが飛び散らなくなった代わりに囲ったレンガに当たって返ってくるようになった。じゃあこれOKにしちゃおうよみたいな。」
「キャプテン翼」高橋陽一先生もパデル!
ナントあの「キャプテン翼」の高橋陽一先生もパデル愛好家!
「キャプテン翼」の取材でスペインのバルセロナを訪れる度にいたる所でパデルの光景を目にし、日本でも出来ないかと自ら連絡をなさってきたそうです。
そして、高橋陽一先生にパデルを教えたのは玉井さんでした!!
来日が超ビッグニュースとなったサッカーのイニエスタ選手もパデル好きとして知られてます。
イニエスタもハマった新感覚ラケットスポーツ「パデル」って何?|@DIME アットダイム
勝負のクラウドファンディング!
「日本でパデル普及させる!そう決めて一番最初に挑戦したのがクラウドファンディングでした。これはITやってて良かったと思えたのですが、まずはパデル専用のコートを造ろうと決めて、その施設のつくり方が話題として取り上げられるようにと考えたらクラウドファンディングが最適でした。」
「クラウドファンディングサービスを提供している様々な会社と相談した時に、だいたい各社”目標100万円”あたりでといった話になるんですね。でもね、コートをひとつ造るのには700万円かかるんですよ。だから目標は700万円。」