「女子大生」ブームのころのファッションはコンサバ
って記事を前回書きましたが、今回はその小物編。
小物を見てみるとですね、
コンサバというよりは、次に来るバブルの前兆みたいなものが見えてくるんだよ。
女子ファッションの2大主流 ニュートラとハマトラ
当時のスタイルは、1970年代後半に神戸で始まった「ニュートラ」と
それに対抗する形で横浜から発祥した「ハマトラ」が
2大勢力でした。
ニュートラ
「ニュートラ」って、新しい(ニュー)伝統(トラッド)ってことで
意味的には「?」なわけですが、
それまでの女性ファッションは
ざっくりと「大人」か「子ども」くらいの区分けしかなく
カテゴリとして認識されていなかった
「若い女性」が身につけるものとしてのスタイル定義は
確かに斬新で、魅力的でした。
ハマトラ
対するハマトラ。
集英社「anan」が提唱してきたニュートラに対抗して
光文社「JJ」が仕掛けたファッションです。
横浜発トラッド、略して「ハマトラ」。
ニュートラもハマトラも、キモは「小物」
上のwiki引用にもあるとおり
着る服の種類というよりも、身につけている小物に
独特の決まりがあるんですよね。
すなわち、ブランド、というもの。
ブランドロゴプリントのもの
ルイ・ヴィトン 巾着型ショルダーバッグ
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とにかく、多くの人がこの「モノグラム」のバッグを持ちだした。
ミニボストンもだし、ショルダーもだし。
男子学生がセカンドバッグを抱え出したのも
ヴィトンが最初なんじゃないかとも思う。
ヴィトン モノグラムのセカンドバッグ
LOUIS VUITTON ルイヴィトン LV モノグラム マル... - ヤフオク!
ヴィトンに限らず、フェンディでもセリーヌでも
ブランドロゴのプリントバッグは、やたらと流行ってました。
全部が全部本物だったかどうかは知らないけどね。