知らないとソンするロック。ポップでキャッチーなメロディーを持ったバブルガム・ポップというジャンル。

知らないとソンするロック。ポップでキャッチーなメロディーを持ったバブルガム・ポップというジャンル。

当時ティーンエイジャー向けに作られたバブルガム・ポップですが、今やこのような曲を聴くティーンエイジャーは日本には皆無でしょう。そうです。大人にこそ聴いてほしい、聴かないとソンするロック。それがバブルガム・ポップです。


バブルガム・ポップ

バブルガム・ポップというジャンルをご存知でしょうか?60年代後半にティーンエイジャー向けに作られたポップでキャッチーなメロディーを持ったポップ・ミュージックのジャンルです。

明るいサウンドでアイドルが歌うポップミュージックというのは、世界各国にいつの時代にも存在しますが、馬鹿にしたものではありません。
どこまでもポップでキャッチーなメロディーとハーモニー。バブルガム・ポップは今聴くと一味違って楽しめますよ。

ザ・モンキーズ

バブルガム・ポップにカテゴライズされるバンドで、日本で最も知名度があるのはザ・モンキーズでしょう。ザ・モンキーズといえば、ザ・ビートルズの対抗馬。作られたアイドルという印象が強いバンドですが、それはともかく彼らには優れた曲が多い。

デイビー・ジョーンズ(ボーカル/マラカス/タンバリン/パーカッション)
ミッキー・ドレンツ (ボーカル/ドラムス)
マイク・ネスミス(ボーカル/ギター)
ピーター・トーク (ボーカル/ベース/オルガン)

ザ・モンキーズ

ニール・ダイアモンドをはじめとして有能な作家陣が楽曲提供をしていたことで、本当に優れたポップミュージックを量産しています。
デビュー曲の「恋の終列車」からして素晴らしいです。

どうです?改めて聴いてみると良い曲でしょう?アイドルだからって馬鹿に出来ないでしょう?作者はトミー・ボイスとボビー・ハートです。なんとなくザ・ビートルズの「ペイパーバック・ライター」を彷彿させますが、良い曲には違いありません。
因みに、このデビュー曲がいきなりの大ヒットとなり、以降出す曲、出す曲ヒットして押しも押されぬトップアイドルとなるザ・モンキーズ。日本でもよく知らている「デイドリーム・ビリーバー」も全米1位を獲得していますが、じつはこの曲以降人気は急落していくことになります。

ブッダ・レコード

ザ・モンキーズもいいのですが、バブルガム・ポップとくれば避けて通れないのがブッダ・レコードです。今日ではブッダ・レコードこそがバブルガム・ポップの象徴といえそうな存在となっています。

ブッダ・レコード

筋金入りの音楽ファンからは子供向けのポップスとして軽く見られがちなバブルガム・ポップ。確かに幼稚なイメージありますね。しかし、しかしですよ、これが中々侮れないディープな世界が広がっているのです。
ブッダ・レコードの代表といえば、1910フルーツガム・カンパニー、オハイオ・エクスプレス、それにレモン・パイパーズでしょう。
また、同じ系列のカーマ・スートラ・レコードにはラヴィン・スプーンフルもいました。

1910フルーツガム・カンパニー

バブルガム・ポップの代表といえるのが1910フルーツガム・カンパニーでしょう。子供の音楽というには勿体ない。というか、当時の子供が大人になって、今聴いても色あせていない音楽と言うべきか。だいたい今の子供は絶対に聴かないでしょうね。
代表曲は「サイモン・セッズ」。当時は日本でもヒットしています。

1910フルーツガム・カンパニー
発売:1968年

サイモン・セッズ

バンドは1965年にジョーイ・レヴィン ラスティ・オッペンハイマー ラリー・リプレーによって結成され、アメリカ・ニュージャージー州を活動拠点としていました。
他にも「インディアン・ギヴァー」「1,2,3,レッド・ライト」などのヒットを放ちました。彼らはスタジオミュージシャンの寄せ集め(失礼)で、その実体はブッダ・レコードのプロデューサー、ジェリー・カセネッツとジェフ・カッツです。
そもそもバブルガム・ポップという言葉は、1910フルーツガム・カンパニーというバンド名に由来するものなんです。

そもそもバブルガム・ポップという言葉は、1910フルーツガム・カンパニーというバンド名に由来するものなんです。

オハイオ・エクスプレス

スタジオミュージシャンを使って録音し、ヒット曲を連発したバブルガム・ポップのアーティストたち。確かにそうしたバンドは多い。しかし、オハイオ・エクスプレスはちょっと違ってます。硬派。そう言ってもいいでしょう。音的にもガレージサウンドっぽいです。

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