クーリオについて

クーリオといえば、その独特のヘアースタイルと映画『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』で使用された「ギャングスタズ・パラダイス」のヒットがすぐに頭に思い浮かびます。
グラミー賞まで受賞しているラッパーのクーリオは、1990年代に大活躍をしました。
今回はそんなクーリオを振り返ってみたいと思います。
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COOLIO
クーリオの代表曲
クーリオの代表曲といえば「Fantastic Voyage」「Gangsta's Paradise」「1, 2, 3, 4 (Sumpin' New)」の3曲が挙げられます。
当時散々聴いていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなクーリオの代表曲を、さっそく聴き直してみたいと思います(^^)/
1994年 「Fantastic Voyage」

クーリオのデビューアルバムである『It Takes a Thief 』の1曲目に収録されていたこの曲は、クーリオの楽曲の中で最初にヒットした曲だと思います。
この曲は1980年代に人気絶頂となったファンクバンド【レイクサイド】の同名曲をサンプリングしています。
この曲のヒットから、クーリオは音楽シーンでの存在感を増すことになります。
典型的なギャングスタ・ラップではあるものの、ユーモアのある表現が施されていたことから、ヒットへとつながったのだと思います。
1995年 「Gangsta's Paradise」

この曲がクーリオの最も有名な代表曲ではないでしょうか?
映画『デンジャラス・マインド』で使用されたこの曲は、スティーヴィー・ワンダーの1976年の楽曲「楽園の彼方へ」(Pastime Paradise) をサンプリングして作られました。
クーリオはこの曲で1995年にグラミー賞を獲得しています。尚、グラミー賞ではフィーチャリングした L.V. に加え、スティーヴィー・ワンダーとも共演しています。
個人的には、この曲の歌詞は暗くて、自己批判の多い内容になっているので、「Fantastic Voyage」の方が明るくて好きですね(^^)/
1996年 「1, 2, 3, 4 (Sumpin' New)」

この曲は1980年にジャズトランペッターのトム・ブラウンが発表したシングル「Thighs High(Grip Your Hips and Move)」をサンプリングしています。
クーリオはこの曲でアメリカ、フランス、ニュージーランドなど、多くの国で高い評価を得ました。
ただ、クーリオの代表曲と呼べるのは、この曲までかなぁと思います。その後も活動は続けていたものの、代表曲となる楽曲のリリースは無かったと思われます。
クーリオの曲がオークションに???
そうなんです。
クーリオの楽曲123曲がオークションに出されるということが2013年にありました。
何故その様なことになったかというと、クーリオの料理の腕前が立派過ぎたから!(笑)
昔から料理の腕前に評判のあったクーリオは、なんとコックとしてのキャリアアップの為に、自分の楽曲の権利をオークションにかけたんですねぇ
随分稼いでいた筈ですから、あえて自分の楽曲をオークションにかけてまでお金が必要だったのかどうか、ちょっと定かではありませんが・・・
そんなクーリオは料理の本を発売する程の腕前で、本人は至って真剣だったのではないでしょうか?

下の動画ではクーリオが自身が料理をする『Cookin’ With Coolio』が観れます。
腕前はというと・・・
う~ん この動画だけでは判断が難しいですね(笑)
クーリオを振り返ってみて
皆さんは1990年代に活躍したクーリオをリアルタイムで聴いていましたか?
「Gangsta's Paradise」なんて、ほんとに有名な曲でしたよね。流石はグラミー賞を獲得しただけありました。
クーリオは今でも音楽活動を続けています。
個人的にはコックは趣味として、音楽活動を主に活動して欲しいなぁと思います(^^)/
これからのクーリオの活躍を期待したいですね!