プレステの「SIMPLE1500シリーズ」って覚えてますか?
90年代に一世を風靡し、任天堂を脅かしたゲーム機「プレイステーション」。そんなプレステに、1500円ポッキリで遊べる廉価版ゲーム「SIMPLE1500シリーズ」というのがあったのを覚えていますでしょうか?この記事では「SIMPLE1500シリーズ」について書いてみたいと思います。
THE 麻雀
まずは1998年に発売された記念すべき第一弾「SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀」。初回出荷数は3万本だったもののその後ロングセラーを記録し、1999年に50万本突破、2001年には100万本を突破するヒットとなりました。初期のゲームとしては、「THE 将棋」「THE 五目ならべ」「THE リバーシ」「THE 囲碁」「THE 花札」といったものがあり、現在では無料で出来ることも多いゲームの定番がズラリと並んでいました。
THE 野球
Vol.21として発売された「THE 野球」。当時は既に球団や選手の実名でプレイできるゲームがほとんどだったものの、こちらは廉価版であるためか全て「非実名」となっていました。しかし、その後日本野球機構からの許諾を受けた実名版が発売されています。
THE サウンドノベル
こちらはVol.31として発売された「THE サウンドノベル」。麻雀、花札といった定番タイトルは大方出尽くしたため、ホラー要素のあるノベルゲームに挑戦しました。かつてスーファミの「晦-つきこもり」のシナリオを担当した方がライターを担当しています。
THE 恋愛シミュレーション ~夏色セレブレーション~
そして当時流行していた「ときメモ」などの影響か、ついに恋愛シミュレーションゲームが登場します。こちらの「THE 恋愛シミュレーション」ですが、元々は「夏色Celebration」というWindows用のPCゲームで、それをプレステに移植したものです。