うちでゴロゴロ
はじめに

1980年(昭和55年)8月のカレンダー
それでは見てみましょう
No.10
仕事

仕事の山が・・・
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日本人の美点ともいわれた仕事に対する責任感、会社に対する奉仕の心が現れています。後に色々問題点が見つかり、働きすぎの会社をブラック企業などと現す言葉が生まれたのは、私にはつい最近の事の様に思えるのですが。
No.9
ニュースに釘付け

静岡駅前地下街爆発事故
アンビリバボー!前代未聞の爆発事故の驚くべき真相とは??静岡爆発事故! - YouTube
この年のお盆前後のニュースの賑わいは他の年とは比べようもなく大きな話題が多かったですね。それも悲惨な事故・事件が連続して起きたホントにテレビに釘付けになっていました。こんな感じです。
8月14日 - 富士山吉田口で落石、12人が死亡。落石は9合目付近で発生し、6合目下まで落下(富士山大規模落石事故)。
8月16日 - 静岡駅前の地下街でガス爆発。死傷者200人以上。(静岡駅前地下街爆発事故)
8月19日 - 新宿駅西口バスターミナルで路上生活者の男が発車待ちの京王電鉄バスの車内に放火、死傷者20人の惨事(新宿西口バス放火事件)。
No.8
うちでゴロゴロ

きめた。今日は何にもしねぇ
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たまには何もしないでゆっくり休むには連休が一番。「とにかく何ももしない」と心に決めて、床にゴロリを決め込むんだ!
No.7
夏の甲子園

第62回全国高等学校野球選手権大会
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8月8日から8月22日の間お盆を挟み、繰り広げられる夏の祭典として風物詩となっていました。(勿論現在も)この年の目玉は横浜高校の愛甲 猛選手、早稲田実業高校の荒木 大輔選手だったですね。愛甲選手は大会第一号のホームランを放ち、強打者として活躍しました。また荒木選手は大会決勝戦まで救援を仰ぎながらも投げ続け、早稲田実業の優勝に大きく貢献しました。
No.6
花火大会

東京湾花火大会の想い出
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当時はこんなに整った施設は無く屋形船をしつらえて見に行くのが「粋」な花火の楽しみ方とされていた様な気がします。この時期になると屋形船は予約がいっぱいで一年前から予約が一杯になってしまうところもあったそうです。
No.5
プール(大規模施設)

クロール
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僕の住む街から比較的近くにあったのが、東京サマーランドや大磯ロングビーチ、豊島園などの施設があり、宿泊施設なども併設されているところもあり結構のんびり出来るところが多かった様な気がします。豊島園の夜の花火が印象に残っています。
No.4
川遊び(バーベキュー)

川遊びをする親子連れ
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海もそうですが川は釣りやバーベキューなどアウトドアレジャーとしては最高のロケーションでした。近場の川で数家族集まって一緒に楽しんだものでした。
No.3
「温泉」

源泉かけ流しの温泉
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第3位に登場させたのが温泉です。日本人と言えば「温泉」と言われるくらい皆、風呂好きが多いい国だと思いませんか?この頃はまだ画像の様に「源泉かけ流し」などと言う言葉などありませんでしたが、そんなことはお構いなく温泉を楽しむ人々の姿が今も目に浮かびます。又、夜の温泉宿街の情緒豊かな風情が心を和ませてくれました。
No.2
「海水浴」

浮き輪に入る赤ちゃん
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夏と言えば「海!」と答える方は多いいでしょう。この当時ではやはり海水浴を楽しむ方が多く、有名な海岸ではイモ洗い状態だったですね。焼きすぎてひどい目にあったのはこの年でした。(自分のこと)
No.1
「実家に帰る」

実家の風景
yakushakowai
やっぱり「実家に帰る」が多数派でした。まだ東京ディズニーランドも無く、当然USJもありませんでした。山や海、大規模プールなども多かったですが、やはりのんびりできるのは実家に勝るものはありませんでしたね。実家は気持ちが落ち着くようでどこに出かけるでもなく一日中ゴロゴロしては母親にチョットは「体を動かしたら?」などと言われて表に出ると懐かしい顔ぶれに思わず頬が緩むことがありましたね。同窓会もこの時期に行われることが多く、昔の仲間の近況などを聞いて驚いたりしたものです。ただし、夫の実家に連れていかれる妻はこの時ばかりは気を張り続け、うちに帰るとぐったりとしてしまい、かえって疲れることとなるのも変わらぬシーンとなっていました。
あとがき
今、上げた他には美術・博物、水族・動物、植物・科学などの施設を巡ったり、テーマパークや複合商業施設などでショッピングを楽しんだり、食事したりとさまざまでしたが、まだ古き時代の匂いのする日本の光景の一つであったろうと思います。