アウトレイジ 花菱会乃長
アウトレイジ 最終章 [DVD]
花菱会会長:野村 和夫 (のむら かずお)役
叩き上げのヤクザではなく、堅気の出身 のヤクザ。
先代会長の娘婿で元証券会社の会社員で、定年退職後に現職に就いた。
関西出身ではなく、標準語で話し、関西弁を非常に嫌っている。
花菱会の古参の構成員たちに対して、上からの物言いで接し、定例会を頻繁に開催したり、シノギのノルマを課したりする。
金になるビジネスなら何でも許しており、先代の布施が禁止していた違法薬物の取引も解禁しちゃった風変わりな親分役を大杉さんは見事に演じきっていました。
改めて大杉さんの作品を見直してみても、演技派で実にうまいのがよく分かります。
異変
バイプレイヤーズ
2018年2月20日、千葉県富津市内などで午前中からドラマ『バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜』の撮影を行い、21時頃に終了。
その後共演者の松重豊さん、田口トモロヲさん、光石研さんと食事に行き、23時頃にホテルの部屋に戻った後、日付をまたいだ21日0時頃に共演者同士のグループLINEに腹痛を訴えるメッセージを送信。
66歳での突然死
異変に気付いた松重さんと撮影関係者らに付き添われタクシーで救急病院へ。
到着時には既に重体だったそうです、総合病院への搬送も検討されたそうですが、「治療が間に合わない」という病院側の判断で集中治療を継続。
しかし容態は悪化し、病院で家族やテレビ東京関係者、同ドラマ共演者(先述の3名と遠藤憲一さん)、事務所関係者、一部制作スタッフなどに見守られながら、
2018年2月21日午前3時53分、息を引き取りました。
66歳没。死因は急性心不全。
没後
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
ドラマ『バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜』は大杉さんが倒れる前の20日までに撮影を終えていた分は2月28日OA予定の第4話が7割、3月7日の最終話に当たる第5話が3分の1)を編集し放送されました。
葬儀・お別れの会
葬儀・告別式は大杉さん本人の生前の意思により、家族および近親者のみで執り行われました。
改めて2018年4月14日にお別れの会「さらば!ゴンタクレ」が東京都青山葬儀所にて開かれ約1700人の方が参列されました。
最後に・・・
個人的にも大好きだった大杉漣さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。