君しかいらない

成績優秀だが、恋には奥手な高校生・十時集(とときあつむ)。放課後の教室で出会った転校生・栗原朱音(くりはらあかね)に一目惚れをした集は、突然やってきた初恋の甘さに舞い上がる。しかし彼女には、16歳にしてバツイチという衝撃的な過去があった。
これは衝撃的ですね。
女子高生にして“バツイチ”。
読んだ当時は衝撃的でした……。
君しかいらないの作品紹介
初恋の女の子はバツイチで集の心は乱れまくり……別れたはずの元夫・橘川をまだ忘れられない朱音。集は自分の気持ちを抑えて朱音の力になろうとするが、彼女がバツイチであることが学校中に知れわたってしまう。朱音を守るために、集は生徒総会で思いきった行動に出る!一途な初恋男子のまごころラブストーリー。
君しかいらないの主要登場人物
栗原朱音

16歳の女子高校生。生まれつき体が弱く入院していたが、手術によって回復している。その時の担当医・橘川を大人になるまで待てないほど好きになり、周囲の反対を押し切って結婚した。橘川の浮気が原因で3か月で離婚。バツイチという状況で、集たちが通う高校に転入してくる。見た目は優しく落ち着いているが、自分勝手な人間の前ではガラリと豹変し、人が変わったように口調が変わりタンカを切る。
十時集

橘川恭一(きっかわ きょういち)

朱音の元夫で元主治医。女性関係はルーズ(本気で好きなのは朱音だけ)。
朱音とは浮気が原因で離婚。『浮気』は『本気』じゃないから良いというスタンスで悪びれることがなかったため、半ば強引に離婚された。離婚後もなんとか朱音の気持ちを取り戻そうとする。
仕事に関しては大変真面目で、目標を持って頑張っている(その点に関しては朱音も尊敬していた)。
感想
何よりりぼんで主人公が男の子なのがまず珍しいですが、ヒロインがバツイチです。
今はどうかわからないですが当時は挑戦的な漫画だったんだろうなぁと思います。
そんなヒロインっていわゆる……@ッチなんじゃとか思いますがところがそんなことはない。
まず何より筆者がホレた!(*´Д`)ハァハァ←
かっこいい2シーンがこちら!


勇ましい!
もうぞっこんホレるしかありませんね!!!
こんなタンカを切るのは少女漫画では珍しいのではないかと思います。
そんな少女は病弱で大人しかったという過去があるのですが、……そんな姿見えない。
離婚がきっかけである意味いい女へ変貌したんでしょうか。
何にしてもかっこいい……。
他のファン感想
最後に…

先の2シーンを含めて、普段は快活で明るい女子高生の朱音のキャラの魅力がたいへんたいへんね引き込まれます。ヒーローの集なんてなぜか…かすんでしまう……。笑
ところでそんな朱音ちゃんがなぜもう結婚!と決めたのがなぜなのかが不思議……。(。´・ω・)?
もしかしたら、現代バージョンのロミオ(橘川先生)&ジュリエット(朱音ちゃん)が生き延びたらこんなんなのかもしれません。
何にせよ、結婚は慎重に定めたいものですね。
しかし一度手痛い思いしていい女になるのもありなのかもしれません。

朱音ちゃんや長渕剛と結婚した石野真子さんのように…!(`・ω´・)+