先ず初めに
80年代に入ってバイクブームが起こりバイク漫画も沢山連載され人気を博しました。
皆さん、自分のお気に入りのバイク漫画があったと思います。その中でも人気のあったバイク漫画を先ずはご紹介したいと思います。

バリバリ伝説
しげの秀一による漫画。週刊少年マガジンに1983年~1991年まで連載されました。
主人公、巨摩 郡がレースの世界に入り世界チャンピオンになるまでのストーリーとなります。
アニメにもなりました。

湘南爆走族
吉田聡による暴走族漫画。少年KINGに1982年~1987年まで連載されました。
神奈川県の湘南海岸を舞台とし、ギャグとシリアスを織り交ぜた物語です。
映画とアニメになりました。

ふたり鷹
新谷かおるによる漫画。週刊少年サンデーに1981年~1985年まで連載されました。
沢渡鷹と東条鷹の二人の鷹、この二人が互いにライバルとして認め合っていく物語となります。
アニメにもなりました。
私に影響を与えた漫画ペリカンロード
私は、バイク漫画の中でもペリカンロードに影響されました。ちょうど私の学生時代に連載された漫画になります。この物語の青春物語に憧れ、そのためにはバイクが必要だと考えたのでしょう。免許を取らなくてはいけないと感じ、少し焦っていたのを想い起こします。

ペリカンロード
五十嵐浩一による漫画。少年KINGに1982年~1987年まで連載されました。
OVA(オリジナルビデオアニメーション)としてアニメ化され、実写化もされました。
更に私に影響を与えたゲーム、ハングオン
ハングオンはセガから1985年からアーケードゲームとして稼働していた体感ゲームです。ゲーセンに有ったデカくて、動くゲーム機。これがなんと私の初めてのバイク体験となります。
実際のバイクもゲーセンのゲーム機と同じと考えていました。物凄く偏った知識です。ハングオンのスロットル全開しか知らずに教習所へレッツゴー。
バイク好きならハングオンです。過去にもバイクゲームはありましたが、ジョイスティックで操作するゲームでした。その反面ハングオンは体重移動で操作するゲーム。これが実際のバイクと同じだと思いませんでしたか?ハングオン、クリア出来たしバイクの操作完璧だ!これ私だけでしょうか?
何も知らずに教習所へ
つまり、本当に漫画とゲーセンバイクしか知らずに教習所に通ってしまいました。クラッチ?何それという、ハングオンには付いていませんでしたし。スロットル全開にすればいいとしか思っていませんでした。
バイク免許を取りに来ている人は、皆バイクのことを良く分かってます。知らないのは私だけ。ヘルメットも皆派手なの被っており、私は手ぶらで行ってしまいました。てっきり貸してくれるものだと。教官に次から自分のを持ってこいと早速指導です。
教習所での苦労
教習バイクはホンダ・CBX400Fに乗りました。皆さんもこのバイクを教習車として使った方も多いのでは。当時全国的にこのバイクがよく使われていましたので。
ジャマだと思った安全バー、こけた時重要性を感じました。教習中にスラロームで1回こけたのです!その時にヘルメットの重要性、ありがたさも分かりました。頭ぶつけても全然なんともない。そのかわり教官にスラロームの練習ばかりやらされましたが。
坂道発進にも苦労してます。エンストしまくりです。コツを掴むまで、かなり苦労しました。半クラ難しかったです。
大型免許について
当時は大型バイクの免許が教習所で取ることが出来なかった。しかし憧れていたものです。1発しか無く、バイク免許も無い私には難易度が高い。流石に絶対取れないと思い諦めました。今は教習所で取ることが出来るのはうらやましいです。
最後に
漫画とゲームの知識だけでの免許取り、本当に苦労したのです。
だから、免許を取れた時は本当にうれしかったです。これでやっと憧れのバイク乗れる、漫画の世界が私を呼んでいる!と言う感じで速攻バイク屋へ。しかし漫画の世界には行けませんでした。悲しいです。