「ある日……」(藤子・F・不二雄の短編の1つ) 終わりは唐突にやってくる!その「ある日」は、何の前触れもなく訪れる。

「ある日……」(藤子・F・不二雄の短編の1つ)

あんた達だってしってるはずだ。 世界を何度も焼き尽くすに充分な核ミサイル網が、 今、この瞬間に発射可能な状態で世界中に配置されてるのを!!
「ある日」は「唐突」にやってくる。 「伏線」など張るひまもなく、 「説得力」のある破壊なんてあるものか。 「ある日」がいつくるか…… 今日にも…… プ ツ ン : :
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スパイダーマン(池上遼一版) 一般市民・人間社会こそ悪であると悟る。後味が悪く漫画史上最強クラスのダークなトラウマ作品に仕上がっている。

池上遼一による漫画『スパイダーマン』 『月刊別冊少年マガジン』(講談社)に1970年1月号から1971年9月号まで連載された。

情報新聞の記事がきっかけとなり、日本中にスパイダーマン・バッシングが広まった。

スパイダーマンは本家よりも徹底的にメディアや民衆に憎まれる。ユウは苦悩しながら、今日もさまよい続ける……。

ひたすら小森ユウのスパイダーマンとしての苦悩と現実社会の食い物にされた人々の陰鬱なエピソードが描かれている。

スパイダーマンの苦しい不幸な日々。

スパイダーマンに変身して事件を解決するたびに後悔し、悩み・落ち込んでいく主人公。

見えない虎(その正体は、場末の少女歌手・尾関ミキの自覚無き超能力)
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度重なる不遇でほとほと世間に愛想が尽きていたユウは、この虎を全面支持(=狙われている悪人を見殺しに)している。

人間の真の素顔・・・血まみれの凶獣なのだ・・・人間の業そのもの
果たして、こんな腐りきった人間社会のために超能力を使う必要があるのか? そして最終話でユウが出した答えこそ、見えない虎への激励の言葉と無意識の内に行った助力である。
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デビルマン(漫画) 漫画史上最強クラスのトラウマなバッドエンド作品。主人公・不動明に見捨てられた人類は完全に蚊帳の外のまま滅亡する。

デビルマン(漫画)

悪魔特捜隊による拷問で牧村夫妻は惨殺され、美樹も暴徒と化した町の住人たちに惨殺される。

最後の希望だった恋人も奪われて人間に失望した明

外道!きさまらこそ悪魔だ!

きさまらは人間の体を持ちながら悪魔になったんだぞ!これが人間の正体か!

地獄へ落ちろ人間ども!

不動明「俺はもう、何もない…。生きる希望も幸福も…生きる意味さえも! 守るべき何者もない…」
「桜多吾作版マジンガーシリーズ」 とても小学生向きとは思えない。人間の心の「負」の部分がかなり執拗に描かれている。
UFOロボ グレンダイザー(桜多吾作版) 愚かな人類の粛清。世界の終焉を描いたバッドエンド。

UFOロボ グレンダイザー(桜多吾作版) 世界の終焉を描いた人類が滅びるバッドエンド。

ベガ星は倒したが、人類もまた滅びの道を辿る。 地面が割れ、東京、モスクワ、ニューヨークと、全ての大都市が事もなげに呑み込まれ、沈んでゆく……
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デュークたちは新世界のアダムとイブとなるためにコールドスリープに入る・・・ 兜 甲児と牧葉ひかるは地球の再建を誓う。
100円本棚だより : 桜多吾作版 UFOロボ グレンダイザー | 百目のそっか!そーーなんだ!!記録帳
ゲッターロボG(桜多吾作版)リョウ、ハヤト、ベンケイは特攻して戦死というバッドエンド。

ゲッターロボG(桜多吾作版) 百鬼帝国を滅ぼすため、竜馬たちはその若き命を犠牲にする事に。

ゲッターロボG最終回でリョウ、ハヤト、ベンケイはゲッターライガーで研究所のゲッター線増幅装置を抱えたまま百鬼帝国の要塞に体当たりし戦死。
ミチルはリョウとハヤトばかり気遣ってベンケイのベの字も口にしていない。
https://plaza.rakuten.co.jp/osakakaijyuu/diary/200605210000/第17話「玉葱のポッタラ煮、いちご牛乳、まずい?味噌汁」 | 怪獣亭非日常 - 楽天ブログ
グレートマジンガー(桜多吾作版) 剣鉄也が特攻し自爆して敵を滅ぼす。

グレートマジンガー(桜多吾作版) 剣鉄也が特攻し自爆して敵を滅ぼす。

引き裂かれた「みさと」さんの死・・・容赦のないグロ描写。トラウマ度MAX。
みさと 物語終盤に拠点に攻撃を仕掛けてきたヤヌス攻爵に捕まり、鉄也への見せしめとして惨殺されてしまう。
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最後の希望を持っている・・・グレートの最終兵器「自爆装置」を使うこと
『サイボーグ009』(地下帝国ヨミ編)002=ジェットと009=ジョーが死亡したとも捉えられる結末に、読者から抗議殺到。非常に美しいバッドエンド。

ブラックゴーストの真の正体は人間の心の中にある「醜い欲望」と「悪意」そのものだった。人がいる限りブラックゴーストは滅びない・・・。

「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」の最後

決戦を終え、宇宙へ投げ出されたジョーを救出するも、ジェットの足のロケットのエネルギーは尽きようとしていた。

ジョー!きみはどこにおちたい?

地上で夜空を見上げる姉弟がいた。落ちて燃え尽きていくジョーとジェットの軌跡を「流れ星」と思い、世界に戦争がなくなり平和になる事を祈るのだった。
MW-ムウ- MWによって人生を狂わされた男の復讐。生きるもの、全て道連れだ。最後に結城美知夫が生き残ったのか?

手塚治虫の漫画作品『MW』(ムウ)「ビッグコミック」(小学館)1976年9月10日号 - 1978年1月25日号に連載された。

結城美知夫(ゆうき みちお)表の顔は関都銀行新宿支店のエリート銀行員、裏の顔は世間を騒がす誘拐殺人犯。
結城という男はこのMWによって人生を狂わされ、その復讐に生涯を捧げる。同じく運命を狂わされた賀来神父はそれを止めようと人生を捧げる。
http://mangade-umaruze.info/mangakansou/手塚治虫の傑作作品 MW(ムウ)の結末【ネタバレ感想】

まんまとMWを手に入れ、今度は空軍大佐の子供を人質をとり賀来と共にハイジャックする。

『MW』(ムウ)の「ラストシーン」 結城の双子の兄は不敵な笑みを浮かべるのだった。
『奇子』(あやこ) 天外家は滅んだが、奇子だけは生き残る。終始陰惨かつ救われない話が続く。

手塚治虫の漫画作品『奇子(あやこ)』1972年~1973年までビッグコミックに連載されていた。

奇子は一族の体面のために村ぐるみの決断で肺炎で死亡したことにされ、 天外家の土蔵の真っ暗な地下室に幽閉されたまま育てられることに…

天外奇子(あやこ) 仁郎が証拠隠滅をしていたところを見てしまったため口封じのため地下に幽閉されてしまう。 まともな教育も受けられないまま20年以上も地上に出ることすらなく生活していた。

天外伺朗

伺朗は大きな行李の中に奇子を隠し、他の荷物とともに運び出す事で奇子をこっそり蔵から脱出させる

伺朗「実の兄貴だが、お前(奇子)が愛しかった。闇はお前の世界だ生き延びろよ」と言い残し絶命。
奇子 - ストーリーを教えてもらうスレ まとめ Wiki*
『ザ・ムーン』(1972年)少年漫画とは思えない無残な結末へと向かってゆく。

ジョージ秋山による漫画作品『ザ・ムーン』 『週刊少年サンデー』(小学館)において、1972年14号から1973年18号まで掲載された。

9人の少年少女たちが心を合わせた時に、ムーンは動く。(般若心経を唱えて精神統一を行ない、念力で 空中浮遊~飛行も可能となる)

『ムーン ムーン ムーン』との駆動音を発して動き、強い脳波をキャッチするなどしてメカが加熱すると、両目から涙の如くオイルがあふれだす。

少年たちは、真の正義と平和のためと言って日本に水爆を落とそうとする連合正義軍などと勇敢に戦う。

ムーンは水爆をキャッチ!泣きながら誰もいない海の中へ消えていった…

最後は九人の子供らがザ・ムーンを呼び起こし、カビ発生装置を破壊しようとするが、肝心の装置を目前に子供らは次々に倒れ、カビに体を蝕まれながらも諦め切れないサンスウは慟哭と共にムーンの名を絶叫する・・・

動けなくなったザ・ムーンが涙を流す中で絶望的な最期を暗示させつつ、明確な結末を掲示しないまま幕を閉じる。
ベルサイユのばら 悲劇的な最後を遂げる革命の嵐の中で一瞬の生を悔いなく生きた恋人たちの物語。

池田理代子による漫画作品「ベルサイユのばら」 1972年21号から1973年まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載。

アンドレはオスカルをかばって銃弾に倒れ、オスカルもバスティーユへの砲撃の際に後を追うように亡くなった。

死刑判決を受けたアントワネット
番外編:バッドエンドで有名な童話「ごんぎつね 」「赤い蝋燭と人魚 」

「ごんぎつね 」 ちょっとしたいたずらが取り返しのつかないことを招いてしまい、自分なりの償いをしようとするキツネの話が描かれている。

ごん…お前だったのか…いつも栗をくれたのは…
実は一般に知られている文章は最後の一文が削られている。 その削られている一文は… 『ごん』はぐったりなったまま、うれしくなりました。
https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11091.htmlごんぎつね(児童文学) - アニヲタWiki(仮) - アットウィキ

小川未明「赤い蝋燭と人魚」いわさきちひろ画

赤い蝋燭と人魚 小川 未明 (著), 酒井 駒子 (イラスト)

人間というものへのかなしみが漂うこのお話を、酒井の絵は浄化している。
「紫電改のタカ」(1963年) 主人公の滝城太郎は、終戦を目前にして特攻隊員として出撃してゆく。

紫電改のタカ 『週刊少年マガジン』に1963年(昭和38年)7月から1965年(昭和40年)1月まで連載

母親と幼馴染が基地を見舞う頃・・・

信子「おばさん・・もうすぐ城太郎さんのいる大分に着くわ・・・」

その頃、主人公「滝城太郎」は沖縄の空に散って行った・・・
タイガーマスク(原作版) 伊達直人は愛に生き、愛に死んだ。

タイガーマスク(原作版)

世界戦に向かう途中、子供をかばってダンプに轢かれる主人公の伊達直人。

今際の際に主人公が取った行動は、マスクを処分してタイガーマスクの正体を隠蔽する事だった…。
『むこうぶち 高レート裏麻雀列伝』 魔物じみた強さを持つ謎の麻雀打ち「傀」(カイ)に敗れて多種多様なバッドエンドを迎える。

「傀」(カイ)「ビンタを20に上げませんか?」

「傀」(カイ)に「御無礼」を言われた対戦相手は必ず負ける。

「傀」(カイ)「続行しますか?」

「傀」(カイ)「御無礼、ロンです」

「傀」(カイ)「裏も乗ります」

自分は「むこうぶち」ですから