将棋界の七不思議 とは
そもそも〝七不思議ってなんなんですかね〟と思ったらどうも紀元2世紀に成立した「世界の七不思議(Seven Wonders of the World)」がもとになってるらしい。
原題は英語じゃなかったり、なんで《Wonders》が《不思議》に訳されているのかとか色々おもしろい逸話があるのですが流石に脱線が過ぎるので割愛。
世界の七不思議
世界の七不思議 - Wikipedia
で、この《七不思議》の発想を用いているのが《諏訪大社七不思議》(七不思議と言いつつ11個あるらしい)だったり、《学校の七不思議》であったりするわけです。
そのうちのひとつとして存在しているのが《将棋界の七不思議》。人によっては《棋界七不思議》とも。
……実は将棋界の七不思議、かつてはwikiの
将棋界 - Wikipedia
というページにまとめられていたのですが、2016年のページ編集の際に削除されてしまったらしく2018年5月現在復活しておりません。理由は出典が皆無であることと独自研究度が高かったこと。
じゃあ将棋界の七不思議なんて本当は存在しないのかい京極堂――と考えてしまうのはどうも早計らしく、
知られていなかった棋界七不思議のうちの一つ | 将棋ペンクラブログ
真面目に考えると、将棋界七不思議の一つに数えるべきことなのかもしれない
https://shogipenclublog.com/blog/2014/08/21/yagurasenpou/50年以上も気の利いた名前を付けられていない戦法 | 将棋ペンクラブログ
加藤一二三八段(当時)インタビュー | 将棋ペンクラブログ
森内俊之新名人誕生お祝いメッセージ(前編) | 将棋ペンクラブログ
知られていなかった棋界七不思議のうちの一つ | 将棋ペンクラブログ
言及が案外多い。
なかには割合具体的なものもあって、
森下卓八段(当時)がまさか▲同歩と取るとは思わなかった藤井猛九段の突き捨ての歩 | 将棋ペンクラブログ
とのこと。
勝負のジンクスや人物の能力によって左右される要素が多い、という《将棋界の七不思議》の性質についても触れられることがあって、
将棋界七不思議というものがあるのだろうか。 あるとしたら、他の七不思議とは違って、時代時代で変わっていくものなのだろう。
https://shogipenclublog.com/blog/2017/05/30/moriuchi-16/森内俊之新名人誕生お祝いメッセージ(前編) | 将棋ペンクラブログ
なんていう記述があったりもします。