王道少女漫画! でもまだまだ続く長寿漫画「王家の紋章」
1977年に第1巻が発売され、2018年4月発売の第63巻(最新刊)で既に41年が経過しているが、まだなお続くとみられる長寿少女漫画「王家の紋章」。
私が女子高生のときにハマって一気読みし、今も最新刊が発売になると買ってしまうほど大好きな漫画で、読み返すとまたあの頃に戻ったような気持ちになってしまう…。
ここでは王家ファン向けというより、まだこの漫画を読んだことのない人に興味を持ってもらいたいという思いで書きました。
「王家の紋章」とは?
作者は細川智栄子あんど芙〜みん。
秋田書店発行『月刊プリンセス』1976年10月号より連載開始。
現代と古代、エジプトを舞台とする3000年の時を経た恋と壮大な歴史ロマンの物語。
月刊 プリンセス
主人公は現代アメリカの女の子
キャロル・リード(16歳)。金髪碧眼の美少女。
りかもリード・コンツェルンの社長令嬢という恵まれた環境のお嬢さま。
でも学業熱心な学生で、専攻は考古学。
その熱心さが災い(?)して、古代エジプト王メンフィスの墓を暴いてしまい
呪いによって古代エジプトにタイムスリップしてしまいます。
キャロル・リード
王家の紋章 第1巻 (プリンセスコミックス) | 細川 智栄子 |本 | 通販 | Amazon
で、どうなっていくかというと。
このあらすじからは何だか難しい話のように思えますが、実際の内容は、主人公のキャロルが古代のさまざまな国の王からモテまくるので、キャロルの夫であるメンフィス王が妻を取られまいと必死に奔走する、いわゆる“純愛ラブコメ”といった感じですね。
キャロルをめぐる登場人物
その主人公キャロルをめぐって逆ハーレムを形成する古代エジプトのイケメンたちです。
まあ暗殺をもくろむ奴もいますけど。
【古代エジプト王家】メンフィス
メンフィス
王家の紋章(60)(プリンセス・コミックス) | 細川智栄子あんど芙~みん |本 | 通販 | Amazon
21世紀の知恵や倫理観を持って自国の危機を救ってきたキャロルを熱愛するようになりますが、
それまでは全く女に興味なし男。
これだけの美貌なので、いろいろな女を虜にしてきたし、異母姉のアイシスからも盲愛されていたのですが、それも「母代り」としか受け取っていなかったり。
でもキャロルを愛してからは一筋。それどころか嫉妬のカタマリになったりします。
まあ、その一途さが「イイ!」んですよね。17歳という若さでこれだけ野心家で自立した男性が現代にいたら、間違いなく惚れてしまうわね。
【古代エジプト】アイシス
アイシス
王家の紋章(61)(プリンセス・コミックス) | 細川 智栄子あんど芙~みん |本 | 通販 | Amazon