子安武人さんとは
声優デビュー30周年を迎えた子安武人の関連作品(天空戦記シュラト) - Middle Edge(ミドルエッジ)
以下、名無しにかわりまして子安武人関連作品をお送りします
宇宙の騎士テッカマンブレード
この記事にはネタバレの要素が含まれます。
1992年から1993年にかけて放映されていたタツノコプロのアニメ作品。

宇宙の騎士テッカマンブレード
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《宇宙で鉄仮面が戦う》というタツノコプロの面目躍如となる名作。
これとは別に「宇宙の騎士テッカマン」という1975年の作品がありますが、この作品とストーリー上の接点はありません。

宇宙の騎士テッカマン
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テッカマンブレードの監督はねぎしひろし氏。
監督作品は「NG騎士ラムネ&40」「天地無用!」「マスターモスキートン'99」などなど。
シリーズ構成には百戦錬磨の関島眞頼氏。と、〝あかほりさとる〟氏の連名。
視聴者の何割かにトラウマめいた記憶を植え付ける設定と展開でおなじみのこの作品ですが、後々の活躍のことを考えるとおそらくその原因は……
【俺は今】すべて言えるか【モーレツに】あかほりさとる作品!【熱血している!】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
あらすじは以下。
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長いですね!
仕方ないです話数にして49話の大ストーリーである上にタツノコプロのSFなんだからそりゃ設定も豊富になります。
設定として地味に特徴的なのが《オービタルリング》の存在なんですが、これ、地球をぐるりと囲うように設置された軌道エレベーター基地というなかなかおもしろそうな存在でした。
でもあらすじにある通り、話は〝宇宙生命体のラダムがオービタルリングを占拠したところから始まります〟
この設定の無駄遣い感が流石。
ちなみにこの【STORY】によりますと、主人公について〝彼は寡黙で記憶喪失のようであるため「Dボウイ」と名づけられ〟とあり何がどう「Dボウイ」なんだかさっぱりなのですが、wikiにはしっかりと書いてあって、
ということです。
なんかラダムの調査をしていたヒロイン・アキとスペースナイツのスタッフであるノアルの前にいきなり現れて宇宙に戦いに行きたいから宇宙に行ける船を貸せって言いだしたのが最初の出会いだったはずです。〝そんな無茶な〟
そりゃデンジャラスボウイというあだ名もつけたくなります。
ちなみに「宇宙の騎士テッカマンブレード」の続編にあたる作品として「宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ」というのがありまして。

宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ
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これは《テッカマン→テッカマンブレード》の関係とは違い、ちゃんとストーリー上の絡みがあります。
あるんですが、
こんな逸話があったりします。
路線を変えたということは「テッカマンブレード」とは別作品風になったというわけで、これについてはブレードファンの間では賛否両論(否の意見をよく見かける)のようです。
実は「テッカマンブレードⅡ」とは別に「テッカマンブレード」のその後の作品を描くという計画があり、設定と脚本までできあがっていたらしいのですが、
流石です。で、フタを開けてみれば「宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ」と。
いやーいい台詞ですね。前作と同じような雰囲気になってはいけない。〝なんでやねん〟
キャスト テッカマンエビル / 相羽シンヤ
子安さんの話の時間だやったー!
テッカマンブレードで子安武人さんはテッカマンエビルを担当していらっしゃいます。

テッカマンエビル
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主人公の双子の弟にして敵方ボスのひとり。強敵。
このアニメ、タイトルが「宇宙の騎士テッカマンブレード」なので当然《テッカマン》というのが重要キーワードなのですが、テッカマンブレードにおいて〝テッカマンはラダム(敵)から生まれてくるもの〟というのがさらっとすごい設定だと思います。
というか襲いかかってくる敵がことごとく元仲間だったり家族だったり、言ってしまえば〝宇宙を巻きこんだとても不本意な家族喧嘩〟となっております。
この設定が強すぎて他の細かいところまでツッコミがまわらないという現実については流石と言わざるを得ません。