まちのヘンなもの大カタログ「VOW6」の気になるネタ!
宝島社の雑誌「宝島」に掲載され人気を集めたコーナーがありました。それがVOWでした。
雑誌「宝島」は休刊になってしまったようで、別の女性向け雑誌にコーナーは移動したようですが、2016年以降、新しい単行本は発行されていません。
雑誌や新聞の誤植を集めた笑えるネタや街で見つけたヘンなもの(看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店等)の写真を投稿するコーナーで、雑誌「宝島」でも際立った存在感を放つ特集として人気を獲得しました。
そして、1987年にそれらの秀逸なネタをまとめた単行本『VOW』が発刊されるまでになります。
この記事では1994年に発行された単行本『VOW6』で、個人的に面白かったネタをご紹介致します。チャゲアスや寅さんなど、懐かしいキーワードがございますので、楽しんでいただければ幸いです。
「VOW6」
VOW(6) 現代下世話大全 続5まちのヘンなも... - ヤフオク
チャゲアスの「SAY YES」が役所の広報の替え歌「税イエス」に!。
この「VOW6」の一番の特徴は、何といっても「税イエス事件」でしょう。
wikipediaにも掲載されているこの事件。初刷は回収されるという事態になってしまったようです。
私が持っている「VOW6」は、運よく初刷のもののようで、税イエスが掲載されていました。
自主回収のため、この記事で写真を掲載できないのが残念です。
※以下、画像は諸事情により、ページ全体を引用させていただいております。
クリック・タップしていただけると多少拡大されるようです。
ご容赦ください。
画像右側に映っている「草ぼうぼうランド」。
上記画像右側の日本三景・宮城県松島にあるという、「草ぼうぼうランド」。
投稿者のコメントによると、前は大迷路だったそうです。
しかし管理が面倒くさくなったのでしょうか、「ええい、雑草をそのまま生やしておけい!」というような感じで、無秩序っぽいランドが出来上がりました。
「自然観察ゾーン」ということなので、まあ、ありのままの自然を体験できるところではありますが、いくらなんでもこの名前は・・・と思います。
やっつけ仕事っぽくて好きですね。
画像左側に映っている「謎の幼稚園」??。
続いてのネタは、上記画像左側の街中に突然現れた、「謎の幼稚園」です。
「な」「ぞ」「の」「幼」「稚」「園」という看板。
この投稿者のコメントが非常に秀逸です。
過去何十冊とVOWシリーズを読んできましたが、トップ3に入るくらい秀逸。
「「は」が抜け替わるお年頃ですからね」と書いてあります。
このようなエスプリを利かせるコメントを自分も書いてみたいものだと思います。
東アジアの航空会社は誤植の嵐。
上記画像右側が台湾の航空会社、左側が韓国の航空会社の機内音楽放送のメニューのようです。
誤植が多すぎてチェックしきれません。
台湾から・・・
鈴本雅之「ガラス越いこ消えた夏」
鈴本聖美「ロソリーチセツプリン」
杉母次郎「ANAK(息子)(曲名は合ってる)」
近謄真彦「夕焼けの歌(曲名は合ってる)」
大フコース「きよなら」
チマケ&飛鳥「この恋すいらのガらまわり」
小林明子(歌手名は合ってる)「恋にすちこ」
小母和正「oh!year!(曲名は合ってる)」
而城秀樹「抱きしめてツルバ」
・・・韓国編は次に譲ります。
韓国では・・・。
中山美穂「幸せになために」
「洪田麻里」
楠瀬誠志郎「季節なとラリ過ぎても」
フレフト&バター「Fine line」
CHANGE&ASKA「Say yes」
EPO「子たリの Desting」
極めつけはまったく意味不明
「サチユーニツり・ニこーサー」
さらに「都はるみ全曲集」
「アソコ椿は恋の花」
ハングル語により歌手不明
「ギンギヲギンにさいけさい」
「わかっこ下さい」
「サナコ」
画像右側のネタ「三波春夫さん専用駐車場」??。
上記右側の画像。三波春夫さんは新潟県の出身ですが、専用駐車場があるのは愛知県名古屋市の近くのようです。
まったく意味不明。
画像左側ネタ 寅さんは熊ですか??。
上記左側の画像。
恋多き男、寅さん。
やはり愛しているなら、愛しているという表現を出さなければなりません。
「愛しているなら、熊度で示せ!」と男らしい一言。
・・・ん?「熊度」??。
寅さんは熊ではない!!。
「熊度」を示したのは寅さんだけではなかった!!。
どこの地下鉄なのかはわかりませんが、投稿者が愛知県に住んでいるようなので、名古屋市営地下鉄なのだと推測されます。
しかし、「熊度」って書かれると、熊本の地下鉄(熊本には地下鉄はないのですが、都営地下鉄三田線で走っていた地下鉄車両が走っています。)だと、ついつい思ってしまいます。
「いちばん儲けている地下鉄」はどこの路線か | 通勤電車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
この記事の中のデータによると、名古屋市営地下鉄のうち東山線は、非常に収益の高い路線であるのに、冷房化はなかなか進まなかったようですね。