無敵の女子アームレスラー!team⭐spirits「山田よう子」
皆さんはアームレスリング王者と聞くと、どんな選手像を思い描きますか?
おそらく多くの方々が、タンクトップに丸太のような上腕二頭筋の厳つい選手像を思い浮かべることと思います。
今回ミドルエッジ編集部(ミド編)がインタビューの機会をいただいたのは、そんなアームレスリングの世界で全日本13連覇と世界王者にも君臨した女子アームレスラーの山田よう子さん。
一見して、この方が女子アームレスリングの世界王者であったとは思えない端正な顔立ち。
しかしながらアームレスリングに辿り着くまでの波乱に満ちた10代と、そこで身に着いた「気持ちの強さ」。
幼少期から現在に至るまでの道のりをインタビューさせていただきました。
山田よう子さん
-現在は40代で4児の母と大忙しの山田よう子さんですが、暫く離れていたアームレスリングの世界に再び戻りました。過去には全日本13連覇という快挙も達成した女子アームレスリングの世界に、改めて挑戦なさるのはどうしてでしょうか?
Yotubeに山田選手の試合風景の動画が!
アームレスリング絶対王者であるとともに総合格闘技、プロレスでも活躍した山田よう子さん。
そんな彼女の意外な(?)道のりをご覧ください。
小学校時代はモモコクラブ
-山田さんは女子アームレスリング界の絶対王者でいらっしゃいます。総合格闘技やプロレスでも活躍されましたが、幼いころからプロレスなどへの関心をお持ちでしたか?
-親戚に長門裕之さん、南田洋子さんがいらっしゃいます。幼いころより芸能界やタレントを意識するということはありませんでしたか?
小学生の頃、多くのスカウトの声がかかったという山田さん。
ご本人曰く「汚れていなかった(笑」とのことで純真無垢な少女像をイメージしますが、一方で小学校では相撲、羽根つき、徒競走と何をやっても男女あわせて常に一番だったそうです。
ちなみにキャベツ人形も一応持ってはいたものの、人形遊びには興味が湧かなかったようで。
「超」がつく人気者だった山田さんは、その人気ぶりのまま中学校に進学しますがそこで挫折を味わうこととなります。
イジメを受けて不登校に
-中学時代にはイジメ、不登校、施設入所などの波乱を経験なさいました。
-なんだか、サポートするというよりも更生するための施設のように聞こえてしまいますね(汗
山田さんは当時の辛い経験を、現在のアームレスリングの活動に生かしています。
自分が嫌な思いをしたから、いまそのような悩みを抱えている子らを支援する気持ちでアームレスリングを教えているんです。