RX-121-1
ガンダムTR-1[ヘイズル改] GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM]
機動戦士ガンダムMS大全集2015
パーツ取りのための予備機を改修し、今までの実戦から得たデータをインストールして2号機としたことからRX-121からRX-121-1と型式番号が変わっています。以前の交戦でかなりの損傷を受けた機体を高性能化したもので、軽量化や出力、推力共にアップし、コクピットには全天周モニター、リニアシートを本格的に導入。選択式の多目的ランチャーなどでオプションの兵装をかなり多彩に装備できる機体に仕上がっています。この機体はT3部隊での評価試験を経てコンペイトウやゼダンの門に配備されるなど、バーザムほどではないにせよ量産されたようです。「機動戦士Zガンダム」DVD版でも1機登場していましたね。この画像はライトグレーですが実戦配備されるときは黒と濃紺のティターンズカラーに塗装されています。
RX-121-1
ガンダムTR-1[ヘイズル改] イカロス・ユニット試作プラン
機動戦士ガンダムMS大全集2015
RX-121-1
ガンダムTR-1[ヘイズル改]イカロス・ユニット装備 GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM IKARUS UNIT]
機動戦士ガンダムMS大全集2015
重力下でMS形態のまま飛行を可能にするユニットを装着している形態です。しかしMS形態のまま飛行する意味があったのでしょうか?大気圏内では空力特性が物を言う環境なので、いくら熱核ロケットエンジンの大きな推力で強引に飛行出来たとしても十分な機動性、運動性が確保できたのかは疑問です。ここでのテストの結果が後の「バイアラン」の開発に寄与したとされていますが、バイアラン自体、機動性、旋回性能などを確保するために推進剤の消費が激しく、航続距離は短くなってしまっています。本編ではエゥーゴのカムチャッカ基地を強襲、制圧する作戦でこの形態で相手のエース、元ジオン公国軍のガブリエル・ゾラとの戦闘シーンが見られます。
RX-121-1
ガンダムTR-1[ヘイズル改]サブ・アーム・ユニット装備 [GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM]]
機動戦士ガンダムMS大全集2015
パイロットの一人、カール・マツバラ中尉はこの機体を初めて見たときに「サブ・アームね・・・あんなの何の役に立つんだか。腕増やしたって一度に使えないんじゃ、ただのデッドウエイトじゃないの?」と疑問を投げかけている。確かにその通りだと思うが、後にTR-4[ダンディライアン]搭乗時、このサブ・アームユニットで機体を安定化させています。
RX-121-1
ガンダムTR-1[ヘイズル改]高機動形態 [GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM]HIGH MOBILTY FORM]
機動戦士ガンダムMS大全集2015
高機動を得るために両腕部にブースター・シールドを持つ為、ビームライフルが使えなくなっています。[ヘイズル]でも高機動形態があり、同じ問題を抱えていたと思われます。そこで[ヘイズル改]では腰部ラッチに装備されるビーム・ライフル保持用のターミナル・ユニットを設け、基部のアームを展開することでフリーハンドでの発砲を可能としています。