オリコンウィークリー 1989年2月13日号 表紙

巻頭インタビューはWINK。
この号では、シングル「愛が止まらない」がチャートをじわじわ上げてきたWINKが巻頭インタビューになっています。

元はカイリー・ミノーグの歌。
ドラマ「追いかけたいの!」主題歌。
通常の「タイアップ曲」とは違うチャートの動きをしました。

この年はWINKの年と言っても過言ではないでしょう。
この「愛が止まらない」の2つ後に出した「淋しい熱帯魚」が、レコ大を受賞します。
WINK=レコ大=淋しい熱帯魚というイメージがありますが、その伏線はこの「愛が止まらない」のロングヒットから始まったと言えます。
この号で西田ひかるのCM出演が紹介されており、懐かしい!と思ったので、CM動画をご紹介しておきます。
巻末に面白い広告が。

1989年と言えば、今(2018年)の29年前!!。
既におニャン子クラブをヒットさせ、時代の寵児となっていた秋元康さんが、通信講座を開いています!!。
どんな塾なんでしょうか??。
今はやっていない「作詞塾」。
今はこの「作詞塾」はやっていないようです。
個人のブログなどから推察して、内容を調べてみました。
(個人のブログなので、事実関係とは異なる場合があります。ネタとしてお読みください。)
晴れて「秋元康作詞塾」修了生になりました。|大学生が語るおニャン子クラブ
で、作詞できたものを、秋元康先生が添削してくれるようです。
送った人には、作詞家デビューのチャンスが与えられるのか??。
しかし、実際はこうだったようです。
実際は事務所の方が添削していたようですね。
その3年前には、こんな本も出しています。

なんと!自分の書いた詞がおニャン子のLPに入るとは!!。
実際に買った人のコメントでは、「8割が原稿用紙だった」ということでした。
つまりは・・・。
秋元康さんも、金儲けのためにこのような「塾シリーズ」を連発したわけではないと思います。
ご本人が関わっていないところで会社が勝手に秋元さんの名前を使ったか、もしくは本当にこの内容で、「秋元さんと同じ才能、能力を持っていたら」あなたも作詞家になれます!!と、本気で考えていたのだと思います。
しかし、普通の人にはやはり、秋元康さんと同じようなことをするのは、到底無理だったということなのでしょう。
いかに秋元康さんに特殊な才能があるか、まざまざと見せつけられるような広告ですね。

アマゾンで検索してみましたが、「作詞塾」というキーワードでヒットしたものは、このシリーズだけでした。
いかに作詞というものが、教えられるものではなく、自分自身で書くしかないものかということが、これでわかりますね・・・。
おまけとして。

「超絶倫人ベラボーマン」主題歌の歌手が。
オリコンウィークリー 1989年2月13日号 裏表紙より引用。
ゲーム「超絶倫人ベラボーマン」の広告が載っています。
古きよき特撮コメディの世界観を再現したバカゲー『超絶倫人ベラボーマン』はヘンな敵キャラ目白押し! - Middle Edge(ミドルエッジ)
こちらに「超絶倫人ベラボーマン」の記事がありましたので、ご紹介します。