2011年 東日本大震災のあと・・・
自分にとって本当に必要なモノは何かを見つめ直した女性たちは、肩の力が抜けナチュラルなメイクになっていきます。癒しを求め日本女性が本来好む可愛い表現として、涙袋のメイクやお風呂上がりのようなのぼせチークが現れます。眉の色は明るくなり、ブライトカラーで口もとに色味が戻ってきます。
2011年 05月号
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2010年代中期以降は、バブルリバイバルの兆しから太眉、赤リップを代表とする華やかリップが復活しました。
街の若い子たちみんな赤いリップだしみんな同じ顔に見えてしまいました・・
現在・・・
JJ 2016年 12 月号
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さいごに
“一般的な化粧によって得られる心理的効果には自尊心の向上と、社会的な幸福感がある。”と言われています。
“化粧の作業には適度な緊張が生じることから気持ちの切り替えがしやすく、鏡に向かうことによって自己意識や内省的な傾向を高めるなど、心理的な安定をもたらす効果がある。”ということも。
確かにアイラインを引いているときはブレが生じないようにとかバランスよく書いたり緊張感はあるかもしれません。
“うつ病や老人性認知症などの患者に対して化粧指導することで、平板化した感情を活性化し、社会復帰を促す効果が示されている。”
実際に介護施設では美容学校の学生さんが認知症のある方々にお化粧をしてその方々は普段あまり見せないイキイキとした表情や笑顔を見せます。
私たち自身メイクをすることによって自信につながったり社会に出やすくなるのは確かにあるのかなと思いました。
化粧は化けるという字を書くくらいですから良い方向に化けるのは良いことかもしれませんね☆