懐かしの「梅ジャム」が製造中止に。昭和がまた遠くへ…
1947年の販売開始から70年に渡り子供たちに愛されてきた、梅の花本舗の駄菓子「梅ジャム」が2017年12月に製造終了となっていたことがわかりました。

第一報はこちら。
梅の花本舗の廃業は、2018年1月18日に以下のツイートが投稿されたことで情報が拡散。突然の悲報に、子供の頃に梅ジャムが好きだった人たちの間から悲しむ声が続出しています。
製造終了の理由とは?
体力の限界。
「梅ジャム」の唯一の作り手である高林博文さんは御年87歳。高齢であることに加え関節の手術も数回行っており、体力に限界を感じていたとのことです。そこで、創業70周年という節目に引退を決断しました。

後継者問題。
「梅ジャム」は創業当初より高林さんが1人で製造していました。製造方法については誰にも教えていないため、後継者がいないとのことです。また、製造工程に手作業が多く含まれるため、高林さんでないとあの味の再現は難しいとのこと。

子供の頃にやった梅ジャムの食べ方!!
せんべいに乗せる
「梅ジャム」の定番の食べ方といえば、ミルクせんべいやソースせんべいに乗せて食べる方法です。せんべいを何層にも重ねて、間に梅ジャムを塗る食べ方が流行していました。また、普通のジャムの代わりに梅ジャムをパンに塗ってフレンチトースト風にするのも美味しいです。


そのまま!
放課後に遊び疲れたときなど、汗をかいて「塩分が欲しい」というときにそのままチューっと吸うと、体に甘酸っぱさが染み渡ります。

「ブタメン」に入れる!?
私はやったことがないのですが、あの「ブタメン」に入れる人がいるそうです。確かに梅干しが添えられているラーメンは見たことがありますが、ブタメンに入れるとなるとどんな味なのか想像がつきません。ご存知の方は教えて下さい!

「梅ジャム」は漫画にもなってます!
今回の製造終了に呼応してか、駄菓子を題材にした漫画「だがしかし」に描かれている梅ジャムのエピソードが、1月26日現在無料公開されています。梅ジャムは現在ネットで軒並み売り切れ状態となっていますが、漫画を読んで子供の頃を思い出すのも良いと思います。
漫画はこちらで読めます!
だがしかし(話) - 3巻 第46かし 「梅ジャム」
昨年はカールの東日本での販売中止が話題となりましたが、平成も30年となった今、昭和を象徴するお菓子が姿を消していくのは寂しいものです。しかしこれも時の流れなんでしょうね。「梅ジャム」長い間お疲れさまでした!
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