消えゆく昭和の映画館『さよなら日劇ラストショウ』と題して限定グラスが発売。有楽町の映画館の歴史にも触れてみます

消えゆく昭和の映画館『さよなら日劇ラストショウ』と題して限定グラスが発売。有楽町の映画館の歴史にも触れてみます

約85年の歴史に幕が降ろされる「TOHOシネマズ 日劇」。東京・有楽町を代表する映画館でしたが、今回『さよなら日劇ラストショウ』と題して、限定グッズであるメモリアルグラスが発売されています。本稿では有楽町にある他の映画館にも触れています。


TOHOシネマズ 日劇『さよなら日劇ラストショウ』と題して、期間限定生産メモリアルグラスを発売

2月4日に閉館する事が決まっているTOHOシネマズ 日劇。
フィナーレイベントとして、Answer,inc. (アンサー株式会社)による『さよなら日劇ラストショウ』のメモリアルグラス企画が行われています。

『さよなら日劇ラストショウ』のメモリアルグラス

1933年に「日本劇場」として開館し、有楽町センタービルの開業時に1984年「日本劇場」「日劇東宝」「日劇プラザ」の3館の劇場として再度開館しました。
2009年に「TOHOシネマズ 日劇」と館名を変えながら約85年間お客様に愛された劇場が惜しまれつつも、その役目を終える時がやってきました。

有楽町には他にも、1934年開館の「日比谷映画劇場」(現在は跡地でTOHOシネマズシャンテが営業中)や同年開館の「丸の内松竹」(現在の丸の内ピカデリー)、1946年開館の「本邦初のロードショー劇場」(現在の有楽町スバル座)、1987年開館の「シネスイッチ銀座」(元の銀座文化劇場)など実に多くの映画館が立ち並んでいます。

現在は六本木などが開発され、都内にはオシャレなスポットが乱立していますが、かつては”銀ブラがてらの映画鑑賞”が盛んで、より贅沢な雰囲気があったかと思います。そうした街の記憶がまたひとつ消えゆく寂しさを抱えながら時代は移り変わります。

日比谷映画があった東宝本社ビル(2005年3月撮影)

初代スバル座時代の1947年にロードショー上映された『ガス燈』(監督ジョージ・キューカー、1944年制作)

今回、その長い歴史とたくさんの思い出をお客様に何らかの形で残したいとの考えでAnswer,inc. (アンサー株式会社)からTOHOシネマズ株式会社に打診したそうです。

日常的に使用も出来、かつ眺めるだけで「日劇」が蘇ってくるようなモノ・・・。そんな日劇の長い歴史にふさわしいグッズを考えた時に同じく、代々江戸時代より長く東京の伝統工芸である江戸切子の職人の方々に協力を仰ぎ、「日劇」の文字をグラスに込めています。

本商品の制作は、硝子加工業として江戸切子、サンドブラスト、硝子の切断、研磨、穴あけ、接着といった特殊な技術を基に様々な硝子製品を展開するガラス加工専門の企画会社「GLASS-LAB」、東京の文化発信地である清澄白河で長年印刷加工、デザインを続ける「今井印刷」が手掛けています。

日本最大級のキャパシティを誇る“日劇1”の場内を、世界レベルの繊細さを誇るサンドブラストの技術を用いてグラスに刻んでいます。

商品ラインナップ

お客様視点でスクリーンを模した「客座銀幕」とスクリーンから客席を模した「銀幕望客」の二種類がご用意されています。
二度と味わう事の出来ない思い出をご自宅でご堪能下さい。

12,800円(消費税込み)
※送料無料
※ドリパスのシステム利用料&決済手数料が含まれた金額となります。
※限定200個。売り切れ次第終了となります。

「客座銀幕」

12,800円(消費税込み)
※送料無料
※ドリパスのシステム利用料&決済手数料が含まれた金額となります。
※限定200個。売り切れ次第終了となります。

「銀幕望客」

発売期間

2018年2月8日(木)23:59まで。

この期間のみしか生産されない完全受注生産で一つ一つ「シリアルナンバー」を刻みます。
開館以来約85年となります“日劇”の思い出を少しでも記憶に残せるように、現在の劇場内をそのまま投影したグラスに仕上がっています。

本商品に関するお問合せ先

Answer,inc. (アンサー株式会社)
担当:伊佐
電話:03-5875-9292 メールアドレス:info@kotae.tokyo FAX:03-3440-0866
WEB:http://kotae.tokyo/

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