光る《女性建築技術者の会》のセンス
建築系となるとどうしても堅いイメージがあったり、《女性建築技術者の会》の字面を見た瞬間に〝なぜか道路工事を思いだしたわたしのような方〟もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際のところは、
女性建築技術者の会のオフィシャルサイト 家の設計や店舗設計、住まいづくり、まちづくり、教育の現場で女性ならではの視点を持ちつつ活躍する女性建築技術者のネットワーク
会が刊行している書籍を見てみると、
このようになっています。デザインがたいへん良いですね。しかも落ち着いている。
建築系の書籍というよりかは暮らしの本、という印象があります。
「夢みる昭和語」についても例外ではなく、《本書は思い出を引き出すための本(一種のグッズ)です》と前置きをしてから以下の紹介がなされています。
彼女たちは《暮らしのスペシャリスト》。
それも雑誌などでよく見かける《より良く暮らしを消費するスペシャリスト》ではなく《よい暮らしを提供するスペシャリスト》です。
彼女たちの静かな〝語り〟は、我々がそれぞれの昭和へと帰っていくための心地よい道標となってくれることでしょう。