幸福駅
幸福駅プラットフォーム
実際に幸福駅(こうふくえき)は、日本国北海道(十勝支庁)帯広市幸福町にあった日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)です。
広尾線の廃線に伴い1987年(昭和62年)2月2日に廃駅となりましたが、廃止後も観光地として整備されているとの事です。
建替後の幸福駅舎(2015年10月撮影)
幸福駅 - Wikipedia
ブームの始まり
幸福きっぷ
1973年3月、NHKの紀行番組「新日本紀行」において『幸福への旅~帯広~』が放送され、「幸福駅」の駅名が全国的に知れ渡ります。
もともと一部の旅行者の間で、旧国鉄・広尾線の沿線上に、縁起の良い駅名が並んでいることは有名でしたが、東京でアイデア雑貨を営む飛田和義行(ひだわ よしゆき)氏は、沿線上の「幸福駅」と「愛国駅」に着目します。
この縁起の良い駅名を全国にPRし、赤字続きの広尾線の乗降客数アップの手助はできないものか。
そこで仕掛けた雑貨が、「愛国から幸福行き」という駅区間切符の一般発売でした。
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更に学校でも流行っていたのは、裏の番号がゾロ目のきっぷ、や数字を足したり引いたり掛けたり割ったりして10になる切符は最高に縁起が良いとされてました。
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こんなサービスまで
記念日押印
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愛国駅とは
愛国駅プラットホーム
北海道(十勝支庁)帯広市愛国町にあった日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)で旧国鉄広尾線の愛国駅。
現在、交通記念館として当時使用していた切符、パネル、SLを展示しているそうです。
また「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともにブームを巻き起こしたとされています。
駅舎正面(2007年8月撮影)