後期型の外観
80系は人気4WDのひとつとして、街中でもよく見かけるようになりました。特に、当時はディーゼル規制が緩かったためバンボディが多く、しかも自動車税を抑えるためキャンピングカーにして8ナンバー登録にしている80系が多かったです。
最上級グレードのVXリミテッドでは、本革内装がオプション設定されていた。
Toyota Land Cruiser 80 Wagon VX-Limited JP-spec (HZ81V) 1995–97 wallpapers
後期型のダッシュボード
Toyota Land Cruiser 80 Wagon VX-Limited JP-spec (HZ81V) 1995–97 wallpapers
熱狂的なファンが今も乗っている
カンガルーバーは、1980~90年代の4WDの必須アイテム
Toyota Land Cruiser 80 VX-Limited Active Vacation JP-spec (HZ81V) 1995–97 wallpapers
1998年1月に100系にバトンタッチし、80系は生産を終了しました。100系は高級感が増しましたが、クロカン4WDとしてのタフさは80系の方が上のため、四駆愛好家の中には、いまも80系を愛用している人が多くいます。
キャンパー仕様の内装
Toyota Land Cruiser 80 VX-Limited Active Vacation JP-spec (HZ81V) 1995–97 pictures
実は、かくいう筆者も80系の大ファンです。最初は丸くてカッコ悪いな、と思っていたのですが、友人の家が80のVXリミテッドに乗っていて、ドライブに出たり運転させてもらったりしているうちに、性能の高さとほどよいクオリティにすっかり魅了されてしまいました。
例に漏れず、キャンピング仕様のディーゼルエンジン。広くて快適で、それでいて当時は軽油が60円台でしたので、燃料代はガソリン1500ccの小型セダンと変わらなかったほどです。
輸出仕様の80系
Toyota Land Cruiser 80 US-spec (HZ81V) 1995–97 wallpapers
ちなみにその友人は、20万キロ近く愛用した80系をディーゼル規制で手放し、ガソリンエンジンの80系を中古で買い直しました。ここまで愛されている80系は、すごく幸せなクルマだと思います。