緒方恵美さんとは
声優デビュー25周年 緒方恵美関連作品 part1 - Middle Edge(ミドルエッジ)
以下、名無しにかわりまして緒方恵美関連作品をお送りします
クレヨンしんちゃん
1990年より「漫画アクション」後に「まんがタウン」で連載されていた臼井儀人の漫画作品。
作者が亡くなってしまい2010年に一度は終了したものの、《臼井儀人&UYスタジオ》の名義で「新クレヨンしんちゃん」が連載されている。

クレヨンしんちゃん
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アニメは1992年から。
《国民的アニメ》の称号をつける人がけっこういる一方で《子供に見せたくない番組》の常連でもある。
配慮されているところはちゃんと配慮されており、みさえの《げんこつ》《ぐりぐり》やしんのすけのギャグのいくつかが封印されている。これが大人になるってことさ。年齢変わってないけど。
このあたりの事情は作品の根っこの部分に影響を与えていたりもして、例として挙げやすいのがしんちゃんとひまわりの関係である。
1997年の劇場版「クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡」ではお互いの足を引っ張りあうような状態にもなっており、兄妹というよりかは〝同類〟〝好敵手〟のような関係だった彼らであるが、2012年の劇場版「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」クライマックスではひまわりが助けを呼び、しんちゃんもひまわりを助けるために様々な試練を乗り越え、兄であることなどを強く明言していくなどいわゆる兄妹愛を感じさせてくれる。
これは「暗黒たまたま大追跡」クライマックスの2人のコンビネーションとは別種の絆であろう。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
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なお序盤パートではしんのすけが「お兄ちゃんをやめる」「ひまわりなんかいらない」とけっこうなことを言っているので単純に〝ひまわりが弱体化した〟という説もある。
映画は基本的に毎年つくられているのでこのように表現、作風の違いをチェックすることが可能である。慣れてくると何も見ずに映画1本の台詞を全部言えるとかいうレベルになってくる。逃げちゃダメだ。
劇場版しんちゃんは案外深いテーマを含んでいるうえ、効果や演出が巧みであり、また監督やスタッフによる作風の違いなどもけっこう出てくる。ちまちま見ても一気見しても楽しめるのでおススメしたい。

オカマキャラも表現系の事情で消えているとかいないとか
ぺこじまさんのツイート: "いまのトップ画かこれにしようかめっちゃ悩んだけどトッペマのほうがよかったおやすみ https://t.co/YtMGPv1si0"

クレヨンしんちゃん映画史上屈指のヒロイン(当社比)トッペマ・マペット氏
揚げ🔜QoPさんのツイート: "私はトッペマ〜あなたの下部〜 https://t.co/gAOsaFblMg"
ところで緒方さんはどれに出演しているの? 映画?
キャスト ケロケロ、小学生、メジャーのヨゥコ
わかんねえよ!
と思ったらわかりました。

メジャーのヨゥコ
お茶@レスリー愛護協会代表取締役さんのツイート: "@kaza_rose ググったらメジャーのヨゥコって出てきました₍₍⁽⁽(ી( ・◡・ )ʃ)₎₎⁾⁾これかな?? https://t.co/TlaE0yFFJL"
登場は173話。
アクションデパートの販売員。担当は紳士服。髪型はみさえに近く色は大体風間君。
メジャー遣いであり客のサイズをすさまじい速度で測ることができる。
例によってしんちゃんのイラズラによりひろしが局部を露出させられたが彼女は冷静に〝サイズを測ろうとし〟しばらくひろしのトラウマになった。
緒方恵美性はおそらく皆無。
クレヨンしんちゃんはモブキャラクターや話の構成の問題から「濃いキャラクターが1話に数人出てくる」というパターンが多く、よって新人からベテランまで意外な声優が登場していたりする。
へたなメインキャラクターより台詞数の多い濃いキャラもいるにはいるもののレア度は高く、だいたいは店員とか通りすがりとか偶然しんちゃんたちに〝出会ってしまった〟人たちである。
ゆえにその声を聴き分けることは至難とされているが、できる人にはできるらしい。愛のなせる技なのかもしれない。
アンドロイド・アナ MAICO 2010
1997年からラジオドラマが開始し、漫画、アニメとメディアミックス展開されたプロジェクト《MAICO2010》。
そのうちWOWOWで半年間放映されたアニメが「アンドロイド・アナ MAICO 2010」。
放映は1998年。ニッポン放送のオリジナル作品なので原作はニッポン放送プロデューサーの勅使川原昭。

アンドロイド・アナ MAICO 2010
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全体的な雰囲気はおそらく現在で言うところの《すーぱーそに子》あたりを目指していたのだろうと思うものの、デザインはややプリキュア風。
ちょうど同じ1998年に「スーパードール★リカちゃん」ができているので何かしらの影響があるのかもしれない。そこまで派手でもないか……?
ちなみにMAICOの声を担当しているのは丹下桜さんである。彼女と言えばカードキャプターさくら(木之本桜)。
時代を先取りし過ぎている感があること、メディアミックス展開力など様々な問題があるだろうか現在のオタク界隈ではあまり名前の聞かない作品に思える。
一方でメインキャスト、コンセプトのこと、それぞれの作品の雰囲気の違いを考慮すると良作なのではないか? という気配が漂っており近頃妙に気になってきている。
いっそもう〝丹下さんの声が聴ける〟ということと、漫画版においては
という事情があり、それだけで〝気になる理由としては十分かな〟という気もしている。
アニメ版のシナリオはほんわか系ちょいギャグハートフルらしい。
調査すれば調査するほど時代を先取りし過ぎているということがわかる。
5年遅く発表していれば0年代アニメの旗手として君臨することも夢ではなかったかもしれない……。
キャスト マスダマス

マスダマス
小田利・マスダマス・佳子(fonbot)(@masudamasu_rpt)さん | Twitter
緒方さんの役はマスダマス。
名前だけ見たら怪人にしか思えない。
番組プロデューサーであり《MAICOの起用を強く推した》と説明されているものの、その見た目は〝夢見がちで天真爛漫な少女漫画の主人公に「現実は甘くない」とか言いながらイチャモンつけてくる人〟そのものである。
一方、ラジオ版では名前が《小田利・マスダマス・佳子》とまともである。
キャラ付けもしっかりしており、
重い。