F1史に残る6輪車「タイレルP34」が 1/12,1/20スケールモデル、1/10電動RCと揃って再登場!
F1史上初の6輪車として1975年9月22日に発表、センセーションを巻き起こした「タイレルP34」。前4輪というシステムを採用した斬新すぎる一台だ。
1976年のF1に参戦し、スウェーデンGPで1、2フィニッシュをとげるなど、奇抜なだけではないポテンシャルを秘めていることを証明した稀有なマシン。
日本初のF1レースとなった富士スピードウェイにも登場。雨の決勝レースではP.デパイユが激しい追い上げを見せて一時トップを奪取。
次第に乾いていく路面のために終盤レインタイヤがバーストして順位を落とす場面もあったが、2位を獲得。日本のファンにパフォーマンスの高さを見せつけた。
そのF1ファンの記憶に今も残るであろう6輪車「タイレルP34」が、世界有数の総合模型メーカー「タミヤ」から、1/12、1/20、1/10電動RCと揃って再発売される。

【1/12】タイレルP34 シックスホイーラー (エッチングパーツ付き)

【1/20】 タイレル P34 1976 日本GP

【RC】タイレルP34 1976 日本GPスペシャル
発売は7月15日(土)頃を予定している。
1983年の車両規定改正で「車輪は4輪まで」と明文化され、6輪車は禁止された。なので、もうF1のレースでその勇姿を見ることは叶わないが、「世界のタミヤ」がF1ファンを満足させる商品を提供してくれそうだ。
【タミヤ新製品一覧ページ】
http://www.tamiya.com/japan/news/newitems/index.htm?c1=1&s1=&s2=&col=3&plimit=72&c3=&c2=201707#calendar
タイレル(ティレル)P34
ティレルが1974年8月から開発を開始し、1976年と1977年のF1世界選手権参戦に用いた6輪のフォーミュラ1カーで、デレック・ガードナーが設計した。
当時フェラーリ等のメーカー系チーム以外の主流であったDFVを使用するチームの中で、競争力を確保するため空気抵抗の減少によるトップスピードの向上を目的に考案された。
1976年の第4戦から、1977年の最終戦まで実戦投入された。

ティレルP34 (1976年ドイツGP)
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