はじめに
【ガンプラ】はアニメ放送終了後にもかかわらず瞬く間に人気を呼び、全国各地で次々と品切れ騒動等となる大ブームとなり、社会現象(!?)を巻き起こしました。

1/144量産型ザク
SFロボットアニメで初めて(?)とも思えるリアルなスケール感を取り込んだ事や、当時の玩具としては300円からという手頃な価格だった事、そして再放送で爆発的な人気になった事などの理由で、当時【ガンプラ】は入手困難でした。

1/144スケール、初代300円の量産型ザク
そんな35年前1982年に、森永製菓より「機動戦士ガンダム」のチョコスナックとキャラメルが発売されました

欲しくても買えない300円のガンプラより、お菓子屋で買える100円チョコのオマケ

1/300スケール、ガンダムチョコスナック100円のガンダム

ガンダムキャラメルミルクコーヒー 100円のグラブロ

1枚の説明書には4つ分のオマケの組み立て方が書かれていました

1/300スケール、ガンダムチョコスナック100円の量産型ザク
当時の自分としては『色を塗るまでがガンプラ』という考えだったので、色さえ塗れれば手に入れられない本物(ガンプラ)よりよっぽど魅力的でした
今回のテーマは【森永ガンダムチョコスナック】

表
接着剤は要らない構造ですが、『色を塗るまでがガンプラ』らしく、接着し、パテで埋め、ヤスリがけして、色を塗る人もけっこういました

裏

箱の外からは中身が判らないのでダブリも結構出てきます

買えば買うほど溜まっていくのがお菓子の方ですが、お菓子の味は・・・
チョコでコーティングした中のスナックはサクサクした食感だった記憶はあります。懐かしいので、もう一度食べて確かめてみたいですね
森永ガンダムチョコスナック
森永製菓から1982年発売された商品で、 おまけは「森永チョコスナック機動戦士ガンダム」にはモビルスーツ、「森永キャラメルミルクコーヒー機動戦士ガンダム」にはモビルアーマーなどのバンダイ製のミニガンプラが入っていました

第1弾


第2弾


第3弾

第3弾
第4弾

第4弾
第5弾

第5弾
第6弾

第6弾

グフカスタムとザクフリッパー
森永80年代食玩(@morinaga_gundam)さん | Twitter
第7弾

第7弾
機動戦士Zガンダム チョコスナック
1985年(昭和60年)発売、おまけはバンダイ製で全4シリーズ(16種)。
機動戦士Zガンダム放映時に発売されました。
1984年まで発売していた機動戦士ガンダムシリーズより可動箇所が増えた所が特徴ですが、総パーツ数が増えまた分、パーツの肉抜きも増えてしまいました(※肉抜きを埋める作業もプラモ作りの楽しみの1つかも)


第1弾
ガンダムマークⅡ
ハイザック
リックディアス
ガルバルディβ
第2弾

百式
ゼータガンダム
マラサイ
100式
ジムⅡ
第3弾

ハンブラビ
サイコガンダム
メタス
ガブスレイ
ハンブラビ
第4弾
ギャプラン
メッサーラ
ネモ
アッシマー
ネット上で見つけたガンプラ 匠の技 紹介

こんな小さいって比較しても信じないですよね。

ここまでスゴイと、オマケって言っても信じないですよね。
森永チョコスナック ハイザック(24)制作22 完成&比較:食玩プラス(食玩・ガンプラ・+α):So-netブログ
いい仕事してますね

こんなの学校に持って行けてたら、どんなに楽しかった事か・・・
機動戦士ガンダムZZ チョコスナック
機動戦士ガンダムZZ チョコスナック
1986年(昭和61年)発売、おまけはバンダイ製で全2シリーズ(16種)。
機動戦士ガンダムZZ放映時に発売されました。


第1弾
ガンダムZZ
ハンマ・ハンマ
ガルスJ
ガザD
キュベレイ
パラス・アテネ
ディジェ
バーザム
第2弾
ズサ
バウ
R・ジャジャ
ガ・ゾウム
カプール
ゲゼ
ドワッジ
ドライセン


カプール

ゲゼ
森永ガンダムチョコスナック (最初の)復刻版 モビルスーツセレクト★ガンダム生誕20周年記念 1999年発売



最後に
結局、ガンプラブームが下火になり【ガンプラ】が店頭でも見かけられる様になると、自然にチョコスナックは買わなくなりました。今思うとやっぱり『代替え品』だった事は確かです。ですが、オマケのクオリティは今見てもやはりすばらしく、当時胸踊らせた記憶が蘇ります。
最後に、昔と今のガンダムを並べた画像で終わりたいと思います。
今のガンダムファンにとって右側のガンダムはカッコ良く見えないかもしれません。
しかし当時、我々には左のガンダムみたいにカッコよく思えたんです。

2016年製「ガンダム名鑑ガム」(左)と1982年製「森永ガンダムチョコスナック」(右)の比較

ガンダム食玩ポータル 2分で作る!ガンダム名鑑ガム2|バンダイ キャンディ公式サイト