かつて誰もが男子小学生であり、男子中学生であった。
そしてまた、女子に対して湧きあがる興味、リビドーを経験しているはずだ。
その欲求を上手にコントロールする術を覚えた思春期は、男子にとってある種の義務教育であり、避けては通れぬ道だった。
おませな小学生だったあの頃。夜な夜な自身のスティックを鍛えあげた中学時代。
女子が身体も心も「女性」に変わり始めた高校時代。それを横目どころか正面切って凝視しまくった我らの嗚呼、性春時代よ。
本稿を通して、今となっては枯れちまったその性的欲求を、思い出と共に蘇らせて頂ければ幸いです。
※性犯罪に触れる行為を助長している訳ではございません。
スカートめくり、もしくはモーレツごっこ
女子のスカートをめくる、そのすぐ先にある明るい未来。そう、パンティとの対面。
それを果たしたいが為に、逃げる女子を追いかけては、えいやっとスカートをめくった小学校の頃。
”スカートめくりとは着用中のスカートを不意・計画的にめくりあげて下着を露出させる行為である。”とウィキペディアでは定義している。
また、”1960年代から1980年代にかけて、幼稚園児から高校生までの児童・生徒の間で流行した。”と書かれている。
ピッタシです。ミドルエッジ読者の方々の年代にピッタシです!
皆さんが見た未来は何色でしたか?

スカートをめくった状態

スカートを覗いた状態
小学生の頃、たんに「女子のパンティが見たい」という欲求と行動の差異が無い完全一致の状態で、スカートめくりに励んでいた。
そして、「嫌がる女子」というオプションがさらに僕らを燃え上がらせた。
執拗にスカートをめくり上げた相手が、好きな子だったりして、「〇〇君って最っ低!」なんて言われたりするのだけれど・・・。
男子が女性のスカートに興味を惹かれ始めたのは、かのマリリン・モンローの影響があると言われている。下からの風圧にモンローのスカートが舞い上がり、それを抑えているあまりにも有名なシーンが、その後イラストなどで紹介されたことで、男子が女子のスカート内の世界に興味を示していったという。

映画史に燦然と輝くモンローの名シーン
以降、1969年の丸善石油(現コスモ石油)CMでは、突風で小川ローザのスカートが舞い上がり、「オー!!モーレツ」と叫び、押さえるシーンが登場した。当時、子供の間でスカートめくりが「モーレツごっこ」とも呼ばれていた。

小川ローザのパンチラシーン
70、80年代には、永井豪の「ハレンチ学園」、えびはら武司の「まいっちんぐマチコ先生」などのお色気漫画でも、スカートめくりが扱われ、一般化していくきっかけにもなった。
筆者としては、スカートをめくってパンティがある。その中途半端な状態こそが、純粋無垢な男子によるスカートめくりを象徴していると思う。
まだその先の「秘密の花園」へは到達していないのだが、性知識のない小学生諸君にとってはそれで十分であり、パンティを見ることで達成感を味わえたのだと思う。

モーレツにスカートがめくり上がる!

まいっちんぐマチコ先生
スカートめくりの流行は90年代に入り、沈静化する。
その理由は、早熟化やアダルトビデオの発展によりさらに淫らな行為への関心などが考えられる。つまり、「パンティ位じゃ、俺らを満足させることは出来ねーぜ!」といった声が全国で相次いだ。それまでパンティで十分だった子供たちが、かつてより身近になったエロい情報を手に入れ、さらにエロの世界を探求し始めたのである。
また、女子側の予防策としてスカートまたはワンピースの下に見せパン・タイツ・スパッツ・レギンス・トレンカ・ブルマー・ジャージ・ハーフパンツのズボンなどを着用(2種類以上組み合わせて着用する場合もある)し、下着の露出または透けを防止する処置を行ったことも理由のひとつだろう。

こちらはウーロン屈指の名シーン「ギャルのパンティおくれーっ!!!!!」
1981年アダルトビデオが誕生!80年代の黒木香や豊丸の淫乱ブーム等をプレイバック! - Middle Edge(ミドルエッジ)
【男女混合】水泳や体育の時間、教室での生着替え
小学校で、体育の授業前には体操着や水着に着替えなくてはならなかった。しかも、男女同じ教室で!
更衣室はなく、教室の後ろや廊下に置かれたロッカーから、衣服を持ってきて着替えを行っていた。

最近はスカート&スパッツ型も!
低学年の内はまだ良いのだが、5、6年生になってくると女子には胸が発達し始め、巨乳と形容しても良いダイナマイトバディの子が数人現れる。
同時に、男子も性への興味が日に日に強くなっていく頃で、着替えながらもすぐそばにいる女子の胸元をチラチラと覗き見る行為が常習化した。

全国共通、紺色のスクール水着
生着替えの様子を堂々と直視する男子は、漢の中の漢として、通常は気恥ずかしさから同じ男子にもバレないようこっそりと覗いていたように思う。
筆者は着ているTシャツを脱ぐ際、腕が引っ掛かったようにして、もたつきを演出。そして、頭を服の中に入れたままわざとゆっくり脱ぎ、そこで生まれた服の隙間から覗いていた。
ある種服でカバーされ、外界と遮断された世界に君臨しながら、女子へ熱視線を送っていた(もちろん女子にもバレないようにだが)のである。まさに王、生着替え界に覇王が誕生した瞬間だった。
この記事をご覧の皆さんは、猛者揃いと伺っているので、それぞれに個性的な覗き方があったのだろう。

「ジャミラ」のポーズの手前のイメージ。頭を出さずに服の中から外界を覗いた!

一度、クラスのマドンナの生着替えを堪能中に、ご本人と目が合ってしまい、ドギマギした・・・。

早熟な女子は、逆に男子の生着替えをペロッと覗いていたのかも・・・。

もち、体操着も要チェックや!
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夏場、前の席の女子の背中に注目!ブラジャーが透けて・・・る?
中高生の頃、夏が近づき、衣替えを迎えるとざわつき始める男子の会話。
童貞A「おい!〇〇子、今日黒のブラだぜっ!ワイシャツが汗で透けてて見えた」
童貞B、C「えぇー!うっそ、見に行こうぜ!!」
童貞D「それ、誘ってるね」
童貞A、B、C「え、そうなのっ!?」
童貞D「透けるの分かってて、黒のブラしてくるってのは、男遊びが激しい女のメッセージだよね」
童貞A、B、C「すげえ!!」
という具合に、全国各地でブラジャーのニュース速報が話題になっていたのではないだろうか。
上記の童貞Dのように、ホットドッグ・プレスやスコラを通じて得た性の知識で、さもエロ博士を気取る男子ほど、モテないし、チーム童貞に長らく在籍していた気がする。

冬服から

夏服へ
夏の授業中は、前の黒板より、前の席の女子の背中ばかり見ていた方は手を挙げてと言ったら、どの位の人が手を挙げるのだろう。
女子のワイシャツが汗で透ける状態は頻繁に見られた。女子の多くは透けても目立たない白系のブラジャーを選んでいたように思うが、それでもケーキは別腹、ブラは別眼という具合に、男子には特製のスキャニングアイが備わっているようで、じーっと背中を見つめていると不思議とブラ紐が正体を現すのだった。

コレコレッ!!

DAISUKI! 背中へ注目!見えますか?

「今私の背中見てたでしょ~」とか言われたい。
僕らのホットドッグ・プレス白書!これぞ性春のバイブルだ! - Middle Edge(ミドルエッジ)
聖地「階段」でのパンチラ
学校ってエロい視点で考えると、かなり貴重なエロを目撃出来る環境だった。しかも無料で(笑)
そもそも女子が多く、皆スカートを履いている時点で、エロいにおいがする。
そう考えると「階段」が貴重なスポットと化す。まるでファッションショーのランウェイのように華やかな場所として輝いていた。
階段を上る女子に注目し、求めたパンチラ。しかし、あれだけ開放的なデザインのスカートだが、意外や意外、見えなかった。バスケ部の顧問に「パンツが見たいです」と泣きながら哀願しそうなほど、「捕まるほど覗いても1/3も見えない」「純情な感情が空回りする」それがパンチラへの道だった。
しかも、スカートを抑えながら上る人もいたりして。「ルール違反でしょ・・・」と筆者は何度もそう呟いた。
それでもたまに見えた時は、まさに青天の霹靂であり、久しぶりに着た服のポケットからお金が出てきたようなラッキーさがあった。今も青春の1ページとして、しかと刻みこまれている。

階段で貴重なパンチラを目撃!
階段のパンチラにおける筆者のオススメタイムは、朝の登校時間ギリギリの頃だ。
1時間目に間に合おうと、小走りに駆け上がる女子のスカートは、舞い上がり、しかも遅刻しないことが最も優先すべき状況であり、スカートを抑えることもなかった。つまり、パンチラの決定的瞬間が生まれ易かったのだ。
ただ、見えるのは良いが、自分も遅刻しそうなので、思いっきり堪能することは出来なかったというオチも付く(笑)

惜しいっ!
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思春期の男子って、筆者も含め、ほんとスケベだなぁと思いながら振り返った!
マニアックな友人は、「ぎょう虫検査」のフィルムを提出している女子を見て興奮していたそうだ。
ただ、そうした性的嗜好は本稿では割愛した(笑)