【伊達成実】日本人が昔から好きな「戦国武将」、そして彼らの生き様を表現した甲冑。

【伊達成実】日本人が昔から好きな「戦国武将」、そして彼らの生き様を表現した甲冑。

NHKが1987年(昭和62年)1月4日から12月13日に放送した大河ドラマ「独眼流政宗」を覚えておりますか?主演の渡辺謙さんをはじめ、勝新太郎さんや八千草薫さん、岩下志麻さん・・・俳優陣も恐ろしく豪華でした。多くの日本人は戦国時代が好き。生き抜こうとする彼らの生き様が好き。そんな生き抜く魂を甲冑で表現した武将がいます。伊達成実(だて しげざね 1568年~1646年)です。


NHKが1987年(昭和62年)1月4日から12月13日に放送した大河ドラマ「独眼流政宗」を覚えておりますか?
山岡荘八さんの小説『伊達政宗』を原作とし、ウィキペディアによると平均視聴率39.7%と歴代の大河ドラマの中でトップ!主演の渡辺謙さんをはじめ、勝新太郎さんや八千草薫さん、岩下志麻さん・・・俳優陣も恐ろしく豪華でした。

いつの時代も、日本人は戦国武将に憧れを抱く

生き抜こうとする彼らの生き様に、時代を超えて憧れるのです。

生き抜く魂を甲冑で表現した戦国武将たち

そう。多くの日本人は戦国時代が好き。生き抜こうとする彼らの生き様が好き。

そんな生き抜く魂を甲冑で表現した武将がいます。
伊達成実(だて しげざね 1568年~1646年)です。政宗の従兄弟にして側近。大河ドラマでは三浦友和さんが演じています。

伊達成実の前立て兜は…「毛虫」!?

彼の甲冑の中の「前立て兜」が面白い。前立てとは、兜の前にくっ付ける装飾アイテムのことでして、武将たちはここにそれぞれの思いを込めたアイテムを飾ることで自分を表現しました。兜につけるモチーフで最も有名なのは豊臣秀吉さんかもしれません。朝日をモチーフにした兜「一の谷馬蘭後立付兜」は、後光が差したようなデザインで、唯一無二。目立ちまくりです。

で・・・話を元に戻しますと・・・
伊達成実さんの兜は歴史好きな方々には結構有名です。何故有名なのかと言うと、毛虫をモチーフにしているからです。毛虫を縦に配置しております。モロに毛虫です。ムカデとも言われたりしますが、全身に毛を生やした表現をしているから毛虫です。
大河ドラマ「独眼流政宗」の伊達成実さんもモチロン、この毛虫兜を付けております。

虫が嫌いな方には申し訳ないコラムになってまいりましたが、今回の民俗コネタコラムのは「毛虫」です。

なぜ毛虫を付けて戦場に!?
毛虫ってカッコいいイメージ無いけど?
そう思われる方の方が、多い気がします。

でも、理由があるのです。毛虫ならではの理由が。

「決して後退しない」の意

とは言うものの、実は・・・毛虫を武具に付けた武将は他にも実在します。
その名は佐竹義重(さたけ よししげ 1547年~1612年)。常陸国(今の茨城あたり)の戦国大名で佐竹氏18代当主です。小田原を拠点とする関東の雄・北条氏と覇権を争い、そして、東北の雄・伊達政宗ともガンガン抗争をしたゴリゴリの戦国武将です。彼は3000丁以上の鉄砲隊を作り上げておりまして、織田信長軍に匹敵する関東一の規模でした。その後、関が原の戦い(1600年)の後に出羽国(今の秋田・山形あたり)に移動させられているため、現在では佐竹氏=東北のイメージがありますが、元は関東の戦国武将です。

そんな彼の甲冑の兜の前立ても毛虫。こちらは横に配置しております。しかもモフモフの毛を採用。明らかに「毛」を意識した「モフモフ毛虫前立て」です。
しかも!毛虫だけだと目立たないと思ったのか、毛虫の両脇に鳥の羽をガツガツに付けまくった脇立て(兜の横にくっつける装飾アイテムのこと)まで合体させています!どれだけ目立たせたかったのか、その覚悟が素敵です。

だって、毛虫です。
見た目は毛虫ですので戦場でも色々な意味で目立った事と思います。

ですが、後退しない心意気。これは相当な覚悟です。
著名な戦国武将もカッコいいですが、そこまで有名ではない武将たちの武将魂も素敵だと思いませんか?

毛虫では在りますが・・・良かったら是非実物をネット検索してみてくださいませ♪

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