オランダの超能力者「ジェラルド・クロワゼット」が来日!
ここから伝説が始まった・・・

1976年5月5日放送「水曜スペシャル」に出演!
1976年5月3日に来日
当時NETテレビ(テレビ朝日)が放送していた「水曜スペシャル」のゲストとして、未解決事件の一つであった「7歳の少女の行方不明事件」の透視の依頼を受け、来日しました。放送日のわずか2日前のことです。そこで早速、以下の地図を描き出していきました。

クロワゼットが描いた地図
当時の貴重な映像が残っていました!
見事に未解決事件を解決!
もちろん新聞記事にもなりました。

当時の新聞記事
「テレビ番組内で超能力者が事件を解決する」という前代未聞の珍事が起こったため、新聞でも大きく報道されました。5月5日の「水曜スペシャル」は30.5%の視聴率を記録!当時の関心の高さが伺えますね。このときの反響から、1976年12月にもクロワゼットは来日しています。
しかし、彼の超能力に異論も?
近々警察が捜査する予定だった?

「クロワゼット」以外に事件を解決した超能力者っているの?
おしいところまで行った人はたくさんいます!

「超能力や霊視で事件を解決する」という趣旨のバラエティ番組は今も昔も見られますが、実際に解決にまで至るケースは非常に少ないと言っても良いでしょう。ですが、実際の犯人そっくりのモンタージュイラストを描いた超能力者などは存在します。その中の一人を紹介してみたいと思います。
犯人の顔を透視する「ナンシー・マイヤー」

超能力者、ナンシー・マイヤーの能力は事件の犯人の顔をモンタージュするというもの。
彼女を日本で一躍有名にしたのは、2002年、日本テレビの番組で放送された「武富士強盗殺人・放火事件」のモンタージュです。彼女がモンタージュを作成したのは3月2日ですが、その2日後の3月4日に犯人が逮捕され、新聞でも報道され大きな話題となりました。

武富士放火犯のイラストと犯人の写真の比較
結局、超能力は存在するの?しないの?

科学の範疇を超えた現象の発生や、能力を持つ人間の存在については肯定論も否定論もあると思います。今回紹介した伝説のサイコメトラー「クロワゼット」も、テレビ番組で透視を的中させたのはこのときだけで、12月に再来日したときは透視に失敗しています。しかしながら、この世の中にはまだまだ科学では解明できない物事があると思いますし、超能力者を名乗る者の能力が社会の役に立つのであれば、頭ごなしに否定しなくても良いとは感じますね。
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