1968年
1968年 NHK 主演:北大路欣也
明治百周年を記念して制作された、大河ドラマ初の司馬遼太郎原作ドラマ。近代日本の扉を大きく開いた青年・坂本龍馬の生涯を描いた作品。
前年の『三姉妹』に続く幕末ものであり、『独眼竜政宗』『武田信玄』以前では、同じ時代の作品が2年続いた唯一の例であった(ただし、『独眼竜政宗』『武田信玄』は広義の戦国時代を舞台としてはいるが、前者は安土桃山時代、後者は狭義の戦国時代を舞台としており、正確には同じ時代の作品ではない)。
また、前年の大河ドラマの登場人物が主人公になった例としては、現在も唯一である。大河ドラマとしては、最後のモノクロ作品である。大河ドラマで初めて、短期ながら当地(高知)ロケが行われた作品でもある(1968年3月)。
1982年
1982年 テレビ東京 主演:萬屋錦之介
1978年、東京12チャンネル(現・テレビ東京)の当時の中川順社長が「チャンネルイメージを上げるようなデカイことをやりたい」と〈12時間時代劇〉構想をブチ上げたのを始まりとする。
あまりのリスキーな構想に消極論が社内の大勢を占めたが、中川社長が後へ退かず、結局社運を賭けた大イベントとして実行に移された。
翌1979年、東京12チャンネルの開局15周年記念の一環として映画『人間の條件』を12時間に亘り放送、翌1980年も映画『宮本武蔵』を一挙放送した。その反響の大きさから、1981年からはいよいよオリジナルドラマの制作に乗り出し、同年『それからの武蔵』を放送、以降はテレビ東京オリジナルの「12時間超ワイドドラマ」(放送時間も同日の12時から24時までの12時間)を放送する様になった。
1997年
1997年 TBS 主演:上川隆也
2004年
2004年 テレビ東京開局40周年記念 主演:市川染五郎
燃えよ剣
『燃えよ剣』(もえよけん)は、司馬遼太郎の長編歴史小説。新選組副長土方歳三の生涯を描く。
1962年(昭和37年)11月から1964年(昭和39年)3月にかけ『週刊文春』に連載され、単行本は新潮社で上下巻にて刊行、現在は新潮文庫上下巻(改版2007年)で重版している。
多摩時代から新選組結成、各地での戦闘、そして箱館戦争において土方歳三が戦死するまでが、「喧嘩師」の生涯として描かれている。
1970年
1970年 製作:NET・東映京都テレビプロ 主演:栗塚旭