シルベスター・スタローンのオファーを受けて「ロッキー3」でクラバー・ラング役を演じたMr.Tは、その個性的な風貌と強面、筋骨隆々の迫力ある肉体を存分に活かし、ロッキーの対戦相手という大役を見事にこなした。
ロッキー3(1982年)
『特攻野郎Aチーム』のコング役ではコミカルな演技も披露
ロッキー3で華々しい俳優デビューを飾ったMr.Tは、勢いそのままにアメリカのNBCで制作・放送されたTVアクションドラマ『特攻野郎Aチーム』に出演。
コミカルな演技も難なくこなし、ただの肉体派俳優でないことを証明した。
テレビドラマ『特攻野郎Aチーム』
1985年にはプロレスラーとしてデビュー。
俳優として活躍するMr.Tはその知名度を活かし、1985年にはプロレスラーとしてWWF(現WWE)にハルク・ホーガンとコンビを組み電撃参戦。
ホーガンのセコンドを務めたのちに第1回レッスルマニアのメイン戦でパイパー&オンドーフ組と対戦、勝利を収めた。
しかし、プロレスラーとしての下積みを経ずにメインイベントに起用されたことから、多くのプロレスラーから反感を買ってしまい嫌がらせを受けることもあったと語っている。
プロレスラーとしてのMr.T
俳優として全米で人気を獲得していたMr.Tのプロレス参戦は大きな関心を誘った。
1980年代、北米東部地区の一団体に過ぎなかったWWF(現WWE)が世界規模のスポーツ・エンターテイメント企業となるまでにMr.Tが果たした貢献は大きいとして、2014年にWWE殿堂へ迎えられた。