ラジオ番組
ポップスベストテン
1974年に放送開始以来、現在も続いている全国ネットのFM洋楽チャート番組。元々は1970年にスタートしたポップスベスト20から受け継がれているので、そう考えるとホントに長寿番組ですね!80年代に洋楽の衝撃を受けた世代にとっては、1982年~1989年に同番組のDJを担当していたセーラ・ロウエルの時代が懐かしいのではないでしょうか?番組スポンサーも、現在はコスモに変わってますが、当時はダイヤトーンでした!
サウンドマーケット
1982年から1992年まで、夜10時からの帯番組(月曜~金曜)として親しまれていたのが、サントリーがスポンサーの同番組。1986年からパーソナリティーをつとめた、シリア・ポールの落ち着いたトークが懐かしいですね!海外アーティストの貴重なライヴ音源やインタビューなどを放送してくれたりもしたので、当時エア・チェックしたテープを今でも大事に持っている、という人も多いのではないでしょうか?
軽音楽をあなたに
1977年から1985年まで、NHK-FMで、平日の夕方に毎日放送されていた同番組。毎回、特集してくれるアーティストの曲をフルでオンエアしてくれたり、発売したばかりの新譜音源をチェックすることも出来たので、エアチェックしがいのある素敵な番組でしたね!曜日ごとに異なるパーソナリティーも魅力的でした~
クロスオーバーイレブン
1978年から2001年まで、夜11時のFM番組といえばコレでした!「今日一日のエピローグ、クロスオーバー・イレブン・・・」これを聴かないと、一日が終わった気がしなかったものです。渋い声で語られるラジオ・ドラマも興味深いのですが、何よりオンエアされる洋楽の選曲が素敵でした~
ジェットストリーム
夜11時からNHK-FMでクロスオーバー・イレブンを聴いた後、深夜0時にJFN系に切り替えてジェット・ストリームを聴いていたという人も多かったのではないでしょうか?1967年から現在まで続く長寿番組ですが、1994年までパーソナリティーを務めた城達也の渋いナレーションが懐かしいですね。イージー・リスニングなんて普段は聴かないのに、なぜかこの番組だと聴いてしまうという、不思議な魅力にあふれていました。
サウンドストリート
1978年から1987年まで、平日の夜10時から放送されていたサウンド・ストリート。坂本龍一や佐野元春といった人気ミュージシャンや、音楽評論家の渋谷陽一などがDJを務めていたので、それぞれに専門性の高い企画や選曲で楽しませてくれました!
テレビ番組
ベストヒットUSA
1981年から1989年まで、テレビ朝日系列で放送された洋楽番組。洋楽のプロモーション・ビデオをこんなに流してくれる番組は他に無かったため、そのインパクトは絶大で、80年代に洋楽が一般層まで浸透するのに大きな影響を与えたと言えます。流暢な英語でPVを紹介してくれるVJ、小林克也の存在も大きかった!現在、復活してBS朝日金曜夜11時~放送されているので、要チェックです。
BS朝日 - ベストヒット USA

Amazon.co.jp: オムニバス, ティナ・ターナー, ポール・マッカートニー, ジュリアン・レノン, ザ・パワー・ステーション, ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース, ハート, デュラン・デュラン, コリー・ハート, リチャード・マークス, ジョン・レノン : ベスト・ヒット・USA - ミュージック
MTV
1984年から1987年まで、地上波のテレビ朝日系列で週末の深夜に放送されていたMTVの登場も衝撃でした!本国アメリカで放送されていたコンテンツを編集したものでしたが、アメリカ人のVJが紹介してくれる斬新なプロモーション・ビデオに釘づけになったものです。1988年からTBS系列で再開されましたが、番組名もMTVジャパンとなって、初期MTVらしさが失われてしまったのは少々残念でしたね。


ザ・ポッパーズMTV
1984年から1987年にTBS系列で放送されていた、洋楽番組。これでピーター・バラカンの存在を知ったという洋楽ファンも多かったのでは?前述の本家MTVなどとは違うマイナーな選曲や、少々毒舌なコメントなども魅力でしたね。
時代に影響を与えた「Poppers MTV」 - KEEP THE FAITH - HAIRCATALOG.JP/ヘアカタログ.JP
夜のヒットスタジオ
1968年から1990年までフジテレビ系列で放送された人気音楽番組。80年代は、最初月曜夜10時からでしたが、85年からは水曜夜9時からに変更。邦楽アーティストがメインでしたが、たまに洋楽アーティストも出演していたので、洋楽ファンも要チェックでした!当時は珍しかった衛星生中継なんていうのもありましたね。
以上、80年代洋楽ファンにとっては懐かしい番組をまとめてみましたが、いかがでしたか?他にも、もっとニッチな番組や、全国ネットでは無かった地元局ならではの番組なども思い出されたのではないでしょうか。現在は、インターネットでいつでも好きな音楽を聴いたり観たりすることが出来る便利な世の中になった反面、当時のように皆が夢中になれるような洋楽番組が少なくなっているのが、少々残念でもありますね。