90年代空前の競馬ブームを作った一人・天才ジョッキー武豊
現在も、有馬記念やに日本ダービーなどビックレースでは、10万人以上の観客を集め、人気が高い競馬。ただ、1990年代は今と比べ物にならないほどブームとなっていました。そのブームを牽引していたのが天才ジョッキーと言われている武豊だ。

競馬界のまさにサラブレッド・武豊

1988~90年ごろオグリキャップとの黄金コンビ結成
地方競馬から中央に移籍し、次々とG1を制覇した名馬・オグリキャップ。武豊とオグリキャップのコンビは、わずか2回の騎乗ながら、鮮烈に記憶に残るのが1990年の有馬記念ラストラン。それまで不振が続いていて、多くの人が勝てると思っていなかった一戦を、奇跡の走りで見事1位に輝き、多くの競馬ファンを作るとともに、競馬ブームはピークを迎えた。
オグリキャップ

1998年スペシャルウィークとのコンビで東京ダービー初制覇
天才ジョッキーの名を欲しいままにしていて、競馬ブームを牽引していた武豊。しかし、競馬の華である東京ダービーはなかなか勝てなかったものの、ついに1998年スペシャルウィークとのコンビでダービー制覇し、ついに無敵の称号を得た。
スペシャルウィーク
ブームによって競馬ファンの幅を広げる
それまでは、耳に赤ペンをひっかけたおじさんが多いイメージだった競馬を、ブームによって若い女性など幅広い層に広まった。それによって、競馬場も綺麗になり、またUFOキャッチャー人形や、テレビゲームなど、これまで競馬とは無縁だった世代まで取り込んでいった。
UFOキャッチャー人形

スーパーファミコン
