アニメ『無責任艦長タイラー』1隻で敵を撃退するオンボロ駆逐艦「そよかぜ」は、宇宙戦艦ヤマトのような形だった!

アニメ『無責任艦長タイラー』1隻で敵を撃退するオンボロ駆逐艦「そよかぜ」は、宇宙戦艦ヤマトのような形だった!

1993年1月25日から放送されたアニメ『無責任艦長タイラー』は、吉岡平のライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズが原作のSFコメディ作品です。「そよかぜ」の艦長に出世した楽観的な主人公が、クルー達と共に宇宙で活躍します。


無責任艦長タイラー

1993年1月25日から7月19日にかけて、テレビ東京系6局で毎週月曜日の18時から18時30分までの時間帯に放送されたアニメ、またはその後に制作されたOVA。原作は吉岡平のライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズ。

合言葉は愛と正義と無責任。
宇宙は僕にど〜んと任せなさい。

無責任艦長タイラー

作品概要

作品表現や宣伝・販売の手法について実験的な要素が数多く盛り込まれ、後に一般的になるビデオなどメディアでの販売を前提としてテレビ放送を行うテレビアニメの先駆者となった。また、ライトノベルが市民権を得ていなかった時代に(ライトノベルがアニメ化されるなど市民権を得るには21世紀を待たねばならなかった)初めてTVシリーズとしてアニメ化された作品でもある。テレビアニメと並行して関連CDやビデオを発売し、同時にCDショップで無料配布したタイラー新聞、テレホンサービスの「8585(パコパコ)ダイヤル」、各種イベント開催などメディアミックス展開を積極的に展開し、関係各社にメディアミックスに関する多くのノウハウを提供することとなった。 テレビアニメ作品としては成功といえるだけの収益を挙げ、関連作品も制作されている。原作と比較した場合、主人公タイラーの設定などが象徴的ではあるがアニメ向きの設定へと大幅な改変が行われているが、自身もアニメファン(というよりオタク)として名高い原作者の吉岡平により、後に小説シリーズそのものが大幅にリライトされ、アニメの路線に近いものへと変えられてゆくことになる(そのリライト版の小説のあとがきで、「今だから語れるが、当時アニメ版には非常に不満があった。しかし時間もたち多数の外伝シリーズなどの執筆を経たのちは、逆にアニメ版の影響を多大に受けるようになっていた。」との心境の変遷を、原作者本人が実際に語っている。)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E8%89%A6%E9%95%B7%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)

無責任艦長タイラー (アニメ) - Wikipedia

あらすじ

時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊する。

そして、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。

持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。

一方、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める。

惑星連合宇宙軍

【駆逐艦そよかぜのクルー達】

本作の主人公。「楽がしたいから」という理由で軍に入隊。年金課に配属され、年金を届けに行ったハナー元提督宅にてテロリストの立て篭もりに遭遇しこれを解決。二等兵から少佐へ特進し『駆逐艦そよかぜ』の艦長に就任することとなる。女好きでだらしない性格、兵法に対する知識もからっきしであるが、そのくせ悪運だけはやたら強い。

ジャスティ・ウエキ・タイラー少佐(艦長・20歳)

そんな経緯がユリコやヤマモトのストレス源となるが、純粋、かつ穏健な心と誰よりも強い信念を秘めており、決して強運だけでない彼の人なりがクルー全員の心を一つにさせていく。

本編のヒロインの一人で、ミフネ中将の秘書をしていたがタイラーのお目付け役として『そよかぜ』に搭乗。無責任な振る舞いのタイラーに対していつも怒っており、何度かビンタも食らわす。情報処理担当として優れた技能を持ち、規律や規則を重んじる真面目な性格だが、次第にタイラーの寛大な人柄に触発され、そして彼に魅了されるようになる。

ユリコ・スター少佐(情報部将校・19歳)

そよかぜ副長。規律が服を着て歩いているような性格で、ミフネやフジに色々入れ知恵されたりもしていたが、タイラーを誤解して尊敬するようになってしまう苦労人。神経質で神経洗浄という緊急治療をしょっちゅう受けていたが、自身も艦長譲りの大胆さを持つようになる。

マコト・ヤマモト大尉(副艦長・25歳)

そよかぜの通信士。階級的に上官であるタイラー艦長の事を呼び捨てにする。サバサバした性格でクルーの中では一番タイラーに近いと言えるが、物事の判断、機転が早く決めるときはしっかりと決める。当初はタイラーを軽く見ていた節があったが、後の事件を経て勤務態度が見違えるようになる。

キョンファ・キム中尉(通信士・18歳)

日系三世で日本の文化を重んじる金髪青瞳の美青年(ただし最終話で金髪はカツラで実は坊主頭であることが明かされる)。そよかぜの操舵士でその操縦技術は超一流で、艦船だけでなくトラックも乗りこなす。ブリッジに常駐しているにもかかわらず、周りのクルーが個性的すぎるせいか影が薄い(そんな彼の為にドラマCDでは救済話が作られた)。

ハロルド・カトリ中尉(操舵士・20歳)

自称・元産婦人科医。酒豪で、工業用メチルアルコールを飲んでしまったため失明し、義眼をしている。33歳を自称しているが外見はどう見ても年齢以上。背丈は高く体格もいい。腕は確かで、酒を飲むと更に腕に磨きがかかる。

ヒデザブロー・キタグチ軍医少佐(軍医・自称33歳)

『そよかぜ』艦載戦闘機『嵐風(らんぷう)』パイロット。空のサムライ”撃墜王”と呼ばれている。
極度の女性恐怖症。自らを撃墜王と豪語する自信家だがそれだけの腕は持っている。

コジロー・サカイ少尉(戦闘機パイロット・19歳)

そよかぜの看護兵。敵艦撃破の恩賞として軍上層部から配属されたが、その実はラアルゴン帝国のスパイアンドロイド。タイラーを暗殺しようとするが彼の優しさに触れる内人間的な感情が芽生え、タイラーに好意と愛情を抱くようになる。そよかぜの男性クルーのマドンナ的存在。

ハルミ伍長(看護兵・3歳(製造年数。肉体は20歳相当))

ハナー元提督の娘。二卵性双生児で外見的特長の見分けは結び目。タイラーを「心の広い方」と言い尊敬している。戦闘機の操縦技術はかなりのものを持つ。

ユミ・ハナー(左)&エミ・ハナー(右)ニ飛曹(戦闘機パイロット・17歳)

通称『赤毛のエイリーク』。かつては強襲揚陸艦の艦長だった(作中では触れられていない)。そよかぜの古参兵でクライバーン達荒くれ集団を統率する。ニヒルでクール、規則を嫌う荒くれ者だが女性に対しては紳士的な一面もあり、デートや告白の際はタキシード・花束という正装にも。プレイボーイでありながら純情な男。

カール・ビョルン・アンドレセン中尉(内火艇艇長・28歳)

そよかぜの古参兵。モヒカンと顔面の生傷がチャームポイント。単細胞で野蛮な性格だがハルミの前では頬を染める可愛らしい一面も。アンドレセンとは付き合いも長く、二人でよくつるんでいる。

ミッキー・クライバーン特務曹長(海兵隊リーダー・32歳)

【海兵隊(カンパニー)】

人生をどこかで間違えたおじさん。ソウル音楽をこよなく愛し、ED1でもラジカセ片手にノリノリで踊る姿が見られる。海兵隊の中で唯一メカに精通しており、作中では『バーチャルもぐら叩き』や『盗聴機』を作った。

チャーリー(30歳)

日本のやくざタイプで任侠道に徹したニヒルな男。左眼に眼帯、首からお守りをぶら下げている。花札も所有。

ブンタ(29歳)

ジェイソンマスクにチェーンソー、ドクロのペンダントがトレードマークの、何を考えているのかわからない変な奴。幼児体験で何かがあり顔を見られるのを極端に嫌う。無口で近寄りがたい外見だが、いざ口を開けてみれば田舎なまりの間の抜けた喋り。

ジェイソン(?歳)

ハードゲイの男方。右耳にピアスをしている。おかま的な動きはしないが、そよかぜが左遷命令を受けた際、命令変更の申請が無事受理されるよう花占いに祈りを込めるなど、ちょっと乙女っぽい姿を見せた。

エンジェル(23歳)

気が優しくて力持ち。柔道では大器と言われていたが気の優しさから大成せず。糸目で、めったなことがなければ目を開かない。

山田(19歳)

変態で、名前のごとく動きがしなやかで舌が長い。

スネーク(25歳)

元ハーレーの族でヤクの売人。グラサン・チョビヒゲ・リーゼントで特攻服を思わせる服装、といういかにも族な出で立ち。

エンペラー(21歳)

ナイフ使いの名人。小柄な体格を生かし、動きがアクロバット的で素早い。手先が器用。

ラッツ(27歳)

【惑星連合宇宙軍のその他、主要人物】

惑星連合宇宙軍銀河外周方面艦隊司令官。いつも日本刀を携帯している。

セッシュウ・ミフネ中将(55歳)

惑星連合宇宙軍統合参謀本部参謀総長。

ススム・フジ中将(51歳)

ラアルゴン帝国にも一目置かれる惑星連合宇宙軍の名将。
そんな輝かしい実績を残していたが、今ではボロ屋での生活している。

ハナー元提督

神聖ラアルゴン帝国

ラアルゴン帝国皇帝ゴザ16世で、紅毛の少女。若くして軍を統帥せねばならない苛酷な運命に翻弄されていたが、捕虜になったタイラーの前向きな考えに触れてから、次第に彼に特別な思いを抱くことになる。タイラーのことをペットとして扱った経緯から"パコパコ"と呼ぶ。

アザリン(16歳)

神聖ラアルゴン帝国第27銀河辺境方面第66特派分遣艦隊所属巡洋艦ドローメ艦長。見た目は冷静で義理堅い性格だが、感情が暴走することも。タイラーの能力を高く買っている。

ル・バラバ・ドム(23歳)

神聖ラアルゴン帝国第27銀河辺境方面第66特派分遣艦隊所属駆逐艦ガルギュラン艦長。規律を重んじ、常に冷淡な性格。

シア・ハス(21歳)

神聖ラアルゴン帝国宰相。アザリンの父親ゴザ15世を暗殺、皇帝の座を狙う。

ナク・ラ・ワング(65歳)

神聖ラアルゴン帝国第27銀河辺境方面軍司令長官で国防長官。

ユッター・ド・ロナワー(55歳)

偵察艦隊の司令官。降伏したそよかぜから機密情報を手に入れるが、タイラーに渡されたプレゼントが爆発し艦隊全滅。

タナール

第27銀河辺境方面軍司令官。野卑な風貌でいつも何か物を食べており、ドムに「醜い男」と言われる。タイラーに戦いを挑むが、一度目は弾道ミサイル櫻花の爆発に巻き込まれ敗走、二度目はランダムワープ戦法にかかり赤色巨星のプロミネンスに焼かれる。

ドナン提督(55歳)

アニメでは、その他にも色々なサブキャラクターが登場していました。

惑星連合宇宙軍の駆逐艦「そよかぜ」

全長288m、全高67m、最大幅43m
武装兵器:フェーザー砲(位相光線砲)18門・長距離レーザー砲12門・光子魚雷12門
エンジン2基、補助推進機12基、推進機関:反物質融合炉、最大速度:光速の70%
艦載機:戦闘機3機・内火艇1機・シャトル1機

駆逐艦「そよかぜ」

「そよかぜ」の特徴

艦橋前部に2本、戦闘機格納庫の上部に2本備え付けられている、船体の修理などに使う巨大なマニピュレーター。先端はマジックハンドのような形に開く。アトミック・バーナーを内蔵。

デストロイド・アーム

コンソールを備えた座席が6つと副長席、収納式補助席4つ。窓は二重構造になっている。艦長席のコンソールは常にONの状態になっており、事故や故障でブラックOUTしてもすぐにサブ回路に切り替わるフェイルセイフ機能を備える。インテリアに狸の置物と観賞用のプチトマトが置かれている。

ブリッジ

嵐風1機と蜃竜2機が格納されている。3話では海兵隊とパイロットの乱闘でボロボロに。8話では「ミスそよかぜコンテスト」開催会場にされてしまう。

戦闘機格納庫

居酒屋とバーを足して割ったような内装。酒を飲んだりパーティーを開いたりと賑やかな、乗組員達の憩いの場。

娯楽室

居住ブロックとしてまとめられているのが特徴。各乗組員の私用室、医務室、娯楽室、浴場など、一通りの設備が整っている。浴場は銭湯のような造りで大人数が入浴できる広さ。私用室にはシャワールームやキッチンなどが備え付けられている。オンボロ艦に相応しくあまり清潔な艦内とは言えず生活感とゴミに溢れている。

乗組員居住区

駆逐艦そよかぜ艦載機

海兵隊の白兵戦用装甲宇宙服。機体の色はリーダーのクライバーン機がピンク、他機体は黄色。手はマニピュレーター。足の裏はゴム状に自由自在に曲がり運動性が高い。頭頂部には球体が付いたアンテナのような物が立っている。内蔵小火器ハマーガンは、腕の何も無い所に宮崎アニメ的に線が浮き出て開いた中から現れる。スーツは普段、収納庫兼着脱室兼海兵隊控え室のハマーロッカールームに収納されている。

白兵戦用コンバット・スーツ95式MC「ハマー」

全長721m、全高147m、最大幅162m、武装兵器:粒子ビーム砲・フェーザー砲・大型ビーム砲、エンジン6基
ミフネ中将が艦長を務めるミフネ艦隊旗艦。攻撃力の高い主砲の粒子ビーム砲をもって実戦を指揮する。胴体の後部両脇にエンジン部があり、それぞれに3基のエンジンが搭載されている。補助翼の配置はX字型。また、艦首には開口部があるが、これの用途は不明。劇中では肥前以外にも複数の同型艦が確認できる。

巨大戦艦「肥前」

全長448m、全高83m、最大幅91m、武装兵器:フェーザー砲・ビーム砲、エンジン5基
惑星連合宇宙軍の最新技術を駆使して造られた最新鋭の新型戦闘艦で、ミフネ艦隊1731番艦。艦番号はUPS-SC-1731。船体色は白。艦首と艦尾にX字型、艦橋後部にV字型に配置された補助翼を持ち、エンジンは長方形のノズルが縦方向に5基配置されている。また、艦底にはいわゆる「第三艦橋」らしき物が確認できる。武装として長砲身の大型連装砲を艦舷に、そよかぜの物と同型の4連装ビーム砲を艦橋両脇に5基ずつ装備している。他に、艦首にヤマトシリーズの波動砲の発射口の様なライフルリングのついた開口部があるが、詳細は不明。
第24話にてミフネ中将がそよかぜ乗組員の新たなる乗艦に指定するが、艦長に就任するはずだったタイラーが軍を辞めたため、代わりにヤマモトが艦長に任命される。しかし、進水式でヤマモト含む元そよかぜ乗組員が全員グルで行った「そよかぜ発進」によって、そよかぜの出港経路を確保するために発進レーンから叩き落とされてしまう。

巡洋艦「阿蘇」

全長約25m、全高約7m、幅約12m、武装兵器:ミサイル・ポット(小型光子魚雷)、小型フェーザー砲4門、補助推進機10基、エンジン4基

パイロットはハナー姉妹。嵐風よりも大型の機体で武装も強力。背部のディレクター・ユニット(探知装置)は必要に応じて多数のオプションと取り替えが可能。コックピットは嵐風と共通なので整備がし易くなっている。脱出ポットが着陸した姿はデザイナー曰く「グラタン+プロメテウス号」

97式艦載戦闘機「蜃竜」

ほかにも、コジロー少尉が操縦する96式艦載戦闘機「嵐風」、アンドレセン中尉が操縦する内火艇「ドロップシップ」、シャトル「ガリレオ」、巨大司令空母「鳳鸚」、在来型巡洋艦、駆逐艦「あさなぎ」、特殊部隊専用駆逐艦「あらなみ」、1001式戦闘機「キョンシー」などがありました。

惑星連合宇宙軍は、戦艦140隻、空母13隻、巡洋艦306隻、駆逐艦1731隻、戦闘機6059機を所有しています。

ラアルゴン帝国のメカニック

全長18144m、全高16992m、最大幅25488m
ラアルゴン艦隊旗艦。皇帝のアザリンが自ら艦長を務める。頂上の透明ドーム内に住民が生活する大都市があり、戦艦というよりはさながら移動要塞都市である。

超巨大戦艦メルバ

艦長はロナワー提督。ドローメよりやや小型。

巡洋艦ザグーン

全長510m、全高150m、最大幅185m、巡航速度:光速の92%
艦長はドム。

巡洋艦ドローメ

ほかにも、艦載機「バハムート」、戦艦「バローメ」、パワードスーツ、高速戦艦、大型駆逐艦「ガルギュラン」、軽巡洋艦、駆逐艦、スペースタグ、輸送艦などがありました。また、特別編では質量変換爆弾が登場しました。

ラアルゴン帝国は、戦艦244隻、空母61隻、巡洋艦335隻、駆逐艦1522隻、戦闘機8627機を所有しています。

【惑星連合宇宙軍とラアルゴン帝国のメカニックについて】

23話から最終回について

第23話では、タイラー率いる連合宇宙艦隊とドム率いる帝国艦隊が最後の戦いをするのですが、タイラーがラアルゴン帝国に敬意を示したことで、一人の犠牲者も出さないで戦いが終わりました。

対決中に攻撃を開始せず、ドム艦長に対して敬礼するタイラー。

ドム艦長までもお返しに敬礼。

第24話では、連合宇宙軍の危機を救ったタイラー達は地球に凱旋帰国し、タイラは、最新鋭の巡洋艦の艦長に任命されます。また、この回では、ハナー提督が突然亡くなってしまいます。そして、タイラーがユリコを呼び出して、何かを伝えようとしている場面で次回へ・・・。

タイラーの功績を称える祝勝会。タイラーは スピーチを全く聞かないで勝手にお酒を飲みます。

突然亡くなったハナー提督。タイラーがそよかぜの艦長になれたのもハナー提督のお蔭でした。タイラーは大きな花束を持って葬儀にやって来ました。

第25話では、退役しようとしているタイラーにユリコは動揺しました。そして、ユリコは、情報部作戦指令副官として新たな勤務場所への異動命令が出されます。これはユリコにとって、大佐へと二階級特進という出世になります。また、そよかぜの皆は最新鋭の巡洋艦に乗れる事になりました。ユリコがタイラーの家に向かうと、荷物もなくもぬけ殻状態でした。そよかぜの皆でタイラーを探します。

そして、弱気になっているユリコの前にタイラーが現われ・・・。

最新鋭の巡洋艦に乗れることに喜ぶそよかぜの皆。

タイラーの退役について悩んでいるユリコは、それが本気なのか本人に確かめていました。

第26話の最終回では、ユリコの前に現われたタイラーは暗く沈み込んでいました。ユリコをはじめ、そよかぜの皆はタイラーと仕事を一緒にしたいと思っていますが、ユリコはタイラーとお酒を二人で飲み、別れをいって去って行きます。そして、ユリコはタイラーがもう戻ってこない事をヤマモト大尉達に伝えました。

その後、皆はそれぞれの道を好きなように歩みます。そんな中でヤマモト大尉から軍隊復帰の通知が届き、そよかぜの皆が集まります。そして、いざ新型艦に乗って発進しようとしたその時に、タイラーが登場。ヤマモト大尉は喜んでタイラーに指揮権を譲りました。タイラー達はそよかぜと共に宇宙の彼方へ旅立っていきました。

深刻に悩むタイラーにユリコが体を密着させながら一緒にお酒を飲みます。

やはり、そよかぜの皆にとっての艦長はタイラーしかいないのでした。

ちなみに、アザリン皇帝はタイラーと離れて寂しさが込み上げてきたのか、もう一度ドム艦長にタイラーを連れてくるように命令していました。

テーマ曲

「無責任艦長タイラー」は、考え方が楽観的なタイラーを中心に描かれていました。持ち前の明るさでクルー達を盛り上げるなど、惑星連合宇宙軍にとってタイラーは欠かせない存在です。どのアニメキャラクターも個性的で魅力的。しかも、気軽に観れる楽しい作品です。機会があったら是非ご覧ください。

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