最初は『Girls Just Want to Have Fun』(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)としてリリースされた!
1983年8月20日にリリースされたシンディ・ローパーのソロ歌手としての最初のメジャーシングル曲『Girls Just Want to Have Fun』(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)。
ゴールドディスクではプラチナ(米)、シルバー(英)を受賞している。
ビルボードチャートではじわじわとランキングを上げ、1984年3月に2週連続で2位を獲得した同曲。年間ランキングでは第15位にランクインした(ちなみに1984年1月27日にリリースした『Time After Time』も第17位にランクインしている)。

ジャケット画像
日本では1984年2月25日にリリースされた。日本語のタイトルは「ハイ・スクールはダンステリア」であったが、歌詞の和訳を見ると、ハイスクール(高校生)もダンステリア(おそらく80年代当時ニューヨークにあったダンスクラブを指す)も登場しない。
思春期の女の子の心情を歌った曲であり、”ダンスクラブでの出会いに憧れる年頃の女の子”感を、”それらしい”英単語の組み合わせで表現したのではないだろうか。
後に原題を片仮名表記したタイトルに修正された。
歌詞の内容は、思春期真っ只中の女の子が、母親や父親に小言を言われようが、とにかく今を生きて、女の子としての毎日を楽しもうとする明るく前向きなものだ。
80年代前半、アメリカから届いたこのアッパーソングは、今聴いてもとにかく元気になる。

『ハイ・スクールはダンステリア』
同曲のプロデュースはリック・チャートフ。作詞・作曲はロバート・ハザードで、彼自身1979年にレコーディングしている。当初は男性視点の歌詞であったという。
シンディ・ローパー版ではハザードの許可のもと、女性が演じるのにあわせた些細な歌詞変更が、シンディ・ローパー自身により行われている。
これは1983年のソロデビューアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』に収録された、シンセサイザーサウンドに乗せた、女性の社会的地位に対する賛歌である。

『She's So Unusual』

ド派手な色使いのファッションもシンディ・ローパーの特徴!

イェー!!
プロモーション用も含め、シングルは38以上のバージョンがリリースされており、マイリー・サイラスやパール・ジャム、ジョン・メイヤーなどの錚々たるアーティストにアルバムやライブでカバーされている。
また、シングルは様々な形でリリースされ、たとえばオーストラリアではバースデイ・カードに同梱の3インチCDがリリースされた。
ミュージックビデオには実母が出演!!
ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン - フレッシュアイペディア
1994年に『Hey Now』がリリース!
1994年のヒットコレクションアルバム『グレイテスト・ヒッツ』から『Hey Now(Girls Just Want to Have Fun)』がシングルカットされた。
シンディ・ローパー自身がプロデュースを務めている。
オリジナルをレゲエ混じりにアレンジし直したもので、レッドボーンの「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」のコーラスを使用している。

『グレイテスト・ヒッツ』
同曲は3人のドラッグ・クィーンを描いたロードムービー『3人のエンジェル』で最後とエンドロールで流された。
本バージョンが制作される経緯としては、『トゥエルヴ・デッドリー・シンズ』ツアー以前のコンサートで、様々なバージョンを披露し、『グレイテスト・ヒッツ』のバージョンを作り上げていった。
すべては『ハット・フル・オブ・スターズ』ツアーから始まった。シンガポールでのコンサートでまず大きく変えたバージョンを披露し、トロントでまた大きく変えた。これらのプリ・バージョンはまだ原曲に似てはいたが、「ヘイ・ナウ」のコーラスは入っていた。最初に現在のバージョンの「ヘイ・ナウ」が演奏されたのはゲイ・ゲームズにおいて、ドラッグ・クイーンの格好で演じたものである。

映画『3人のエンジェル』

ミュージックビデオでのまっ黄色の髪と赤い帽子姿がハマっていたシンディ・ローパー!!
日本の「ものまね王座決定戦」にドッキリ出演!大熱唱!!
フジテレビ系列で放送され、人気番組だった「ものまね王座決定戦」に、シンディ・ローパーが出演したことがある。 『Hey Now』歌唱時の様子を大まかに説明する。
ステージ上で 『Hey Now』のものまねが披露され、曲が終わった。その時、再度イントロがかかり、長身の外国人モデル(おそらくドラッグ・クイーン)が続々と後方から現れた。その数、なんと10数名。
ステージに人が溢れ、出演者やスタジオの観客が騒然とする中、「イェェェェェ!!」とあの特長的な高音が鳴り響き、モデル達で隠れていたシンディ・ローパーが前方へ躍り出る。一斉に歓声が上がる中、いつもの愛くるしい笑顔と、バラエティであっても一切手抜きのない本気の熱唱で場を盛り上げるシンディ・ローパー。
「I want to be the one to walk in the sun」のsun部分をいつもの様に伸ばして歌い上げ、さらに観客を興奮させた。また、自身もノリノリになって、ものまねをした女性タレントと手を繋ぎ、踊りまくるシンディ・ローパー。そして、ステージ下の観客とも何度もタッチを交わし、ステージ横にいた研ナオコをステージに呼び込み、最後までサービス精神全開で歌い上げた。
最後は皆自然とシンディ・ローパーとハグし、笑顔で締めた。
歌唱後の明石家さんまらによるインタビューで、ものまねしたタレントの真似を日本語で「サイコウ」と褒め、浅田美代子がサインを望めば「モンダイナイ」とも言ったシンディ・ローパー。
親日家で知られるシンディ・ローパーだが、明石家さんまにイジられても笑顔とユニークなコメントで返すあたり、彼女の懐の大きさが伝わってきた。
最後にこの「ものまね王座決定戦」のシーンを見た方々の感想をお伝えする。やはり好意的なコメントが多い。

いつも優しく明るいシンディ・ローパー
≪視聴者の感想≫
シンディー・ローパーの力強い歌声大好きです。今まで見た「ご本人登場」の中で、正直唯一感動した。
https://www.youtube.com/watch?v=zNmzTw-u3Dk【ご本人登場】シンディ・ローパー【ものまね王座】Cyndi Lauper - 『Hey Now』 JapaneseTV FULL - YouTube
これリアルタイムで見てた。シンディーのコンサート会場と化しちゃってたな。
https://www.youtube.com/watch?v=zNmzTw-u3Dk【ご本人登場】シンディ・ローパー【ものまね王座】Cyndi Lauper - 『Hey Now』 JapaneseTV FULL - YouTube
これ世界中の彼女のファンが羨む映像じゃないですか?バラエティ番組なのに、この全力ボーカル!スゴッ!
https://www.youtube.com/watch?v=zNmzTw-u3Dk【ご本人登場】シンディ・ローパー【ものまね王座】Cyndi Lauper - 『Hey Now』 JapaneseTV FULL - YouTube
【ご本人登場】シンディ・ローパー【ものまね王座】Cyndi Lauper - 『Hey Now』 JapaneseTV FULL - YouTube