オーストラリア発、1973年結成のロック・バンド『AC/DC』

AC/DC
1973年、オーストラリアのシドニーにてマルコム・ヤング&アンガス・ヤング兄弟を中心としてバンドが結成されました。1975年にアルバム『ハイ・ヴォルテージ』で国内デビュー。翌年、英米でのデビューを果たします。
デビュー当初はブルース色の濃い音が特徴でしたが、徐々にハード・ロックやヘヴィ・メタル寄りの音になり、世界的な人気を獲得していきました。
1980年にはバンド解散の危機に

ボン・スコット
そんな人気上昇中にあった1980年にリード・ボーカルのBon Scott(ボン・スコット)が33歳という若さで急死し、バンドの解散危機に見舞われます。議論の末、バンドの継続を決断し後任には、イギリスのグラム・ロック。バンド、ジョーディのボーカルであったBrian Johnson(ブライアン・ジョンソン)を迎え、彼が初めて参加したアルバム『バック・イン・ブラック』が全英チャート1位、全米チャート4位を記録する大ヒットとなり、世界屈指のロック・バンドとなっていきました。

ブライアン・ジョンソン
バンドの象徴は、ブレザーに半ズボンがトレードマークのギタリスト

リード・ギター『アンガス・ヤング』
ライブ中、GibsonのSGを抱えて、半ズボンで暴れまくる姿は世界のギター・キッズたちをたちまち虜に。
主なスタジオアルバムのディスコグラフィ
初期衝動を喚起する全9曲が収録された76年の作品

『High Voltage』
ライヴには欠かせない『Whole Lotta Rosie』も収録の77年の作品

『Let There Be Rock』
Whole Lotta Rosie(ホール・ロッタ・ロジー)は、GUNS N' ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)がカヴァーしたことでも知られています。
全米進出後のバンドの快進撃を支えた78年の作品

『Powerage』
アメリカで好セールスをあげた79年の作品

『Highway to Hell』
世界で2番目に売れたアルバムとして有名な作品

『Back in Black』
アンガス・ヤング(Angus Young) -【エレキギター博士】
全米チャートで初のナンバー1を獲得した作品

『For Those About to Rock (We Salute You)』
88年リリースの11作目のアルバム

『Blow Up Your Video』
90年代の幕開けを告げるような曲で始まる作品

『The Razors Edge』
エアロスミスやボンジョヴィ作品を手がけたブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、爆発的な勢いと鋭さを増した楽曲たちは世界各国のフェスティヴァルで何十万人の観客を熱狂の渦にまきこんだ。
http://tower.jp/item/2349611/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%EF%BC%9C%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4%EF%BC%9EAC/DC/レーザーズ・エッジ<完全生産限定盤> - TOWER RECORDS ONLINE
21世紀も健在!と言わんばかりにリリースされた2008年の作品

『Black Ice』
ギターのイントロと一発目のスネアの音だけでリスナーを跪かせる冒頭曲“Rock 'N Roll Train”から、不変にして普遍、永久不滅のAC/DC流ロックンロールが大展開されている。
http://tower.jp/item/2476586/Black-IceAC/DC/Black Ice - TOWER RECORDS ONLINE
まとめ

いかがでしたでしょうか。1973年の結成から活躍し続けるモンスターバンドAC/DC。昨年はボーカルのブライアン・ジョンソンが病気のため、GUNS N' ROSESのアクセルローズが代役としてツアーでボーカルを務める一幕もありました。今後もできる限りバンドを続けてもらいたいものです。
AC/DC | The Official Website