懐かしい漫画の傑作エピソードvol.5(封印作品・打ち切り作品・自主規制・想定外の衝撃的な展開・トンデモない漫画)

懐かしい漫画の傑作エピソードvol.5(封印作品・打ち切り作品・自主規制・想定外の衝撃的な展開・トンデモない漫画)

封印作品、驚きの打ち切り作品、自主規制作品、懐かしい人気漫画の衝撃的なトンデモないエピソードを振り返ってみましょう。一部トンデモない衝撃的な展開のアニメも紹介しています。


『リングにかけろ』 ギリシア十二神の誰も直に会った者はいない謎の存在の「ゼウス」。

『リングにかけろ』は、車田正美による日本の漫画作品。集英社「週刊少年ジャンプ」1977年2号 - 1981年44号に連載された。

開始当初は貧しい家庭に育った気弱な少年の高嶺竜児が、プロボクサーだった亡き父の遺志を継いで世界チャンピオンを目指すべく、姉の菊の教えを受けて成長していくスポ根漫画で、試合の内容も現実的なものだったが、途中から路線を変更。

実際のボクシングとはかけ離れた技(作中ではフィニッシュブローまたはニュー・スーパー・ブロー、略してNSBとも称されている)を持ったボクサー同士が超人的な戦いを繰り広げる内容へと変貌した。

この路線変更は大当たりし、当時の『週刊少年ジャンプ』の看板漫画となった。

「ギリシア十二神」編
近侍である巫女のパンドラが、ゼウスの命令だと偽って勝手に日本Jr.抹殺ともう片方のカイザーナックルの奪取を画策した。

ポセイドンが竜児との試合中に語った言葉によれば、それまで十二神のメンバーですらゼウスに直に会った者は居なかったとされる。十二神でさえ誰もゼウスの顔を見ていない。まさに謎の存在。

人間とは思えない巨大な姿で出現したゼウス。どういうトリックなのか(パンドラが画策していそう)。

ポセイドンが竜児との試合中に語った言葉によれば、それまで十二神のメンバーですらゼウスに直に会った者は居なかったとされる。誰もゼウスの顔を見ていない。

高嶺 竜児(たかね りゅうじ)の前にとうとう姿を現したゼウス。

ゼウスは死神なのか・・・。

ゼウスは竜児同様カイザーナックルの後継者候補であり、二個一対のカイザーナックルの片方を所持していた。

近侍である巫女のパンドラが、自分の命令だと偽って勝手に日本Jr.抹殺ともう片方のカイザーナックルの奪取を画策したことを怒っていたが、世界連合Jr.との決戦場において初めて、竜児が片方のカイザーを所有する後継者候補であることを知り、ポセイドンとの試合ですでにボロボロに疲弊しきった竜児と戦う。

ゼウスの顔。普通に人間のイケメンだった。

技の名前を叫んだボクサーによって対戦相手が吹っ飛ばされる構図が、見開きや大ゴマで描かれるパターンが多用されるようになった。

その演出も派手なものが多く、物語の終盤で高嶺竜児が身に付けた技「ブーメランテリオス」などは同じ絵のコピーを見開き内に無数に貼り付けるなど、表現方法は様々なものが試された。

ゼウスのフィニッシュブローの「ゴッドイリュージョン」

ゴッドイリュージョンを食らっても立ち上がる竜児

最後はテリオスとゴッドイリュージョンの打ち合い

テリオスを食らったゼウスのやられ方がかっこいい。

二人とも死んでしまったかのように動かない・・・凄まじい大量出血。

カイザーナックルに選ばれた竜児が立ち上がる。

『THEビッグオー』 音楽はQUEENの「フラッシュ・ゴードン」のテーマ曲に、映像はウルトラセブンのオープニングに酷似していることで問題に。

『THEビッグオー』(ザ ビッグオー)は、1999年10月13日から2000年1月19日までWOWOWで放送されたロボットアニメ。2003年には続編『THE ビッグオー second season』が放送された。

記憶を失った街「パラダイム・シティ」で、ネゴシエイターとして働く男、ロジャー・スミスと、彼が乗り込む巨大ロボット、ビッグオーの活躍を描く作品。

1960年代、1970年代のロボットアニメや特撮へのインスパイアが作品の味となっている。当初は全13話・未完で終わる予定だったが、アメリカでの好評を受けて第2期が製作された。

出典 THE ビッグオー - Wikipedia

『THEビッグオー』(first season: 1999年10月13日 - 2000年1月19日・WOWOW)

『魁!!男塾』(さきがけ!! おとこじゅく) 卍丸は昔は10体に分身できたのに、5体にしか分身できなくなってしまったのか?

『魁!!男塾』(さきがけ!! おとこじゅく)は、宮下あきらによる日本の漫画作品。

集英社「週刊少年ジャンプ」1985年22号 - 1991年35号連載。

「大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)編のJとの戦い」より

卍丸(まんじまる)「魍魎拳幻暝十身剥」 男塾三号生にして、死天王の一人の卍丸は10体に分身している。実は、相手の目を錯乱させて10体に見えるだけなのだ。

「天挑五輪大武會」(てんちょうごりんだいぶかい)編の「贅魅爾」(ジェミニ)戦より

卍丸「魍魎拳幻瞑分身剥」 5体に分身。

天挑五輪大武會の「贅魅爾」(ジェミニ)戦より

設定によると「魍魎拳幻瞑十身剥」は霧が出ている時などに使う、十人の残像を作る術であり、目を錯乱させているのだそうだ。

「魍魎拳幻瞑十身剥」は10体に分身している技ではないとのこと。そのため卍丸の分身はもともと5体が限界のようだ。

この設定は、後付の設定変更かもしれませんが、まあ、そういうことにしておきましょう!

卍丸「体術の頂点を極めたといわれる、この俺でさえ五ッ身分身が限界・・・」 卍丸の分身は5体が限界になっている。

『アトム二世』 悪行の限りを尽くし、最後には背任横領罪で逮捕されてしまうアトム二世。「正義の味方」が「性戯の味方」に堕ちた。

1975年(昭和50年)9月号 『文藝春秋デラックス』(文藝春秋) 「アトム二世」掲載。TV最終話の続編にあたるパロディ作品。

総理から「第二のアトムを作れ」との要請があり「人間そのもの」の完全なアトム二世を作った。

人間らしさを追及して完成した「人間そのもの」のアトム二世。完全にダメロボットだった。

二世は毎日テレビばかり見ている。 博士に金をせびり、隙あらば女性をホテルに連れこむ。まさにダメな二世。

堕落しまくり、女遊びに呆けるアトム二世。

二世は核兵器を壊してアトムの大量生産事業を起こし、世界各国に正義の味方を安く売って儲けていた。悪行の限りを尽くす。

裸の女性を百人も囲って王様のような暮らしをしていたところを背任横領罪で捕まる・・・ パロディ作品にしてもアトム世代には衝撃的なガックリな内容だった。

最後には背任横領罪で逮捕されてしまうアトム二世。

『the Killing Pawn(ザ・キリング・ポーン)』 「歩」だけで倒す将棋バトル漫画。将棋漫画とは思えない衝撃的な展開。シュールな一発ネタ。

「進撃の巨人」の諫山創が原作を手がけ、「ARMS」「ADAMAS」の皆川亮二が執筆する新作読み切り「the Killing Pawn(ザ・キリング・ポーン)」。

2014年8月6日発売の「週刊少年マガジン」36・37合併号(講談社)に読み切りとして掲載。

『the Killing Pawn』 「歩」だけで倒す将棋バトル漫画。将棋漫画とは思えない衝撃的なカオスな展開。

プロ棋士に向かって「あんたを歩だけで倒してやる」・・・謎の主人公・力道歩は一体どれほどの実力者なのか?と誰もが思っただろう。

力道歩は最初の歩の一手だけで、対戦相手を破壊して勝つ。対戦相手は内臓破裂による病院送り。

「プロに勝った!」と盛り上がる観客たち。 
対戦相手を物理的に破壊して勝ったことになるという将棋の世界観・・・将棋バトル漫画。

謎の主人公・力道歩が「歩」を打った時の衝撃波で対戦相手が吹き飛んだ。

力道歩は、歩の衝撃波の一手だけで対戦相手を病院送りにし、勝ち続ける・・・それで将棋に勝ったことになるのか!

歩を打ったときに発生する衝撃波で対戦相手の内臓を破壊していた。

それで将棋に勝ったことになるのか・・・というツッコミ不在のまま、最強の名人と対局することになった主人公・力道歩。

歩だけで勝負をするとは、将棋の勝負に勝つことではなく、対戦相手を物理的に破壊して倒すということだった・・・将棋バトル漫画。

主人公の力道歩の将棋の腕(棋力)自体は素人レベルのようだ。

究極奥義の「二歩」による「将棋盤投げ」で名人の顔面を破壊・・・名人も撃破した・・・

力道歩「俺の二歩は威力二倍だ!!」 将棋盤をぶん投げて名人の顔面を破壊した・・・カオス過ぎるトンデモない展開だ。

将棋棋士を何人も内蔵破壊、最強の名人を顔面破壊しているので、傷害罪で逮捕されるのは当然です・・・という現実的なオチ。

突っ込みどころ満載な将棋バトルのカオスな世界観から途端に現実に回帰するシュールなオチでした。

主人公が傷害罪で逮捕されて終わり・・・という現実的・シュールなオチ。読みきりらしい出オチ・一発芸ネタでした。

眉月はるな「侵略ガニ」 最も怖くないホラー漫画として有名。沢ガニが環境汚染で変異し羽根で飛行し襲撃してくるパニックホラー漫画。

公害がもたらした現代ならではのパニックホラー。沢ガニが環境汚染で変異し羽根で飛行し襲撃してくる。

眉月はるな「侵略ガニ」(1975年)

「なっなんだ~!! カニだー!!」 パニックになった市民は、カニ、カニ絶叫します。

「わああああああ~っ!!」

「カニだー! カニだー! カニに消されたー」 恐ろしいことにカニ達は人間を溶かす能力を持っている。

「カニ、カニよ~」

「女房や子供がカニに襲われている・・・早く助けに来てくれ」

最後に、カニは水に弱いことが判明する。綺麗な水をカニにかけると死んでしまいます。

「カニだ!! 空飛ぶカニだ!!」

『御用牙』(ごようきば) 「板見 半蔵」は風呂場でイチモツを叩き、米俵に挿入して鍛えるのが毎朝の日課となっている。

『御用牙』(ごようきば)は、原作:小池一夫、作画:神田たけ志による日本の時代劇漫画作品。

「板見 半蔵」(かみそり半蔵)は風呂場でイチモツを叩き、米俵に挿入して鍛えるのが毎朝の日課となっている。

かみそり半蔵はこれと見込んだ女を取り調べと称して、自慢のイチモツで快楽の虜とし、これを間者として各所に勢力を拡大していく。

風呂場には多くの武器が隠されており、槍が降るなどの罠も仕組まれている。ここでイチモツを打擲し、米俵に挿入して鍛えるのが毎朝の日課。

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