「ルパン三世 カリオストロの城」のMX4D版が明日公開!!
1979年にアニメ『ルパン三世』の劇場用長編第2弾として公開された『ルパン三世 カリオストロの城』のMX4D(R)版が、明日より期間限定で全国のTOHOシネマズほかMX4D(R)スクリーンにて特別上映を開始する。

『ルパン三世 カリオストロの城』のMX4D(R)版公開!!
宮崎駿の映画初監督の作品として知られ、世界中に熱狂的なファンを持つ本作。今回の特別上映は、トムス・エンタテインメントによる、原作誕生50周年を記念した企画となっている。
1971年より一貫してアニメ「ルパン三世」を制作してきたトムスは、徹底した考証による拳銃などリアルな設定を取り入れ、日本初と言われるテレビアニメのステレオ音声化に取り組むなど、「ルパン三世」を通じて先進的な試みに常に挑戦し続けている。
MX4D(R)版では、最新の体感システムを使って、シートの動き、振動、風、ストロボなどによって臨場感を演出。序盤のカーチェイスをはじめ、アクションシーンの数々に特殊効果が加わる。また、手作業でフィルムの汚れなどを除去したほか、音声もノイズを取り除いて5.1チャンネル化している。

不朽の名作を体感することができる!!
入場料金は、特製ポストカードが付いて2200円。従来のMX4D版(一般3000円)よりも安めで、「カリオストロの城」をよりリアルに体験することができる。

特製ポストカード。
ダイジェスト版を体験した島本須美さんと友永和秀さんのコメント
今回、ダイジェスト版を体験したクラリス役の島本須美さんは「特にカーチェイスのシーンは臨場感があって、印象に残りました。口を開けて観ていたら、水しぶきが口の中に入ってしまいましたので、口を閉じてご覧下さい(笑)。私は特にルパンが屋根をビュンビュンと高跳びするシーンが好きなのですが、とても動きが合っていた気がしました。初公開から38年経って改めて自分の演技を聞くと反省モードに入ってしまいますね。男性の中で理想の女性がクラリスというのはわかるような気がします」と当時を振り返りながら感想を述べている。
島本さんと一緒に鑑賞をしたアニメーター・友永和秀さん(カーチェイスシーンなどを担当)は「最初は半信半疑で観始めたのですが、特に時計塔のシーンは臨場感があって良かったです。大画面で観ればさらに臨場感が出るのでしょうね。動きにメリハリをつけているのはいいと思います。今後は演出の人もMX4D(R)の動きも計算に入れて考えないといけなくなるかもしれないですね。『カリオストロの城』はカメラが固定ですが、最近のアニメのように手ぶれのシーンがあると動きが付けられて面白いかも」とMX4D(R)版に関心を寄せた。

ダイジェスト版を体験した島本須美さんと友永和秀さん島本須美さんと友永和秀さん。
ルパン三世 カリオストロの城

ルパン三世 カリオストロの城
【ストーリー】
ある国営カジノから五十億の札束をまんまと盗み出したルパンと次元だが、実はそれはゴート札と呼ばれる偽札だったのだ。そこでルパンは、ゴート札が発行されたカリオストロ公国を次のターゲットに決める。ルパン達が公国の自然を楽しんでいると、二台の車が猛スピードで過ぎ去っていった。なぜかウエディング姿の少女が武装した男達に追われていたのだ。当然ながらルパンは少女の側につき、少女を救うのに成功した。しかし、わずかの隙に少女を奪われてしまう。その少女が忘れていった指輪を見て、ルパンは次元にこの公国で盗みを失敗したことがあるといった。そしてルパン達は、その少女・クラリスがカリオストロ伯爵との婚礼が近いことを知る。
不朽の名作「ルパン三世 カリオストロの城」が最新技術を使って蘇る!2017年1月に公開!! - Middle Edge(ミドルエッジ)