90年代に”渋谷系”ミュージックを牽引した永遠のポップ王子『カジヒデキ』

90年代に”渋谷系”ミュージックを牽引した永遠のポップ王子『カジヒデキ』

1996年にソロデビューしてからコンスタントに作品をリリースし続けるシンガーソングライターのカジヒデキさん。爽やかでポップなメロディは当時も今も変わりません。


1990年代後半の”渋谷系”音楽を牽引した

本名:加地 秀基
生年月日:1967年5月8日
出身地:千葉県富津市

カジヒデキ

1967年5月8日生まれ、千葉県富津市出身のシンガーソングライター『カジヒデキ』さん。1989年に結成した男女混成バンド『bridge』にてベースを担当。1993年にアルバム「Spring Hill Fair」をリリースしました。1995年に同バンドは解散し、その後、1996年8月に「マスカットe.p.」でソロデビューを果たします。1997年にはオリジナルアルバム「MINI・SKIRT」をリリース。「ラ・ブーム ~だって MY BOOM IS ME~」など数々の ヒット曲を放ち、90年代後半の”渋谷系”と呼ばれたミュージックシーンの牽引役の一人となりました。

カジヒデキさんは、そのポップでキャッチーな音楽性とキャラクターが幅広い音楽ファンの支持を受け、一躍人気ミュージシャンに。また、他アーティストの楽曲提供やプロデュースなども多数手がけながら、コンスタントにアルバムなど音楽ソースのリリースを重ね、2012年3月には自身のレーベル「BLUE BOYS CLUB」を立ち上げるなど活躍。

ミュージシャン活動の枠を超え、DJイベント「BLUE BOYS CLUB」を主宰。TBSラジオ「オーディナリーミュー ジック」、bayfm「SPACE SHOWER MUSIC RADIO」渋谷のラジオ「渋谷のラジオ の渋谷系」などのパーソナリティを務めたり、音楽フェス「PEANUT CAMP」のキュレーションなど、 音楽の紹介者としても幅広く業界に貢献しています。

”渋谷系”と呼ばれるアーティストのひとりに

渋谷系とは?…主なアーティスト

カジヒデキ

ピチカート・ファイヴ(小西康陽・野宮真貴)

ORIGINAL LOVE(田島貴男)

フリッパーズ・ギター(小山田圭吾・小沢健二)

2008年には映画『デトロイト・メタル・シティ』 へ楽曲提供も

2008年8月23日より、実写映画が全国東宝系にて公開

キャッチコピーは、「僕がしたかったのは…こんなバンドじゃない!!」

映画『デトロイト・メタル・シティ』

2008年に公開された映画『デトロイト・メタル・シティ』に出演。『SATSUGAI/甘い恋人 〜for the movie〜』などの楽曲を提供。オリコン最高7位を記録しスマッシュヒットに。また、カジヒデキさんをモチーフとしたキャラクターが登場し、当時話題になりました。

そんな彼のアルバムディスコグラフィ コンスタントに作品を発表

”渋谷系”と呼ばれた彼のCDのジャケットデザインの中には、1960・70年代のデザインを引用し解釈しなおした斬新なものも。年月を経てもなおオシャレな作品ばかりです。

1.ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~
2.マスカット
3.ベイビー・ベイビー、ミー・ミー・ミー
4.ポニーテールの頃
5.トウキョウ・トゥ・ロンドン
6.ボブの匂い
7.ウィークエンダーズ
8.ハートじかけのオンガク
9.ポップ・ソングをつくろう
10.ブルー
11.たまごの中の欲望 *イライザ・アンド・ザ・マスカット・スマイル~リプライズ~
12.君のハートのナチュラル
13.ランブラーでランデブー
14.夏物語
15.@曲名クレジットなし@

『MINI・SKIRT』

1.シヴィラはある日突然に
2.新しいサボ
3.ピーナッツ
4.グリーン・ロード
5.ティー
6.アフター・ザ・ツイン・ピークス
7.ラムロッサ
8.何もかもが彼にくっついていた
9.メイド・イン・スウェーデン
10.ライク・ア・ホワイト
11.あんなに愛しあったのに
12.レイン
13.HOYER FREZNY(気ちがいブルー)
14.カローラIIに恋をした

『TEA / ティー』

01.15 angry men	
02.This my girl blues	
03.Mr.Sweden	
04.Lucky loves you	
05.Georgie boy	
06.Kanojyo ga yoko wo muku riyuu	
07.Hey you!!	
08.I like a cloudy day in Stockholm	
09.Hello!!	
10.Queen sound babbles again	
11.Falling and loving	
12.You are a big girl now	
13.Good bye Y・E・S・T・E・R・D・A・Y	
14.Antoine Doinel sings “mid summer circle song”	
15.England’s dreaming	
16.Life in the northern city	
17.Avant la bagarre

『15 ANGRY MEN』

01.すてきなサンデー	
02.フォーリング&ラヴィング	
03.スター・ショッパー	
04.自然な風に身をまかせて	
05.ウォールペーパー・アンド・アップダイク	
06.ティアーズ・フォー・フィアーズ	
07.プリーズ,プリーズ,プリーズ,プリーズ	
08.ツナフィッシュ・サンドウィッチ	
09.フォーリング&ラヴィング(X’mas lounge)	
10.ボーリー・ウィークエンダー	
11.いつも二人で

『the fireworks candy&puppydog store』

01.ディス・イズ・スティル・OK	
02.マイ・ブルー・ヘブン	
03.アイビー・アイボリー・アイビー	
04.エボニー	
05.4月のある夜出会った100%の女の子について	
06.水色テンポ	
07.パセリと港	
08.パズル・トゥディ	
09.ひまわりゆれた	
10.ハロー□ハートリー	
11.フォトジェニック・オーディナリー・デイ	
12.春を待つ

『You will Love me』

01.Young Guns & Young Girls	
02.The Last Week-end	
03.Footballing Weekenders	
04.Strawberry/Rainy Season	
05.Separate Ways (acoustic version)	
06.Lentils Salad & Cream	
07.Summer On The China Dress	
08.Merci,We Heard The Marine Girls Songs	
09.Running My Hands Through Her Hair	
10.Gentle Waves	
11.Everything In My Life,Joanna	
12.Centre Of The World	
13.My Love,My Milk (Week-end album new-mix)

『A LONG WEEK-END』

01.Holiday In Milan	
02.Protest Song	
03.Good Morning Call Song	
04.Missing Summer -lov song-	
05.Shops -Hotdog song-	
06.Polite Song	
07.Illuminum Song	
08.Lillian Gish Love (very short version)	
09.Gary Hume’s Peppermint Stripe	
10.Old Street ~ a vibrato song	
11.Beautiful Song	
12.Ljus Song (youth song)	試聴する
13.3:00pm Curve Song

『lov song』

01	WELCOME BACK THE HAPPY NIGHT おかえりなさい、ハッピー・ナイト!			
02	LOVESICK ミッド・サマーまでのラブシック			
03	CATERPILLAR GIRL 泣かないでキャタピラー・ガール			
04	TYPICAL ME, TYPICAL YOU ティピカル・ミー、ティピカル・ユー			
05	LOOKING GOOD! ルッキン・グッド!			
06	FORTHCOMING LOVE フォースカミング・ラブ			
07	TWO ISLANDS 二つのアイランド			
08	SUGAR SHACK 噂好きのシュガー・シャック			
09	POSTCARD PINUP GIRL ポストカード・ピンナップ・ガール			
10	SIOUXIE AND THE CHERRY COKES スージーとチェリー・コーク			
11	24 FACTORIES 24 ファクトリーズ			
12	JOY OF FRESHNESS もぎたてのジョイ			
13	NEW MONDAYS ニュー・マンデーズ			
14	SEE YOU LATER, FAIRY ROSY シー・ユー・レイター、薔薇色のフェアリー

『NEW PRETTY』

01.ユー・アー・ジ・オンリー・ワン	
02.雨上がりの City Girl with ペティコート	
03.はじけろキラキラ☆ピーチガール	
04.ジェイミー、なんて素晴らしい青空	
05.いつだってシャウト・トゥ・ダ・トップ	
06.ホロウェイ・ロードはカラフルなパニック	
07.暑い夏午後3時、庭で君を待ってた	
08.半径20km以内のギャラクシー	
09.ピーチ・シロップの季節	
10.天使のハープをかき鳴らせ	
11.クリスマスのプラットフォーム

『Towns and Streets』

01	甘い恋人 (Albun New Mix)			
02	いとしのファニー・ガール			
03	キス・キス・キッス			
04	ロリポップ・キャンディー			
05	エンジェリック・シンフォニー			
06	Half time			
07	ラズベリー・キッス			
08	ハートは1つだけ			
09	Too Much Too Young			
10	ホーリー・ナイト			
11	ありがとうはママンのぬくもり

『LOLLIPOP』

1.ミニスカート
2.パッション・フルーツ
3.秘密のウィキッド
4.泡いっぱいの恋の中
5.明日は明日の風が吹け
6.ハヴァ・ラブリー・デイ!
7.雨のちブルー・ブルー・ボーイ
8.恋は Check This Out
9.スウィーテスト・ラブ -New Version
10.スカ・ヴィ・フィーカ?
11.もう大丈夫
12.苺とクリーム
13.ラブ・イズ・オール
14.波打ち際ダッフル・コート

『STRAWBERRIES AND CREAM』

1.トリコロール・フィーバー
2.ビーチボーイのジャームッシュ
3.君とサマーと太陽がいっぱい
4.ヒツジ君とミツバチ君
5.春風がフュー
6.君は君を見てるだけ
7.ブルージーンズ
8.ホワイトシューズ
9.小さな光、新しい光
10.フットボールの無い土曜日
11.クローバーに囲まれた日

『BLUE HEART / ブルーハート』

1.スウィート スウェディッシュ ウィンター
2.ミルク ウォーク
3.気高きウィンターズ スカイ
4.セムラ ソング
5.真夜中のハッピーサウナ
6.黄色い帽子を買いにいこう
7.イルミナム ソング
8.コンコスによるセムラ ソング
9.ハローとスマイル
10.99%のクリスマス

『SWEET SWEDISH WINTER』

01. 灼熱少女 / TROPICAL GIRL
02. 続・新しい歌 / JAM & BUTTER SONG 
03. アイスクリーム・マン / ICE CREAM MAN 
04. そしてライフはつづく / LIFE GOES ON
05. スマイル&ティー / SMILE & TEA 
06. 雨降り都市 / RAINY CITY
07. HEY HEY GIRL! HEY DJ! / HEY HEY GIRL! HEY DJ! 
08. ハッピー・マンチェスター / HAPPY MANCHESTER
09. サマーキャンプ / SUMMER CAMP 
10. プールサイド・コーリング / POOL SIDE CALLING
11. ブランニュー・ブーツ / BRAND NEW BOOTS AND PANTIES
12. 僕らのスタンドバイミー / LONG LONG HOT SUMMER

『ICE CREAM MAN』

2016年には、ソロ20周年を飾る新作もリリース

01. メロディ / Melody
02. ヒーローは君と僕 / Heroes
03. 東京 CITY セレナーデ / Tokyo City Serenade
04. なつやすみを待っている / Perfect Pastel Sunset
05. キケンなサマーブリーズ / Summer Breeze
06. サマー・ディサイプルズ / Summer Disciples
07. 5時の渋谷で! / Goji No Shibuya De!
08. はじめての初夏の恋 / Summer Shower and Cream Soda
09. ブルーボーイの場合 パート3 / About a Blue Boy, Part 3
10. 恋はLOVE ME DO ~ すべてのことが起こることを信じる君に / Love Me Do
11. 真夜中のカフェ・ブリュ / Midnight Cafe Bleu

『THE BLUE BOY』

まとめ

いかがでしたでしょうか。ソロデビューから20周年を迎えた今でも変わらぬ極上ポップを披露してくれるアーティスト、カジヒデキさん。ご本人の日記にも25周年、30周年に向けて突っ走っていきますとのコメントもあり、まだまだ音楽ファンを楽しませてくれる作品をリリースしてくれるのではないでしょうか。

Kaji Hideki — Kaji Hideki Official Website

関連する投稿


いまみちともたか(BARBEE BOYS)&小田原豊(REBECCA)による特別番組がOBSラジオで放送決定!!

いまみちともたか(BARBEE BOYS)&小田原豊(REBECCA)による特別番組がOBSラジオで放送決定!!

OBSラジオにて、BARBEE BOYSのギタリスト・いまみちともたかとREBECCAのドラマー・小田原豊を迎えた特別番組「80/90 Eighties,Nineties」の放送が決定しました。


古内東子が金熊香水とコラボ!最新アルバムをイメージしたオリジナル香水『L​ong Story Short』が発売決定!!

古内東子が金熊香水とコラボ!最新アルバムをイメージしたオリジナル香水『L​ong Story Short』が発売決定!!

金熊香水が、歌手・古内東子とコラボしたオリジナル香水『L​ong Story Short』を発売することが明らかとなりました。


伝説のライブを劇場で!『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』の日本初上映が決定!!

伝説のライブを劇場で!『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』の日本初上映が決定!!

WOWOWの配給で、映画『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』が10月17日(金)より日本初上映されることが決定しました。


【訃報】英ロック歌手、オジー・オズボーンさん死去。ロックバンド「ブラック・サバス」など

【訃報】英ロック歌手、オジー・オズボーンさん死去。ロックバンド「ブラック・サバス」など

イギリスのヘヴィメタル・ミュージシャンとして知られるオジー・オズボーンさんが22日、亡くなっていたことが家族によって明らかとなりました。76歳でした。


杉山清貴&オメガトライブがドラマー・廣石恵一さんの追悼ライブを日比谷野音で開催!追悼全国ツアーの開催も決定!!

杉山清貴&オメガトライブがドラマー・廣石恵一さんの追悼ライブを日比谷野音で開催!追悼全国ツアーの開催も決定!!

7月19日、杉山清貴&オメガトライブが東京・日比谷野外大音楽堂で、2025年3月に死去したドラマー・廣石恵一さんの追悼ライブ「お〜い、ヒロイシ!」を開催しました。


最新の投稿


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。


吉田沙保里  強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

吉田沙保里 強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

公式戦333勝15敗。その中には206連勝を含み、勝率95%。 世界選手権13回優勝、オリンピック金メダル3コ(3連覇)+銀メダル1コ、ギネス世界記録認定、国民栄誉賞、強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子。


消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

昭和から平成にかけて、全国各地で親しまれていた回転寿司チェーンの数々。家族の外食、旅先の楽しみ、地元の定番──いつしか姿を消したあの寿司屋は、なぜ消え、どこへ行ったのか。本記事では、現在は閉店・消滅した地域密着型の回転寿司チェーンを、当時の特徴やSNSの証言とともに記録として振り返る。


【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。